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リーダー
定刻となりましたので,第2回狛江市教育振興基本計画改定検討委員会社会教育ワーキンググループを開催します。本日は,冨永委員より欠席の連絡をいただいています。
まず,議題1「課題整理について」ですが,「スポーツ・レクリエーション活動の支援」について,事務局から資料の説明をお願いします。
事務局 (資料説明)
リーダー
それでは,この件に関して質問や意見等がありましたら,お願いします。
周東委員
「狛○くらぶ」の現状は,どのようになっていますか。
サブリーダー
「狛○くらぶ」は3年前の2012年に創設されました。文部科学省としては,地域に合った方策で進めて良いという方針であったため,1種目から始めても良かったのですが,狛江市には特定の盛んな種目がなく,あらゆる種目で始めました。既にスポーツ推進委員会の指導者が指導していた中で,そのようなコースが幾つかできていましたので,「狛○くらぶ」に取り入れてきました。いわゆるスポーツクラブというと,若年の世代(ジュニア)を鍛えて,将来的なスポーツ選手を育てることをイメージされるのですが,現実的には,募集してもサッカーや水泳,テニスなどはビジネスとして既に展開されていることもあり,なかなか集まりません。例えば,バスケットボール教室では毎回2・3人しか集まらず,そのようなことが1年,2年と続いた中で,若い世代を対象にして「狛○くらぶ」を運営していくのは無理があるということで,高齢者向けの運動教室を提供していくこととしました。また,それも口コミで広めていこうとしました。そういう経過がありましたので,現在は,高齢者を対象としていく方向に寄ってきています。やはり,高齢者の健康の問題や医療費の問題もありますので,その点で市にも貢献できるように進めようとしています。
「狛○くらぶ」では,髙橋範子さんという方に副会長をお願いしていますが,この方は,ドイツのスポーツ文化の造詣が深く,とても色々なことをご存知です。ドイツは今のスポーツ文化になるのに100年以上かかっています。まだ3年しか経っていない「狛○くらぶ」は,まだまだこれからの組織ですので,市の規定では,補助金は5年間と決められているようですが,何とかそれをずっと続けていってほしいという願いを持って,運営しています。
周東委員
会員はどのくらいいるのでしょうか。
サブリーダー
現在,会員は180人くらいまで増えており,200人を目標に増やしていこうとしています。ボランティアの方で,それに行くこと自体が一つの楽しみになっている方もいますので,なるべく柔軟に展開していきたいと思っています。
周東委員
一応登録して会員になれば,色々なスポーツを体験できるのでしょうか。
サブリーダー
最も高い種目でもワンコイン500円で,バレーボールや健康体操,バドミントンなどは大体200円です。金額的にはとても取り組みやすくなっていると思います。私は,これまでトップスポーツばかり考えていましたので,以前は最低で500円,場合によれば1,000円くらい取っても良いのではないか思っていたのですが,皆さんの意見を聞くと,そうではないということを強く感じました。
リーダー
この連絡方法はどのようにされていますか。
サブリーダー
ホームページから申し込めるようになっています。また,担当者の電話番号も掲載していますので,そこに連絡をもらうようにしています。
伊藤委員
施設は,どの辺りを使用しているのでしょうか。
サブリーダー
市民総合体育館や西和泉体育館等を使っています。例えば,駒井町の方から来られる方の中には,高齢の方は冬や夜は嫌がっている方もいます。市の南部地域にも普通の部屋で良いので,施設があれば全然違ってくるのではないかと思います。
リーダー
「狛○くらぶ」ではなく,市が主催するスポーツイベントも行っていますよね。
説明員
市が主催してスポーツ団体に委託しているものもあります。
リーダー
市が主催するスポーツイベントの年間の開催回数や参加者はどのくらいでしょうか。
説明員
詳細の数値は手元にありませんが,市民スポーツ大会はおそらく40年程度は続いており,スポーツ・レクリエーション大会は20年程度かと思います。また,スポーツ大会の種目は競技種目であり,ほぼ40年間変わっていません。スポーツ・レクリエーション大会は,ウォーキングやビーチバレーボールなどニュースポーツの分野の種目を変えながら実施しています。あと,子ども向けの種目を3・4種目行っており,これもここ何年かは野球,サッカー,剣道,綱引きというように種目が固定されています。
サブリーダー
