(仮称)絹山様マンション新築工事に係る調整会(要旨)(第4回 平成27年2月17日開催)
| 1 日時 |
平成27年2月17日(火曜日)午後7時~9時20分 |
| 2 会場 | 狛江市役所 防災センター401・402会議室 |
| 3 調整会請求者 | 近隣住民 |
| 4 出席者 |
狛江市まちづくり委員会委員 事業者 4人 近隣住民 20人 傍聴者 7人 事務局 |
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5 議事内容(要旨)
事務局 :(仮称)絹山様マンションに係る調整会の第4回を開会する。本日は委員長に急用ができたため、今回の議事進行は、まちづくり委員会の原副委員長にお願いしたい。 副委員長:ただいま紹介された原である。既に今回で4回目となり、これまでの3回の調整会でも、いろいろ議論が尽くされてきたが、まだ残っている部分もあると思われる。大きな問題としては、日影の対策と、目隠しについての対策となる。会の進行について、感情的にならず、冷静に、互いに理解し合いながら、できるだけ良い方向の話し合いにしていただきたい。お願いがあるが、発言者は必ず挙手をしていただき、私が指名した方のみ発言していただきたい。他の方の発言途中で、意見を述べる方もいるが、是非それは避けていただきたい。まちづくり委員の中には、本日2名の建築の専門家がいるので、専門的な議論は、この2名に回答してもらい、私は議事進行係に専念させていただく。実りある調整会にしていきたいので、皆様にも重ねてご協力をお願いしたい。では、事業者より説明をいただく。 事業者 :まず、12月22日の第3回調整会の議論を踏まえ、今日まで事業主側として見直した点がいくつかある。前回、日照の問題を解決するための一つの手段として、「ひまわり」という集光装置の設置を提案した。その際、こちらの説明不足もあり、設置の理解が得られなかったが、1月24日に、澤野委員及びコートハウスの住民7名を案内して実物を見学してきた。残念ながら、見学当日は、天気予報は晴れであったが、実際には陽がささず、どのような光が差すのかというところを、皆さんに体感してもらえなかったが、実際に施工されているメーカー担当者に、その性能や効果について説明をしていただいた。12月22日に、皆様から、配置の計画が提出されたが、それに対しても総合的な観点から、法的な面での問題の有無を踏まえて、皆様からの提案を真摯に受け止めて図面を変更させていただいた。それにより、実際にどのような効果が得られるか、プラスになる所・マイナスになる所色々あるが、後ほど図面で説明する。また、3回の議論の中で、調整委員の方からも貴重な意見をいただいたので、それに伴って建築計画について検討をした。その結果、実際に日影がどのように改善するのかしないのか、そういった所も本日図面にて説明する。ただ、それに伴って、事業主としては、当初の事業計画自体に大きな変更となってしまうので、その辺も皆様に数字を持って説明させていただき、色々なご意見をいただきながら、解決策を探っていきたい。 図面を説明する。今回の資料、現状計画案が1から7までである。次が、前回12月22日にコートハウス側から提示されたプラン(以下「コートハウス案」という)に基づき、建築計画に則った配置で、法的にクリアできるかどうかを検証した案での日影図、これが1から8までである。そして、今回、現状計画から2階の1部屋をなくした案、それから、3階を1部屋なくした案を、作ってみた。それぞれの日影図と、コートハウスに掛かる壁面日影を図にしたので、説明する。まず、最初に、現状建物の日影図は、既に何度も説明しているので、割愛させていただく。次に、12月22日のコートハウス案に基づく図面を説明する。図1-1を見て欲しい。図面は全て、冬至の日で計算している。これが時刻日影である。8時から16時まで、30分毎の日影のラインになっている。図1-2を見て欲しい。これは、計画建物の立面図である。皆様からの提案に基づき計画したプランで、建物を東側に寄せて、2階部分を東側に持ってきた案である。図1-3からが、実際にコートハウスにどのような影が落ちるかという図になっている。107・108号室にどのような日影が落ちるのか論点になっているが、日影のある時間が、現状計画案では、11時までは日影が落ちていて、11時半にはほぼ日影がなくなっているが、コートハウス案では、やはり同じく11時までは日影が落ちていて11時半でも、107号室に日影が落ちてしまっている。