平成22年度第6回狛江市立図書館協議会(会議録)

1 日時 平成23年2月25日(金) 午後6時~7時30分
2 場所 市民センター 第2会議室
3 出席者

委員長 長田輝男

副委員長 丸山英子

委員 豊崎克彦、田淵晶子、山本和喜子

事務局 森田修次、小川守清(図書館)

4 欠席者 委員 杉本圭治、小川美篤、山田裕
5 議題

(1)「図書館サービス向上に向けた狛江市立図書館の開館日・開館時間のあり方について」答申

(2)その他

 ・狛江の学校図書館について~狛江第3小学校を例に

 ・図書館・図書室利用状況

 ・「家庭における乳幼児期の読書に関するアンケート」経過報告について

 ・その他

6 提出資料

(1)平成23年1月図書館・図書室利用状況

(2)「家庭における乳幼児期の読書に関するアンケート」経過報告について

(3)狛江の学校図書館について~狛江第3小学校を例に

(4)三小としょかんだより

(5)平成22年度学校図書館活用計画

7 会議の結果

(事務局)

 本日の議題は、「「図書館サービス向上に向けた狛江市図書館の開館日・開館時間のあり方について」答申について」と「その他」で副委員長の丸山さんからの報告「狛江の学校図書館について~狛江第3小学校を例に」と事務局からの報告「図書館・図書室の利用状況」及び「「家庭における乳幼児期の読書に関するアンケート」経過報告について」となっています。資料については、「狛江の学校図書館について~狛江第3小学校を例に」、「三小としょかんだより」、「平成22年度学校図書館活用計画」と「平成23年1月図書館・図書室利用状況」、「「家庭における乳幼児期の読書に関するアンケート」の経過報告」となっています。

 それでは、長田委員長よろしくお願いいたします。

 

(委員長) 

 これより会議を開催します。

 議題の1「「図書館サービス向上に向けた狛江市図書館の開館日・開館時間のあり方について」の答申です。

 平成22年4月23日から12月17日まで協議を重ねてまいりまして結論が出ましたので、答申いたします。

 狛江市立図書館 館長 森田修次様、あなたから平成22年4月23日付けをもち当協議会に諮問のありました「図書館サービス向上に向けた狛江市立図書館の開館日、開館時間のあり方について」審議をした結果、別紙のとおり結論を得ましたので答申いたします。平成23年2月25日狛江市立図書館協議会 委員長 長田輝男。

 答申書をお渡しします。よろしくお願いいたします。

 

(図書館長)

 ありがとうございます。図書館協議会のみなさんが議論されたご意見は、今後の図書館の運営に反映させていきたいと考えています。

 図書館は、公民館との複合施設ですので、この答申を受けまして、公民館と祝日開館に向けた協議を重ねていきたいと思います。

 

(委員長) 

 その他のところで、4項目ありますが、①の狛江の学校図書館については、後にしまして、事務局からお願いします。

 

(事務局) 

 それでは、まず図書館・図書室利用状況について報告します。平成23年1月の利用状況です。表をご覧ください。

 利用人数の年度累計は143,855人で、前年度の同月と比較すると14,266人の増となっています。昨年度は、システム入替えによる臨時休館がありましたが、それを加味しても増加していると思われます。

 貸出冊数は、450,628冊で前年度と比べると、14,195冊の増となっています。貸出冊数もシステム入替えによる臨時休館を加味しても増加しているといえます。

 これらのことから、図書館の利用が増えているといえると思います。

 次に「家庭における乳幼児期の読書に関するアンケート」の経過報告です。

 アンケートの回収枚数ですが、中央図書館及び図書室で118枚、市内小学校1年生330枚、2年生279枚、合計727枚でした。

 現在、アンケートは集計中で、4月23日の「子ども読書の日」に向けてまとめていく予定でいます。その中で、主なものとして4項目について報告します。「「家庭における乳幼児期の読書に関するアンケート」の経過報告」ご覧ください。

 このアンケートに寄せられました意見を参考に、児童書架計画などを見直していきます。

 その他といたしまして、明日ですが文学講演会「白洲次郎と白洲正子の世界」を開催します。

 

(委員長)

 それでは、次に「狛江の学校図書館について~狛江第3小学校を例に」を副委員長の丸山さんから、お願いします。

 

(副委員長)

 狛江の学校図書館は、今注目されていまして、学校司書の配置が早い段階で行われました。平成10年度から3ヶ年で市内全小中学校、小学校6人、中学校4人、計10人の司書が配置されています。

 管轄は学校教育課になります。資格は、司書か司書教諭です。現在は、一日5時間週4日の勤務となっています。身分は平成22年度から嘱託職員となっています。

 基本的にどの学校もやっていることは同じですが、狛江第3小学校を例にお話をいたします。

 学校図書館は、2つの大きな柱があると言われています。1つは学習情報センターとしての働き、もう1つは読書センターとしての働きです。

 学習情報センターの働きとしては、学習資料の収集及び提供、利用状況を蔵書構成に反映させ、計画的蔵書構築を目指すことが日常的にありますし、図書資料以外のパンフレットやチラシ、新聞記事等の収集、管理・提供などをしています。調べ学習の資料を探しに来る子どもへの対応をしています。また、資料の使い方の指導を意図的に計画的に図書の時間に行うようにしています。それは、図書館及び資料の使い方になります。3小の場合、年間活用計画に基づき行っています。