「狛○くらぶ」でもけん玉教室を開催しています。子どもたちに「狛○くらぶ」を知ってもらうという告知の意味でも意義がありますので,実施しています。
リーダー
参加者は多いのでしょうか。
説明員
全般的に高齢化も進んでいますので,決して増えているような状況ではありません。「狛○くらぶ」が新たに掘り起こした面もあり,市全体でスポーツを楽しむ方は増えていると思いますが,やはり普段運動をしていない方にスポーツをしてもらうことはとても難しいです。
リーダー
「狛○くらぶ」の会員は180人ということでしたが,市の人口から考えると決して多くはないと思います。この倍ぐらいいても良いのではないかと思います。
サブリーダー
高橋さんの参加しているドイツのスポーツクラブで1,400人といいますので,100年以上かかって1,400人ということは,ポジティブに考えれば,少しずつ増えてくれれば良いかな,というところです。「狛○くらぶ」は生涯スポーツを楽しむためのものですから,少しでも時間があれば参加してください,という形で誘っています。
周東委員
特に期間を区切って募集しているわけではなく,募集は常に行っているということでしょうか。
サブリーダー
最近はノルディックウォーキングが流行っているようで,特に多摩川のあたりは結構歩いている人がいます。
リーダー
他に障がい者スポーツに関しては,いかがでしょうか。
説明員
昨年度から久しぶりに取組みを始めました。新たに事業を起こしてもノウハウがありませんので,今は市内で活動しているクラブの事業にお願いしているところです。昨年は,トラッソスという知的障がい者のサッカー教室を開催している団体があり,そちらにお願いしました。東京オリンピック・パラリンピックも視野に入れながら,今後も継続して障がい者スポーツを支援していこうと考えています。
リーダー
その団体は狛江市にあるのですか。
説明員
障がい者団体が主催して,トラッソスにお願いしているもので,市としてはその費用を補助しています。
伊藤委員
具体的に,どのような費用がかかるのでしょうか。
説明員
このクラブは空気で膨らませたゴールや壁を持っていたりして,そのための運搬や専門のコーチの費用がかかります。これまでは保護者がすべて負担していたものの一部を市が負担することとしたものです。
リーダー
補助金は,狛江市の補助金ということですか。
説明員
確か,日本赤十字の補助金であったと記憶しています。
サブリーダー
知的障がい者の大会としてスペシャルオリンピックスがあります。私の知り合いにこの団体の方がおりまして,以前,健常者と障がい者が一緒にできる機会はないか,というような問いかけがありました。平成23年5月にバスケットボール教室を開催したのですが,東日本大震災の影響でいつもは5,60人集まっていたのが20人しか集まらないということで,コートの半面を使って健常者と障がい者が一緒にバスケットボールができました。ここで私も勉強させられたのですが,障がい者も健常者の中にいることが自然にならないと,偏見はなくならないのではないかと思います。昔は,「分ける」という発想がなかったので,私たちの周りにも自然に障がい者がいて,それを皆でサポートしあっていました。狛江市も障がい者に対して優しいまちであってほしいし,それがこの項目の文言に組み込まれている形が望ましいと思います。
リーダー
私としても「障がい者スポーツ」というように区切ってしまうことの是非も感じました。また,同時に障がい者といっても,身体や知的などを一緒に考えてしまってはいけない部分かと思いますので,今話のあった知的障がいのある人達と一緒にスポーツをするような機会を積極的につくっていくべきなのではないかという気がします。
周東委員
学校教育としてのスポーツと社会教育としてのスポーツは,どのように関係してくるのでしょうか。
説明員
基本的には学校教育と社会教育で分けて考えていく必要はあると思います。学校教育は,学習指導要領に基づいた指導が行われており,社会教育は「それ以外」と明確に謳われていますので,それをあえて一緒に考えていくのは難しいかもしれません。学校で体育や部活動をした子どもが地元のスポーツクラブでもスポーツをすることはなかなかありません。
サブリーダー
確かにそうかもしれません。現実的に学校では,1人を2人で支援していることもあります。支援する側の人が多くないと一緒にスポーツをするのはとても大変です。
リーダー
これまでの議論で,施設面に関してはとにかく場所がないということが全員の共通認識かと思いますが,それも含めて現状に対する課題について,ご意見はありませんか。
周東委員