建物を目一杯東側に寄せてみたのだが、どうしても影が落ちてしまい、むしろこちらの案の方が、30分長く日影が落ちてしまうことが分かった。 次に、2階を1部屋削ったプランについて説明する。図2-2を見て欲しい。世田谷通りから見た立面図である。一番左の1階建て部分の2階に1部屋乗っていた。そこを削って1階建てとした。他は変更なしである。図2-3からはコートハウスに落ちる壁面日影図である。影が落ちる8時から13時半までを示している。これを、現状計画案の日影と比較しても、ほぼ日影が変わらない。図2-6を見ると、2階を1部屋減らしても、11時には、107号室には、右側の窓に日影が落ちているが、11時半には、影が抜けている状況で現状計画案と一緒である。 副委員長:2階を1部屋なくしても、日影はほぼ同じだということだが、107・108号室の方は、トータルでどの位の日影時間になるのか。 事業者 :細かいデータは出していないが、前回と同じであれば、約3.5時間である。2階を1部屋なくしていないプランと比較しても、ほぼ変わらない結果である。次に、図3-1の、3階1部屋をなくした場合を説明する。世田谷通りから見た立面図が図3-2である。2階までは今までと同じ計画で、3階を1部屋なくしたプランである。図3-6で、11時と11時半の日影が示されている。ここで、107号室では、11時では影が落ちていないが、108号室については、11時と11時半にも影が残っていて、逆に世田谷通りから見て右の方に、影が残ってしまうお宅ができてしまう。同様に110・111・112号室のあたりにも、影が多くできてしまう。以上3案を検討したが、一長一短があり、影が少なくなるお宅もあれば、影が多くなってしまうお宅もあるという結果が出てしまった。図の説明は以上である。 近隣住民:まず資料のステープラーを外して、重ねて見て欲しい。まず現状案の色が薄くて、改善案の影の色が濃く描いてある。これだけでも、恣意的に現状案が良く見えるが、2階の1部屋・3階の1部屋をなくした時に、現状案のこの下の所が影になってしまうのは何故なのか。 事業者 :下の所というのは、どの部分か。 近隣住民:図3-5を見て欲しい。冬至10:30の一番下の部分が影になっている。例えば、3階1部屋をなくした場合、図2-5の、2階1部屋をなくした場合の10時半では影になっているが、現状計画案では影になっていない。この資料で大丈夫なのか。 事業者 :説明不足で申し訳ない。図3-1を見て欲しい。図3-1で、2階、4階、5階というふうに、平面図に描いてあるが、3階をなくした分、4階のルーフバルコニーがなくなっている。そのため、事業者自宅のプランに一部成り立たなくなってしまう関係と、構造的な関係で、柱を出さなくてはならない。柱が増えてしまうということで、2階と4階に柱を増やしている。そのため、4階の形状が少し大きくなってしまった。 近隣住民:それは大前提であり、最初に言わなければならないことである。 事業者 :申し訳ない。建物の形状はほぼ変わっていないが、1部屋なくすことによって、事業者の所帯でプランを小さくする訳にはいかなかったためである。 近隣住民:では、2階1部屋をなくした場合には、どのような補正がしてあるのか。 事業者 :2階1部屋をなくした場合には、3階・4階・5階には、ほぼ変わりはない。 近隣住民:しかし、10:30の日影が減っている。 副委員長:今のように近隣住民からの疑問点が生じることがあるので、説明の前に、前もってきっちりと前提条件を説明していただきたい。 事業者 :申し訳ない。2階案は、バルコニー手摺に影が掛かっている。現状計画案の方は、以前壁面で提示した日影図であり、窓面に影が当たるかということで提示した壁面日影図である。バルコニーの所にも同じように当たるが、バルコニーの所が、現状計画案では抜けていると考えていただくとわかりやすい。 近隣住民:ということは、現状計画案の設定と、2階1部屋、3階1部屋減らした時の設定の、影の図は、元々、同じではないのか。 事業者 :同じであるが、バルコニーの手摺だけ塗っていないと考えて欲しい。例えば、この現状計画案-4は、バルコニーの手摺の所に色を付けると、同じような計画になると思う。 近隣住民:皆さんからわかりづらいという意見が多数出ているが、事業者自身は理解しているのか。