 読書センターとしての働きですが、読み聞かせとかブックトークなど子どもと読書を繋ぐ働きかけをしています。内容ですが、学習内容に基づいたテーマや作品を扱うことを基本としています。それから本の問い合わせに応えたり本探しの手伝いをするフロアーワークでは、今の自分にぴったりとする本を探してあげたいと思います。予約・リクエストの受付は読みたいと思う気持ちを応援し、主体的な読書の姿勢を育てたいと考えています。それと同時に読書の幅も広げてあげる働きかけも必要だと思います。

 昨年度からチャレンジ読書というのを始めました。これは、普段手を伸ばさない本にも触れて欲しいということで学年に応じてテーマを決め、1学期に1回程度テーマに即した本を公共図書館や他の公共図書館で借りてきて子どもたちに渡し、15分それを読んでもらい、気に入ればそのまま貸出しし、嫌であればそこで終わりというようなことをしています。

 また、お勧めの本のリストを発行しています。狛江の場合、文部科学省のモデル事業を受けて、子どもたちのお勧めの本のリスト「本の森」を作っています。中央図書館にそのコーナーを作っていただいて、展示などしています。また、「本の森」を基本として、1年から6年までのリストを作り、それを2セット用意して、1セットは、学校図書館、もう1セットは、学年に置き、空いた時間に子どもたちが手に取れるようにしています。

 読書月間には、市内の学校司書共同でリストを作成しています。また、卒業する時に「卒業するあなたに」という6年生に向けたリストを作っています。

 読み聞かせ用の本の選書についての相談や提供、また公共図書館から大型の絵本など借りたりして、橋渡しをしています。

 この学習情報センターとしての働きと読書センターとしての働きをバランスよく機能させることを心がけています。全クラス月3回の図書の時間を基本として、学校図書館計画を作って実施しています。

 貸出数の推移を見ていきますと平成11年度は一人当たり18冊だったのが昨年度末は55冊になっています。

 3小の図書館の特徴は、学校図書館活用委員会という校内組織ができていて、これが大事だと思います。平成19年度からできたのですが、月1回年間予定に組み込まれていて、司書教諭、学校司書と各学年の代表の先生、専科の代表と特別支援学級の代表によって構成されて司書教諭のリードで行っています。学校の組織として動くことで、教育課程の展開により寄与することができ、それぞれで共通認識ができていいことだと思います。いかに学校の教育展開に寄与できるかが存在意義となっていると思います。それには、校内の組織の中で学校図書館が考えられ、動いていかないといけないと思います。

 学校図書館を教育活動に持ち込みリードする役割を持つ司書教諭と本を良く知り、具体的な資料の収集や提供に従事する役割である学校司書が連携して共同することで学校図書館の役割を果たすことができると考えています。お互いの特性を活かしながら、車の両輪として動いていくことが大切だと思います。校内のほかの教職員との連携ですが、小学校は図書の時間などあり、担任の先生との関係は作りやすいと思います。

 狛江の学校図書館の特徴としては、ネットワークによる学習を支える学校図書館というのがあります。司書の配置によって学習のための資料提供が日常的に行われるようになりましたが、自分のところでは足りないため、学校図書館と公共図書館の間で、配送便を回すことで資料の貸し借りができるようになりました。

 文部科学省のモデル事業を狛江市は2度受けています。1つは、平成16年から18年にかけて図書館資源共有ネットワーク推進事業の地域指定を受けました。これで全校資料のデータベース化を図り、学校図書館業務をパソコンで管理することになりました。同時に市内の司書教諭と学校司書が共同してネットワークを活用した授業や読書教育を検討し、展開し、年間計画・指導案を作成しました。これは、司書教諭だけでなく、学校司書も加わり行われたことに大きな意義があると思います。司書教諭と学校司書が調べ学習班と読書指導班の分科会に分かれ、調べ学習班は、全学年の国語、社会、理科、生活科の教科書を見て学校図書館を使いそうな単元を洗い出し、学校図書館教育の年間計画や学校図書館活用資料集「指導の手引き」を作成しました。

 読書指導班は、お勧めの本のリスト「本の森」「ようこそ本の世界へ」「1年生で読んでおきたい26冊」などを作成しました。これらリストを作り各学校で活用し、学校図書館を活用した授業が実践されています。学校図書館教育を司書教諭や学校司書に任せるのではなく、学級担任も連携して行うための働きかけをしています。

 これに引き続いて、平成19,20年度では、学校図書館支援センター推進事業というのを受けました。学校図書館支援センターというのは、狛江市立小中学校の学校図書館資源を有効に活用する学校図書館の効果的な運営のあり方等について調査・研究を行うこと目的とするものです。先に作った学校図書館活用資料集だけでは、異動してきた先生には、使いにくいのでそれを改訂して、ヒント集を作ったりしました。それと同時に地域人材を活用した実践ということに予算がつきまして狛江市内のおはなしグループの方たちに全てのクラスでおはなし会をしてもらいました。その後も読書月間に行ってもらっています。

 今後の課題ですが、資源共有を視野に入れた各校の蔵書構築が必要になってくると思います。学校図書館と公共図書館、公民館・地域センター図書室を含めて1つの図書館という発想でお互いに利用してるのですが、その中で、各校の特徴が出てくると面白いのではないかと思います。それのためには、自立した蔵書構成が前提となります。また、司書教諭との連携も強化していかなければいけませんし、校内へのアピールと実践が必要です。教科書変更に伴う教科と学校図書館の連携も必要になってきます。また、小中学校図書館教育の連携も必要なことだと思います。

 

(委員長) 

 ありがとうございました。副委員長の丸山さんから狛江の学校図書館の状況とこれからの課題を語っていただきました。

 それでは、今年度の最後の図書館協議会を閉会いたします。

 

 

    

その他

二次利用可否 不可

お問い合わせ先

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電話番号 03-3488-4414
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