公民館では合気道などを行っている団体もあるようですが,それでも場所を取るのに苦労しています。
伊藤委員
野川を歩いていると,高齢者が増えていることをとても感じます。自分の健康を維持しようと歩く人たちが何かできるような場所があれば良いと思います。あるいは特技や経験を生かして何かできる一緒にやれる場所があれば良いと思います。
私がいつも感じるのは,市民の活動の内容がある程度見えるものがないと,特に男は理屈っぽいところがありますので,なかなか活動に入って来られません。障がい者との交流もそうですが,手伝いたいと思っている人はたくさんいると思いますが,具体的な内容や場所が分からないとなかなかできません。
サブリーダー
私が以前入院していたときに,病院の医師や看護婦の方に声を掛けられることが結構多かったです。病院には運動をする人が怪我などで結構集まりますので,そこを利用して新しい事業を展開していくこともできるように思います。そのようなチャンスは結構転がっているものだと思いますので,やはり工夫しながら取り組んでいくことが大事だと思います。
周東委員
私の友達にも古武術を生かした体操をしている人がいますが,世田谷区で活動しているようです。ですから,そのような隠れた人材は,結構いるのではないでしょうか。
サブリーダー
反対に言うと,場所があって工夫さえすればできると思います。
説明員
例えば,慈恵医大附属第三病院には,以前働きかけたこともありましたが,体育の授業や部活動でなかなか他に貸せるような余裕はないようです。また,電力中央研究所は,施設の特性もあって不特定の人に開放するのは難しいと聞いています。
リーダー
電力中央研究所は,どのような形で開放しているのでしょうか。
説明員
市に登録している団体を市が仲介して貸していますが,対象は小学生です。
リーダー
無償でしょうか。
説明員
無償です。
リーダー
以前サブリーダーも発言されていましたが,例えば近隣の市の施設を借りるようなシステムはあるのでしょうか。
説明員
どの自治体も似たような状況です。市外の団体に貸していないわけではありませんが,市内の団体の使用で埋まってしまうような状況です。ですから,以前も申し上げましたが,ここで施設の話をすると議論が先に進まなくなってしまいます。ここでは「狛○クラブ」,市,体育協会,指定管理者があります。この4団体が連携して,市民のニーズを拾っていけるように連携しながら行っていくことが大事になると思います。人気のスポーツで市民を取り合うのではなく,連携していくということです。
リーダー
狛江市には,これ以上体育館やグラウンドはありませんが,ノルディックウォーキングなどで歩けるところは意外とあると思います。やはり,その土地に合ったスポーツを推奨していくという点で,狛江市もそのようなところに力を入れていっても良いかもしれません。
サブリーダー
とにかく,まず声を上げないと先に進みませんので,思いついたことがあれば,私は必ず言うようにしています。
伊藤委員
野川沿いを散歩していると,世田谷区では太極拳をやっている人がいたりします。おそらく自然に人が集まって始まったのかと思いますが,そういうのもPRすれば良いと思います。また,狛江は自然が豊かですので,多摩川などの自然をもっと有効に利用できれば良いと思います。
サブリーダー
多摩川の土手の道路は,狛江市に入った途端に砂利道になります。今の自転車は,高価なものは繊細にできていて,土手の無舗装の道を走るだけでパンクしてしまったりするので,皆土手から下の歩道に降ります。だから,人にぶつかりそうになったりしてかえって危険です。野川もそうですし,世田谷通りなども市民の視点から見える不都合を市に伝えるだけで住民の便利さが違ってくるのかなと思います。
リーダー
多摩川も野川も狛江市の貴重な財産なので,そこを走ったり歩いたりということでスポーツにも利用できるのではないでしょうか。そのような視点から便利にしていくのも大事かと思います。
サブリーダー
東野川のテニスコートは,住民の反対によって何時以降は使ってはいけないという制限があったかと思います。
説明員
午後4時までです。
伊藤委員
調布市の多摩川の河川敷に野球のグラウンドが6面くらいありますが,あれば国の土地に市のグラウンドを作っているのでしょうか。
事務局
確かに多摩川は国が管轄していますが,国の方針としては,極力地域の自治体に占用して使ってもらうようにしているようです。ただ,市で占用すれば,草刈などで相当な維持管理費用が掛かります。
伊藤委員
大雨などで多摩川が溢れた場合にも,それを復旧するための整備費用はかなりの金額がかかります。
リーダー