わかっているのかだけでも答えて欲しい。 副委員長:建築士の委員から説明して欲しい。 委員 :我々も今初めてこの図面を見て、分かりにくいと感じている。事業者が3人座っているが、残念なことに、説明が非常に稚拙である。私たち委員を含めて何を疑問に思っているかというと、変更になった箇所が、どのような理由でどこを変更した図面になったのか、という前提条件の話が全然なされていない。どうしてこのような日影になるのかという疑問点が、どんどん膨らんでしまう。結果的に今話があったように、その変更になったという説明が不十分で、理解されていないために、逆にその疑問点が、不信感に繋がってしまう。説明は変更になった箇所を、明確に分かりやすくするという意識で行って欲しい。 事業者 :もう一度、初めから説明したい。現況計画案から説明する。整合性が取れていないことが、皆さんの混乱を招いているところである。最初に現況計画案を作った時と、後ろの変更案1、コートハウス案、変更案2、2階を減らした案、変更案3、3階を減らした案、を作った際に日にちがあいてしまったため、図面の形状、見せ方が違ってしまっている所に問題があった。申し訳ない。影の色が薄いのと、バルコニーに掛かっている影が塗られていないという相違点があるのだが、プランに関しては、2階を1部屋減らした案は、ただ単純に2階を1部屋減らした案になっている。こちらの2階を1部屋減らすということは、調整会の中で、2階を1部屋減らした案を作れば、107号室の影も少し良くなるのではないかという意見をいただいたので、作らせていただいた。次の、3階を1部屋なくした案だが、多分10時、10時半のあたりだが、今ぱっと見て、思いつくのが、その10時、10時半のあたりである。 近隣住民:素人でよく分からないが、「だと思います」とか、「そうみたいです」と、説明者が言うと、聞いているこちらは、もっと不安になるので、もっとはっきりと自信を持って説明して欲しい。 事業者 :今こちらの男性から言われたので、図面をパッと見た段階で、多分バルコニーの所に色が塗られていないのは、10時半の所が一番目に付く、それをお伝えした。ただもしかしたら、別の所にも出ているかも知れないが、10時半の所は確実にそうなっている。 近隣住民:そうすると、我々はこの2つの図面で判断しなければいけないのだが、判断できないということである。例えば、2階1部屋をなくした場合と、現状計画案と、比較しようとしても、この図面が別の前提で作られていたら、我々もそうだが、委員の方々も判断できない。 事業者 :別の前提という訳ではないが、重ねていただければ分かると思う。 近隣住民:重ねて見たから、疑問を投げかけることができたのである。現状計画案の方が、日影が少ない。2階を1部屋なくしただけと事業者は説明しているが、2階を1部屋なくしたにもかかわらず、影がたくさんできた図になってしまっている。 事業者 :10時半の図はそうなっている。 近隣住民:だからそこは、バルコニー等のことを言われたので、前提が違うのではないかと聞いているのである。 近隣住民:私は前回、出席できなかったが、今までの経過を見てきた時に、一番に心配したのが、健康に関する心配である。まちづくり条例を読むと、7章まである中で、第1章第1条に、安心して暮らせるまちづくりを保障する内容が書かれている。初めは、法令に違反しているとは思わないが、プロの方がするのだから、クリアするのが当然だと思ったが、第1回目の調整会から聞いていると、コートハウス側に影が落ち、一番長い部屋では、行灯部屋になってしまう。これは、やすらぎのある健康なまちづくりに反し、大変疑問に思っている。行灯部屋になる部屋の住民は、健康に影響が出る。その上、賃貸部分を減らすことにより、更に日影の状況が悪くなることは、私には理解できない。部屋を減らせば日照が良くなるはずだと思うではないか。だが、話を伺っていると、そのために間取りを変更したり、柱を変更したり、それでは一体何を信じたら良いのか、これが本音である。二つ目の心配として、隣人関係を心配している。事業者が本日は出席していないが、良好な隣人関係とは、災害時、犯罪時、助け合わなければならない。それは日頃から日常生活を通じて、培っていかなければならない。そのようなことを考えると、財産権がある等の問題はあるが、とにかくお互いに、譲れる点は譲って、穏やかな隣人関係としたい。