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リーダー
定刻となりましたので, 第5回狛江市教育振興基本計画改定検討委員会学校教育ワーキングを開会します。
まず,議題1「関係部局からの意見について」のうち「1.教育と福祉の連携に関すること」について,事務局から説明をお願いします。
事務局 (資料説明)
リーダー
市内の療育機関にはどのような機関があって,就学支援シートはどのように各学校に引き継がれているのか,という点について説明をお願いします。
事務局
市内の療育機関としては,あいとぴあセンター内に「ぱる」という療育機関があります。就学支援シートは,翌年4月に小学校新1年生になる子どもを対象に行っている事業で,療育機関に通っている・いないに関わらず,子どもの何らかの課題や心配事などを学校に伝えるためのシートです。保護者が自分の子どもの気に掛かる部分をシートに記入し,保育園・幼稚園に通っていれば,その記入欄がありますのでそこに保育園・幼稚園からコメントを書いてもらいます。また,療育機関の記入欄もあります。これを一通り記入していただき,教育委員会に提出いただくと,原本を学校に,写しを保育園・幼稚園,療育機関に渡します。その後,小学校では提出された就学支援シートに基づき,関係者と合同で支援会議を行います。ただ,支援会議が行われるのが1年生の時だけで,その後は行われていませんので,「ぱる」からはこれをずっと継続して行って欲しいという要望が出されています。
リーダー
新1年生の入学時に当たってはそのような形で情報交換や支援会議が開かれているのですが,それが継続しないということで,それを継続する必要があるのではないか,という福祉保健部からの提案ということですね。それから,発達支援センターですが,近隣市では,このようなセンターを設置している自治体はありますか。
事務局
近隣では稲城市にはあるようですが,その他の情報については現在持ち合わせていません。
リーダー
それから狛江市の不登校・引きこもりの状況は,どのようになっていますか。
説明員
25年度では,小学校が児童3,157名に対して不登校14名で,出現率は0.44%です。中学校が生徒1,296名に対して不登校40名で,出現率3.09%です。
リーダー
この不登校は年間50日の欠席でしょうか。
説明員
年間で延べ30日以上です。
氏家委員
就学支援シートは,保護者が教育委員会まで取りに来るのでしょうか。
事務局
基本的には学校教育課に取りに来てもらっていますが,市内では「ぱる」,教育研究所,認可保育園には置いてもらっています。
氏家委員
このシートの存在自体を知らない方もいるのかなと思います。
事務局
市内の幼稚園・保育園には,例年,配布する前に園長の会議に出て,説明して協力をお願いするとともに,PR用のポスターを配布しています。
氏家委員
フリースクールに関して,市内のNPO法人とありますが,市内にはどのくらいあるのでしょうか。
事務局
市で把握しているのは1件です。
氏家委員
不登校の子どもがフリースクールに行くとすると,教育研究所とフリースクールで足りているのでしょうか。
事務局
家庭の考え方によってどこに通わせるか変わってきますが,必ずしも市内の施設に通っている方だけではないようです。これまでに足りていないという意見を伺ったこともありません。
永田委員
不登校・引きこもりとも関連するのですが,学校に行かせてもらえない子どもについては,どの程度チェックされているのでしょうか。就学する子どもがどのくらいいて,実際に学校に通っている子どもがどのくらいいる,というのは早い段階で押さえないとならないと思いますが,その辺りはどのようになっているのでしょうか。
事務局
狛江市では,新入学児童・生徒に対し,例年1月に就学通知を送付し,私立に通学する場合も含め,その返信をもらっています。その返信をもらえない場合,家庭訪問を行っていますが,これまで幸いにして狛江ではそれでも所在が掴めなかった案件はありませんでした。もし,そのようなことがあれば,児童青少年部や児童相談所,警察に相談するようなことになろうかと思います。
永田委員
就学支援シートはとても大事な取組みであると思いますが,1年生の時にシートを提出していた子どもへの対応や2年生以降の対応について,詳しく教えてください。
事務局
就学支援シートを提出いただいた後は,学校が個々の子どもに対し,支援会議を設けます。その際,保護者と保育園・幼稚園,養育機関で子どもの課題と必要な対応を話し合いますが,頻度としてはおそらく,学期に1回ぐらいであると思います。ただ,子どもの状況によって対応は違っていて,就学支援シートは提出したものの支援会議を希望しない家庭があったり,途中で課題が解消されるような場合もありますので,それぞれの状況に応じた対応をしています。ただし,それが2年生,3年生になっても続いていないことが,現在指摘されている課題です。