スポーツの現状に関しては,概ね理解することができました。課題としても,狛江市の場合,結局は場所がないことに行き着くようなところもありますが,そうであれば,あるものをいかにして有効活用するか,人材を上手に使えるか,ということで前に進んでいくことが大事であると思います。1つ確認したいのですが,オリンピックは狛江市には直接には関係しないのでしょうか。
説明員
調布市の体育館をバドミントンで使用するというようなことは聞いたことがあります。狛江市は,オリンピックで使用できるような施設はありません。
リーダー
滅多にない機会ですから,色々な制約がある中でも前向きな姿勢で取り組んでいただきたいと思います。
次に,「歴史遺産・文化財の保存と活用」について,事務局から資料の説明をお願いします。
事務局 (資料説明)
リーダー
それでは,この件に関して質問や意見等がありましたら,お願いします。
伊藤委員
古墳など狛江市の歴史的な遺産は,学校の授業で取り入れているのでしょうか。
説明員
市内にはたくさん古墳がありますが,それを学校が回っているかどうかについては私も把握できていませんが,今年3月に古墳に関する子どものためのガイドブックを作成しました。また,文化財担当の職員が小学校に出向き,スライドや出土した遺物に実際に触れてもらうような授業を昨年度から開始しています。
伊藤委員
例えば,狛江市の地域のことを学ぶような授業はあるのでしょうか。
事務局
自分の地域のことを調べるという授業がある,ということは聞いたことがあります。学校教育ワーキングでも,地域の歴史,狛江の郷土を思う気持を涵養するということで,狛江市の文化財などを学校の授業に取り入れたり,活用していくという方向性は出ていました。
リーダー
狛江の魅力としてアピールしようとしても,市民が知らないことには話にならないと思います。子どもたちに教えることも勿論大事ですが,大人も地域の文化に触れられるような環境を作っていくことがとても大事であると思います。
周東委員
市役所内にも,一部展示してあります。
伊藤委員
私たちが知らなければ子どもにも話もできません。狛江の特徴をアピールして,子どもに興味を持たせていく必要があると思います。
サブリーダー
確かに,PRはとても大事であると思います。狛江は,古墳が百塚と言われるくらいあるそうですが,本当はいくつくらいあるのでしょうか。
周東委員
今残っているのはとても少ないですし,個人の家の敷地内にあって開放していないようなところもあります。
サブリーダー
フェイスブックで「われら狛江人」というページがあります。それは,自分が子どものときに遊んでいた場所の写真などがたくさん載っていてとても面白いです。皆,狛江のことを誇りに思っているから,それをさらにアピールできれば,とても良くなると思います。
周東委員
基本計画の検討のときに,文化財の情報をデジタル化してバーチャル博物館を作ったら良いのではないかという話を提案しましたが,そのようなことはできるのでしょうか。
説明員
出土したものを全て記録して検索できるシステムを立ち上げています。まだ単なる検索システムであって博物館にはなっていませんが,蓄積していたデータを少しずつデジタル化しているところです。
サブリーダー
狛江駅の発車の音楽が市の歌になりました。
リーダー
たくさん歴史遺産や文化財はあるが,活用はまだまだ,というような状況です。
周東委員
検索できるのも良いのですが,子どもから大人まで皆に見てもらえるような工夫があって,図鑑のようなサイトができると良いですね。
リーダー
そのようなものがあれば,今は,小学校でタブレットを使った授業もありますから,まさにその教材にもなってくると思います。
サブリーダー
「狛○くらぶ」のホームページは,できるだけ更新を多くしていることで,検索すると常に一番上に出てきます。反対に市の公式なものは,あまり出てきませんが,こちらを見ると出ているという利用の仕方はできると思います。
説明員
市の職員のホームページを運用する技術が追い付いていないのが現状です。
周東委員
それこそボランティアでもやってくれそうな人はたくさんいるのではないでしょうか。
リーダー
市の職員だけで解決しようと思わずに,もっと地域の人材を活かしていただきたいと思います。スポーツにしても文化財にしても知恵を出すところはたくさんあるという気がします。
最後に議題2「その他」ですが,事務局から次回の日程の確認をお願いします。
事務局 (日程確認)
リーダー
それでは,これで第2回狛江市教育振興基本計画改定検討委員会社会教育ワーキンググループを終了します。
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