一つ目の心配に戻るが、健康に関しては、「いつまでも安心して住み続けられる安らぎのあるまち」と条例に書いてあるように、是非そのようにして欲しい。 近隣住民:先程、他の方が、分からないと言われたが、11時半を見ると分かりやすい。2階を1部屋なくした場合には、107号室には全く影が落ちていない。図面2-6、11時の図を見るとどうなるか。 事業者 :図面2-6、11時の図で見ると、地盤面の差の部分も色が塗られている。そこに関しては、コートハウスと事業者敷地の地盤面に段差があり、コートハウスの方が75cm上がっているので、そのレベル差を描いている。現状計画案の方では、その部分の影を削っている。 近隣住民:11時を比較すると、107号室に掛かっている、現状の所は、左上のカドが切れているが、2階を1部屋なくした案では、切れていない。同じ場所を指しているように思うが、これは、2階の影ではなくて別の場所の影か。 事業者 :2回目の調整会の時に、一度提案した、廊下の一部の庇をカットしたという前提での現状計画案である。 近隣住民:25cm世田谷通り沿いに下がってくれるというのは、2回目と3回目の調整会で話があった。庇部分の一部を削る話も提案があった。10時で比較すると、3階の1部屋をなくした案では、3階まで日影が掛かっている。前回委員長からも、2階の一部をカットしても、107・108号室の日影には影響がないのではないか、3階をカットすることによって、コートハウス側の日照時間が増えると、指摘があった。 事業者 :それは、委員長からではなく、事業者側からの提案だった。 近隣住民:そういう話になって、その時に1部屋をカットするとか、後ろの方をカットしても、日照時間が増えるのではないかという話が出た。それが、構造的な問題との兼ね合いとか、言われた。これだと前回よりもわかりづらい。 事業者 :冒頭の前提条件の話だが、2回目の調整会で、事業者側から提案した25cm下がった場合の検証と、庇をカットした時の検証と、その2案の抱き合わせ案の3案を提案したが、それを採用して欲しいとか、採用しますだとかがなかったため、その時には我々は提案を受け入れられなかったと言う認識であったので、それをやるとかやらないとかという議論にはならなかったと思う。 副委員長:議事録を確認した。提案による話し合いはあったが、合意には至っていないようである。結論は出ていない。 事業者 :そういう訳で、建物の位置は、スタート時の配置が大前提の条件になっている。2回目の議事録の通りである。 副委員長:近隣住民の方の、質問に対して、よくわからないと指摘しているので、再度わかりやすく説明をお願いする。 事業者 :我々のミスで、図面を間違えていた。 近隣住民:何を言っているのかよくわからない。委員の中で、今の説明でわかった方がいたら、代わりに我々に説明して欲しい。何が悪かったのかわからない。 副委員長:我々もよくわからないので、皆様方もわからないと思う。 近隣住民:時間の無駄だと感じる。委員の方で、おわかりになっている方に説明して欲しい。 事業者 :再度最初から説明したい。 近隣住民:繰り返すだけなら時間の無駄である。 副委員長:我々もよくわからないので、事業者側に質問者からの質問に対して、わかりやすく回答して欲しいと要求している。このままでは、わからないまま、終わってしまう。我々もわからないので、事業者に再度説明をお願いしている。時間の無駄であるとの指摘は理解できるが、わからなかったら今までの時間が無駄になってしまうので、ご理解していただきたい。 事業者 :現状計画案とは、第2回調整会で説明した、北側の庇をカットした案での壁面日影図を描いている。北側の庇をカットするというのは、やるかどうかは不明であるが、壁面日影図は、それを使っている。建物の形状は変更ない。図1-1のコートハウス案というのは、コートハウス住民からいただいたプランを基にして建築計画を建築基準法に合致するように配置した建物の壁面日影図と日影になっている。 近隣住民:コートハウス案だが、境界線にかなり寄せて配置してある。 事業者 :東側に寄せて、2階部分を右側に持ってきた案である。そういう案を第3回調整会で提示した。 近隣住民:ここには書いていないが、コートハウス案には、2階を減らしてくださいという案もあったはずである。2階を削っただけで、そこに隙間が多少できますので、東棟と3階と2階を減らしていただければ、今までと同じとまではいかないが、光も入る。