リーダー
学校によっては個々のケース会議のようなことを行っている学校もあります。そのケース会議とは別に,総合的な話し合いをする場という意味で,この支援会議を考えて良いでしょうか。
事務局
結構です。
リーダー
支援会議と発達支援センターは,何か関連してくるものでしょうか。
事務局
発達支援センターは,学齢の子どもだけでなく,もっと幅広い年齢層に対応するようになっていくと思いますので,学校で課題のある子どもが全員この発達支援センターに関わっているわけではないと思います。
リーダー
そうすると,この支援会議を総合的に把握し,推進していくのが発達支援センターとなるのでしょうか。
説明員
発達支援センターの方が長期にわたって見ていくことになります。義務教育が終わり,また発達支援センターに引き継がれるような形になりますので,義務教育期の前後を主に担うのが発達支援センターで,義務教育の間も全く関わらないわけではありませんので,その関わりのなかでは,当然このような支援会議のような形で関わっていくというような形になるのだろうと思います。
リーダー
中学校では不登校に関わる課題はいかがでしょうか。
サブリーダー
ゆうゆう教室に通っている子どももいますし,フリースクールに通っている子どももいるわけですが,ゆうゆう教室が定員一杯になって対応しきれないこともあると思いますので,フリースクールも選択肢となっていけば良いと思います。また,出席扱いとすることを認められているのが市内のフリースクールのみということですが,ここに記載されている「更なる支援」が指しているのは,これを他の地区にも拡大していくということなのか,現在のフリースクールや適応指導教室への支援ということなのか伺いたいと思います。
事務局
福祉部局としては,近隣市も含めやはり一定のところでまでは広げていくことを望んでいますが,あまり情報がないところになると実態が掴めなくなるおそれがありますので,ある程度の線引きは必要という考えは持っているようです。
リーダー
新宿の東京シューレや,川崎市にも色々なフリースクールがありますが,そのようなところも視野に入れていくことがここの課題になってくるのかなと思います。
次に,児童青少年部の意見について,事務局から説明をお願いします。
事務局 (資料説明)
リーダー
まず,小学校長・公私立保育園長連絡会には,小学校6校の校長全員が出ているのか,ということについて。次に,狛江市における小1プロブレムは,どのようになっているのか,ということについて,説明をお願いします。
事務局
小学校長・公私立保育園長連絡会には,小学校6校の校長全員が出ています。
説明員
どのような状況を小1プロブレムと捉えるかということがありますが,例えば学級崩壊というレベルでの小1プロブレムということであれば,本年度の1学期にそのような報告は受けていませんので,重大な小1プロブレムは狛江市においてはないと申し上げられると思います。
リーダー
この連絡会はとても大事な会議ですから,会議自体の必要性は分かりますが,それをどこが所管するのかという点について,ここで論議をするのは難しいです。ちなみに,これはどの項目で触れられるのでしょうか。
事務局
委員会で取り扱う教育行政の項目です。
佐藤委員
「幼稚園との連携も検討課題である。」とありますが,幼稚園はまだ対象ではないということですか。
事務局
そうです。
佐藤委員
どの程度の課題として認識されているのでしょうか。市内在住でありながら調布市や世田谷区の幼稚園に通っている子どもたちも多いと思いますので,難しいと思いますが,先まで見込んで調整していった方が良いと思います。数としては,保育園より幼稚園に通う子どもの方が多いのではないでしょうか。
事務局
保育ニーズとして,その年齢の子どものおよそ4割を保育施設で見るという考え方ですから,必然的に残りは幼稚園か自宅ということになります。
佐藤委員
難しいところはたくさんあると思いますが,幼稚園の方が多いのであれば,なおさら幼稚園も視野に入れて考えていく必要があると思います。
事務局
この会議が設置される発端が保育要録を作成することであったということです。
リーダー
市内に私立保育園はたくさんあるのですか。
事務局
認可保育園が5園あります。
リーダー
ますます充実していくことが必要であろうということは,今の佐藤委員の発言からも分かりますが,それでは具体的にどこまでというところに落とし込もうとすると,少し難しくなってきます。
永田委員
連絡会に幼稚園が入っていないということでしたが,先ほどの就学支援シートが幼稚園でも作成する流れになっているとすれば,こちらも幼稚園との連絡会を立ち上げることに何の問題もないと思います。これは,立ち上がりの経緯のほかに,何か問題があるのでしょうか。