視線が塞がらないようになると思う。 事業者 :コートハウス案に関しては、建物を右側に寄せて、2階部分を右側に寄せた案になっているが、2階を1部屋なくした案と、3階を1部屋なくした案については、「現状計画案」からカットした案になっている。 近隣住民:建物を、東側にずらしたのと同じか。同じ形状のままで、もっと東側に寄せられるのではないか。一番東側の部屋を2階建てにするのではなく、同じ設計図のまま、移動すれば、そのぶん光も入るし、良いのではないか 事業者 :そのまま東側にずらすということは、建築基準法上できかねる。斜線制限に掛かってしまう。同じ図面のまま移動することはできない。 近隣住民:前回委員長も、このままでは妥協点がないではないかと言っていた。数軒削ったら、どうかという話も出ている。コートハウスの建物は、世田谷通りに向かって、事業者の建物と同じように、平行にはなっていない。隣に事業者の建物があり、西側が全然見えないうえ、光が全然入らない。 事業者 :今回、コートハウス側からいただいた案で、日影を作ってみたが、現状計画案とあまり変わらなかった。眺望は変わるかも知れないが、日影に関しては、あまり変わらなかった。眺望に関しては、議論がなかったので、今回は日影に関したプランを考えてきた。現状案から2階を1部屋なくした場合でも、日影図にはあまり変化がなかった。 近隣住民:今言われている話で、どうしても納得できないのは、2階を1部屋削ったら、そこは1階になる訳である。今まで、事業者の自宅は1階建てであった。そして、午前中には陽が入っている。この図面が、信用できないのは、最初のつまずきがあったのもあるが、2階の1部屋を削ったら日影が以前と同じ位置になるのではないか。 事業者 :日影は、建物の複合で生じるので、1階だからと言って、107号室のお宅に陽が当たるかというと、そうではなくて、他の3階4階部分の影も当たってきてしまう。 近隣住民:これでいくと、変わらないと言うが、このまま信用して良いものなのか。 事業者 :この日影図の見方を説明するのは難しいのが、これで見ると、2階の1部屋だけでなく、3階部分を大きく削らないと、日影というのは劇的には変わらない。3階を1部屋削った場合、107号室のお宅は、11時からも陽が入るようになっている。 近隣住民:それは2階を残してということになる。そうすると他にも影響が出るからではないか。2階3階を取ってもらったら、その影響は出ないのだろうか。 事業者 :2階3階を減らしたり、角を削ったり、ということか。 近隣住民:今2階を削った分と、3階を削った分と別々の図面が出されている。2階と3階をひと部屋ずつ削った場合には、どこにも影響が出ず、日影が減るのか。 事業者 ;その可能性はあるが、3階を1部屋削った場合には、隣の108号室に影響が出てくる。 近隣住民:それは、3階だけか。2階と3階を一緒に削った場合には、どうなるか。 事業者 :ちょっと、検討していないので、何とも言えない。 近隣住民:是非検討して欲しい。 事業者 :その場合、事業計画が変わってくる。 近隣住民:もちろん、案としての要望である。 副委員長:委員の方も、理解し難いこともあるので、委員の建築士が、正しいかどうかわからないが、我々はこのように理解しているということを話すので、聞いていただきたいのと、それに対するご回答を併せてお願いする。 委員 :残念なことに、我々からも明確な説明ができない。なぜかと言うと、先程から話しているように、資料の作り方が、非常に稚拙だからである。一枚のペーパーで、どこが変更されてどう変わったのか、わかりやすく説明できる資料になっていないからである。例えば、図3-1とか、現況案とか、配置図があるが、配置図を見たときに、どのように変わってきたのかが、一目でわからない。だから、図面を見慣れていない皆さんも、同じように一目でわからない。我々でも初めて見る図面は、見比べないとわからない。そういう資料の作り方というのは、正直言って非常に不親切である。もっと悪く言うと、住民の皆さんに、本気でわかってもらえるような資料を作っているのか、疑問を持たれるような、図面や資料の作り方になっている。資料を見れば、事業者側も一生懸命にやっているのがわかるが、残念なことである。近隣の皆さんに説明をしないと、私たちもわかりにくいし、住民の方は尚更わかりづらい。そこからでないと、先に進めない。 副委員長:今の委員の指摘を踏まえて、説明は可能であるか。 事業者 :口頭での説明しかできない。資料の修正はすぐにはできない。 近隣住民:建築士の委員の説明は、良くわかった。しかし、資料自体も、前々回と前回出たが、資料が大きいだけで、意味をなしていないと感じる。見比べようにも本当にどれとどれを見比べたら良いのか。本当にこれで良いのか信じられない。一枚でまとめている資料をきちんと作っていただかないと、私たちも本当に不安になる。そういう資料を用意していただかないと、本当に意味がないと思う。 事業者 :1枚で説明することはなかなか難しい。 近隣住民:見比べることができる資料が欲しい。 副委員長:やはり、近隣住民の方々は、これから半永久的に隣に住む訳だから、1枚で説明できないだとか、そういう回答は、これは委員としても納得いかない。 事業者 :紙1枚では難しい。 副委員長:1枚でなくても良いので、我々にわかるように、という話である。 事業者 :確かに、どこを変更したのか描いていなかったので、わかりづらかった点は申し訳なかった。私は毎日図面を見ているので、この物件に関してはここが、と言うのはわかるが、確かに皆さんや、初めて図面を見る方にはやはりわかりづらい所であった。申し訳ない。 副委員長:この件に関しては、このままでは進まないと思う。近隣住民の皆さんから希望された、理解しやすい資料を用意して、次回の調整会に臨んでください。早急に次回を開催できるよう、事務局でも考えますから。ここでこのまま議論しても、時間の無駄になってしまうので、この件は取りあえずここで打ち切りとしたい。2階、3階、更に2階と3階を同時に削る案の提案もあったので、併せて検討して欲しい。 事業者 :資料は見直して、準備したい。近隣住民からも資料が提出されているので、そこからスタートするのか、それともこれらも踏まえて、お話しするのか。 副委員長:まだ時間もあるので、結構である。ただ、今の話で、これ以上わからないという指摘なので、ここで時間を掛けても無駄だと思う。この議論は一旦次回に持ち越しということで、進めていきたい。近隣住民もよろしいか。 近隣住民:はい。 事業者 :このタイミングでは申し上げにくいのだが、皆様からいただいたご意見は、貴重なご意見として一旦は受け止めた。ただ、最後のページを見て欲しい。これも議論したいと思っていた。 副委員長:ここで議論できなくても、いずれ次回以降に説明という形で追加できるのだが、事業者側が説明したいのであれば、説明して欲しい。太陽光集光装置の話もあるので、その件を107・108号室の方が、納得できたのか、伺いたい。 近隣住民:集光装置の見学会に参加してきた。機械としては、すごく画期的で、良いと思ったが、大変な費用が掛かることがわかった。それを事業者が、日影になっている全戸に支払うのであれば、相当の金額のため難しいと思った。それを我々が負担して設置すると言うのであれば、余りにも大きな金額であるし、私は107号室だが、自分の家でお金を出して、これを付けるという気はない。 副委員長:ただ、前回の私の記憶では、107・108号室については、事業者側が負担すると言っていたと記憶しているが、そうではなかったか。 事業者 :明言はしなかったが、見学していただいて、良いとなれば、費用負担・設置場所についての話は、議論になると考えていた。前回は、まだ物が良いのか悪いのか、どういった性能があるのか、結論は出さなかった。 副委員長:全額かどうかは別として、負担はするということで、見学してくださいという話だった訳である。 事業者 :そうである。 副委員長:もし、事業者側が負担するという話であれば、今の話はいかがか。 近隣住民:私は、第一希望としては、少しでも明かりが欲しいが、あの集光装置は見学したが、洗濯物が乾くとか、布団が干せるとか、そういう能力はなかった。107・108号室だけの問題ではない。図を見てもらえば、日影の出るお宅は相当数あるので、それは相当数の金額になる。それを実際に事業者側が支払うのだろうか。見学に行った家には、一つの部屋に集光装置が4基付いていた。そうすると事業者側のベランダにそんなにたくさん集光装置が載せられるのだろうか。日影になる家は何戸もあるのに、集光装置をどこに付けるのか不思議に思った。 副委員長:私の記憶では、107・108号室に限定してという説明を受けて、2軒の方と住民代表の方に見学に来て欲しいという経緯だったと記憶していた。その装置について、建築士の委員も参加しているので、補足して欲しい。 