事務局
これまで説明してきたとおりですが,やはり当初の目的を踏まえて設計した制度を引きずっていることと幼稚園のスタンスであると思います。
リーダー
幼保一元化という方向で進もうとしていますから,保育園だ幼稚園だということを言っていられない状況になりつつあります。そこも視野に入れて,幼稚園・保育園も含めて小学校との接続に関する連絡会等の充実も図っていくというようなことでまとめさせていただきます。
それでは,次に児童虐待に関する対応について,事務局から説明をお願いします。
事務局 (資料説明)
リーダー
この趣旨は,もっと早く情報が伝わってくるようなシステムが欲しいということでしょうか。
事務局
このことは,法律で「すぐ」と義務付けられていますので,それを徹底してほしいということです。
リーダー
学校の教員に対する児童虐待に関する研修や啓発のようなことは行われていますか。
説明員
教員への研修は,東京都教育委員会が作成した児童虐待防止キットを活用しています。また,人権教育プログラムというものがありますが,この中でも児童虐待は大きな課題として出ていますので,このプログラムに基づいて研修を行うように伝えているところです。また,この夏休み中に西東京市で中学生が自殺した事件がありましたが,この事件を受け,狛江市でも8月8日付けで通知を出しています。
リーダー
「狛江市家庭支援ネットワーク会議」は,どのようなものなのでしょうか。
事務局
こちらは,子どもを取り巻く関係機関や関係部局が集まった会議です。
リーダー
これには学校は入っていないのですか。
事務局
入っています。
永田委員
虐待の問題は,家庭ではあまり表に出したがらないという傾向があると思います。そこをどのような形で情報を掴んでいくか,掴んだ情報をどのように活用していくか,ということについて,何か取り組んでいることはあるのでしょうか。
リーダー
そのような情報をキャッチしやすいのは学校であると思いますが。いかがでしょうか。
サブリーダー
欠席が続く生徒や無断で連絡なしで欠席する生徒がいる場合は,無断の場合は必ずその日のうちに連絡を取るようにという指示はしています。連絡が取れない場合は,特に怪しいと考えています。以前勤務していた学校で,母親が生徒の欠席を連絡してくるのですが,実際にその家庭には生徒がいなかったことがありました。保護者は,子どもがどこかに行ってしまっていることを把握していながら,学校には具合が悪いから欠席すると説明していました。また,育児放棄の場合は,保護者が虐待と認識していない状況がありますので,ずっとお風呂に入っていない,ワイシャツが全然変わっていないなどの生徒の状況を掴むしかありません。
説明員
児童・生徒への直接の暴言や暴力が虐待と思われがちですが,法律でいうともう少し広く解釈されていて,例えば,学校に行かせないのも虐待に当たります。教員は,そのような情報が比較的入りやすい立場にありますので,アンテナを高くして虐待を疑い,そのうえで通告すべきかどうか,というのが大事なところであると考えています。教育委員会としても,学校にもっとその辺りの感覚を磨くような研修を実施してもらいたいということで指導しています。
氏家委員
通告の義務があるとかいうのは良く言われますが,実際に通告があった後,どのように対応されるのでしょうか。
説明員
私の体験・経験という範囲にはなりますが,子ども家庭支援センターや児童相談所が家庭訪問したり,状況によっては子どもと保護者を引き離すような形もあります。
リーダー
児童青少年部の提案の趣旨としては,児童虐待の防止に向けてもっと連携を強めていきましょうということでしょうか。
事務局
ヒアリングの際に言っていたのは,とにかく情報を早く欲しいということでした。通告があろうとなかろうと,児童に関する情報はすべて子育て支援課や子ども家庭支援センターに集約されるしくみになっています。後に適切な対応をとっていくうえでも,学校の情報は必要な情報であるということです。
リーダー
この内容は,どの項目に分類されますか。
事務局
「5.子どもの安全確保」にあります。これは児童虐待に限ったことではありませんが,子どもの安全確保には教育委員会だけでは限界がありますので,警察や児童相談所まで含めた関係部局や関係機関と連携することで,児童・生徒の安全を多角的に確保していくということで記載しています。
リーダー
これまでの議論でとても大事な提案をいただいたように思います。今,色々とご意見をいただきましたが,これらの福祉保健部や児童青少年部の考え方を今回の計画に反映させていくという基本的なところは,了承をお願いします。
次に,議題2「ワーキング素案について」事務局から説明をお願いします。
事務局 (資料説明)
リーダー
全体を通して何か意見等はありますか。
サブリーダー
「3.教育活動の展開『体』」の重点項目に「オリンピック教育推進校を中心とした」という記載がありますが,オリンピック推進校は単年度指定ですので,この表現が気になります。
リーダー
オリンピック教育推進校に限らずオリンピック教育を推進していくということですので,「オリンピック教育の推進」ということで文言を整理してください。また,「1.教育活動の展開『知』」の連携・役割分担先に「家庭」が挙げられていますが,家庭に関わるものというのはどこにあるのでしょうか。
事務局
ここでは,図書や読書活動で学校図書館,市立図書館とあるなかで,家庭への働きかけも1つ大きな要素となるということで入れた経緯があります。
永田委員
学校図書館は,学校の児童・生徒が利用すると思いますが,市立図書館は色々な人が利用します。ここで家庭と関連付けるのであれば,地域として関連付けた方が良いと思います。
リーダー
市立図書館は主に社会教育の分野で扱っています。この項目の市立図書館の活用とは,市立図書館の資料を学校教育に活用するということでしょうか。
事務局
現在行っている資料の配送に加え,教育活動に市立図書館のデータが活用できないか考えています。現在,市立図書館も学校図書館もシステム化していますので,市立図書館で持っている情報と学校図書館で持っている情報をリンクさせて,新しい展開が何かできないか研究していきたいと思っています。
リーダー
そういう意味も含んだ連携強化ということですね。また,ここでは家庭での学習習慣が大きく影響してくるように思いますが,取組方針で触れることはできますか。
説明員
事務局と調整して入れ込んでいきたいと思います。
リーダー
次に「2.教育活動の展開『徳』」ですが,ここが学校教育で狛江らしさが最も出ている項目ではないかと思います。
永田委員
取組方針に「小学校低学年を中心とした専門性の高い指導を展開していく。」とありますが,これは低学年のみを中心とすることにどのような意味を持たせているのでしょうか。単に財源や人員の問題で低学年しかできないという消極的な理由なのでしょうか。
事務局
これは,音楽に関しては低学年に専任の講師を配置しているということです。
リーダー
そうすると,「低学年を中心とした…」ではなく「低学年から…」という意味になります。「低学年から専門性の高い指導をしている。」という表現にしていただきたいと思います。
次に「2.教育活動の展開『体』」です。重点項目に「学校給食の実施,改善」とありますが,これはどのような意味でしょうか。
事務局
ここは,中学校給食センターの整備について記載していましたが,計画期間から考えても整備後が大事であるという議論を踏まえてこの言葉に整理しています。現在,学校給食に関しては,中学校の給食センターと小学校の民間委託という大きな転換期を迎えていて,その転換後も給食事業を推進していくなかで,評価と評価に基づく改善は重点化するということを表現していますが,文言は改めて整理します。
氏家委員
私の子どもは狛江第五小学校でしたが,これまでの給食がとても美味しくて,保護者の評判も良かったので,これから変わってどうなるのかなということは,保護者の間でも話題になっています。
リーダー
次に,「4.個々の児童・生徒への支援」の重点項目で「各学校の教育相談室」という表現をしていますが,これは当然部屋を指すわけではなく,組織としての教育相談室という考え方でよろしいですね。
事務局
再度確認します。
リーダー
次に,「5.子どもの安全確保」ですが,ここはとても幅広い内容ですので,文章量も多くなっています。様々な視点での安全確保ということで自然災害,人為的災害からいじめまで入っております。この項目に関しては,安心安全課など関係部局や関係機関との関連が出てくると思いますが,この表現はそれも踏まえていると考えてよろしいですか。
事務局
結構です。
リーダー
次に「6.学校運営・教員への支援」です。ここは,教員研修から第三者評価までの取組方針と,重点項目として「個々の児童・生徒の現状把握・分析を活用した学級経営」「体罰の根絶に向けた取組みの推進」が挙げられています。取組方針に「教員による教育課題研究を支援する…」という文章が入っていますが,これは個々の教員を指しているのでしょうか。
事務局
あくまでも学校であり,個々の教員を対象とするものではありません。
リーダー
この表現では,個々の教員と読み取れてしまいますので,文言を整理しておいてください。
それでは,これまでの意見は事務局で整理しておいてください。最後に今後の日程について事務局で確認をお願いします。
事務局 (日程確認)
リーダー
これで第5回狛江市教育振興基本計画改定検討委員会学校教育ワーキンググループを終了します。
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