委員 :皆さんご存知のように、現場の方から説明を受けたが、あの機械は、光を集めるための機械であって、それ以上の機械ではない。光を集めるというのは、通常の可視光線を主体として集めているため、太陽の光をそのままストレートに室内の暗い所に送るのだが、当然外が曇っていれば、部屋の中も明るくならない。見学会の日は曇りだったので、効果が認識できなかった。後日、個人的に興味があったので、別件で実際に設置されている家を見学してきた。光を集める効果については、写真やデモンストレーションにもあるように、全くその通りの結果で、そこに関しては、保証されていたが、ただ今回希望されているように、太陽光と言うのは、可視光線だけではなく、赤外線・紫外線等も含むので、それらの可視光線以外の部分をどのように評価するのかは、人によって評価基準が変わる。例えば紫外線に関しては、完全にカットしても良いという事例があった。紫外線が入って来ることにより、紫外線の効果として殺菌作用が当然あるが、逆に紫外線が入ってくることにより、たたみ焼けや壁やけなどに関しては、むしろ入らないほうが良い場合もある。近年言われているのが、紫外線による皮膚ガンとの関連である。私は幼稚園・保育園の設計に携わった経験があるが、0歳児室・1歳児室は、北向きに配置し、紫外線を部屋に入れないということが通常行われている。この機械が良いとか悪いとかよりも、一般論としてそれは整理して、考えた方が良いと思った。 近隣住民:見学会の感想だが、当日は曇っていたので、全然わからなかった。自然光の場合には、曇っていても多少明るいが、そういった意味で、自然の光は全然違うという印象を受けた。議論の場では、影の話をするしかないと感じていたが、実際には影ではなく光の話が住民との論点なのである。先程から、2階部分を削る話とか、その部分から空が見えるとか、光が窓から差してくることを想定している。 副委員長:107と108号室からは、このような個別の希望が届いたということである。それでは、他になければ、事業者側の用意した議題に移りたい。 事業者 :今回こちら側からの投げかけだが、まちづくり条例の主旨は、市民の全てが幸せになると良いということであり、そのことについて建築士の委員も見学会への車中で話されていた。そのようにならないというのが、現状であると思う。当然各々の思いがあって、それが実現できるかを話し合う場だと思っているのだが、今回の事業主は、個人であり、狛江市民である。事業主の言葉をそのまま伝えると、皆さんの意見を一番叶えた、かつ、自身の目的を達成する計画が一番良いとの思いがあるのだが、当然そこには諸々の、予算だったり、当初予定していた収入の部分だったり、税金の負担だったり、という物が発生している。皆様から、2階3階、全部削ったらどうか、配置を替えたらどうか等の貴重なご意見があるが、一番最初の調整会でも説明したように、本来はもっと大きな計画だったものを、ギリギリの所で計画を組んでいる。既に、本来であれば、当初のスケジュールでいけば、着工できたかも知れない、という計画で、約一年経過している。計画段階から、既に資材や人件費の高騰のため、当初の計画では実現不可能な予算になっている。仮に原案のまま行ったとしても、この話し合いの場が決裂して、このまま計画通り進めたとしても、当初の計画予算では到底不可能な金額になっていて、事業者側はある程度の負担やむなしという理解をしている。これ以上計画を大幅に変更する、建物の位置を替える、そういった部分を削る、削っていけば当然日影は解消に向かうのだろうが、ではその後、本来得られたはずの賃料収入だったり、税金を負担する原資等が、今回得られなくなるので、その点を皆様方はどのようにお考えなのか、お聞きしておきたい。それが決して担保されるものでないのであれば、なかなか歩み寄れる所がないのではないだろうか。恐らく以前の物件の8年前の調整会の際にも、委員の方からそういった意見が議事録にも残っているのだが、皆様に投げかけがあったと思う。厳密に言うと7年前である。今回と同様に調整会を、今のコートハウスの西側の3階建ての建物を建てる時に、調整会を開いた実績がある。その時には我々は、代理人ではなかったが、議事録としてもきちんと市のホームページに残っている。その中で、委員の方から、皆様方に投げかけた一つの工夫としては、じゃあ、2階部分を削るとか、3階部分を削るとか、それで良いでしょうとか、本来得られたはずの賃料収入を皆様方担保できるのでしょうか、という一つの例があった。3回目の調整会の最後の締めくくりの中で、仮に今後こういった計画が恐らく近隣で又出てくるだろう、そうなった時に、同じようなことにならないように、皆様方で地区計画を作るとか、場合によっては用途変更の申し入れをしたりとか、という動きを取られたら如何かという投げかけががあって、3回で締めくくられている。そういった7年前の同じ事業者と、皆様との調整会の場で、そういった、まちづくり委員からの言葉があったにも関わらず、何も計画がなかったから動かなかったのかも知れないが、すぐにそのようなアクションを起こしていれば、ひょっとすれば、このような計画も法的に成り立たなくなっていたのかも知れない。全くそういった話もなかったので、当然皆様方はある程度黙認されているのだという理解の基で、計画を進めた。ただ、闇雲に建築法規の中で目一杯ということではなくて、7年前にそういった皆様方のご意見をいただいたので、少しでも配慮した計画をと言うことで、ここまで計画を抑えさせていただいたというのが今回の経緯である。と言う点を事業者側からこの場で皆さんにお伝えしたい。7年前の議事録を見ていただければ、私が言ったことは間違いなく記載されているので、その点を皆様は如何お考えでしょうかと、お伝えしたかった。 副委員長:事業者側の事情もあると思うが、やはり近隣住民の生活を守るという面で、調整会が開かれていることと、7年前のことを言われても、社会環境も変化しているので、7年前の事実が、必ずしも言えないと思うので、近隣住民の方々も、全員が同じ方ではないので、委員も2年交代で、替わっている方もいるので、それはその時代に即した、現在の近隣住民と、事業者との話し合いを進めている訳だから、事業者側のご意見は承ったが、だからと言って、良いという話にはならない。ご理解いただきたい。他に、後で述べたいと言われた事業者からのご意見はいかがか。 事業者 :先程出た話は、大方委員長の話である。大方委員長は7年前もいて、委員長であった。 副委員長:そうである。委員長は替わっていない。 事業者 :社会情勢と言われたが、悪化していると思う。相続税が上がったりしている。 副委員長:経済的な面は、そうかも知れないが、自然環境の問題、環境認識とか、そういう面に関しては、7年前とは、必ずしも同じではない。経済環境は確かに変わっているし、資材の高騰もわかるが、原子力発電所を再稼動させないほうが良いとか、その時代の環境によって、変化してきているので、7年前にそうだったから、いまもその認識で行うと言う事業者側の意見は、少し言い過ぎだと考える。 事業者 :ただ、今の話も、1月24日に、集光装置を見に行った時に、車内で建築士の委員と同様の話をさせてもらった。家賃を担保したらどうかとか、そのような話をしたはずである。近隣住民の一方的なご意見だけでなく、それに替わって、そういった物を担保するような案を出しますという意見も必要であるとの話をされたはずである。 副委員長:これはこれで、一旦打ち切るので、次は目隠しの問題に移りたい。 近隣住民:一つだけ言わせて欲しい。私は7年前には、コートハウスには居なかった。コートハウスの住民の中にも、その後に売買して入居している人がいる。だから、それを問題にされても、おかしいと思う。 副委員長:それは、我々も理解していて、7年前の認識がそのまま通用するとは理解していないので、先程申し上げたとおりである。では、次の議題である目隠しの問題に移る。 事業者 :目隠しについては、先程の資材の高騰問題等と絡んでくる。前回、いくら上がるのか、漠然とした話ではなく、金額で示すよう指導された。目隠しを廊下側全面に設置することにより、廊下の開放性が保てなくなるため、延床面積が1,000㎡を超え、防火貯水槽の設置が義務付けられる。いくら上がるかと言うと、800万円上がる。事業者が出せる限界を大幅に超えているので、廊下に全面的に目隠しを設置するというのは、現実的に難しい。ただ、開放性が保たれる範囲の玄関前には目隠しを設置するということで、ご理解いただきたい。 近隣住民:第3回調整会では、手摺の真ん中から下の方は格子、真ん中から上の方は、クモリガラスか何かで目隠しになるような案を考えてもらえないかと話したが、法的に、建築指導事務所に言われたから駄目だという回答だったが、私が自分で建築指導事務所に電話して確認したところ、そういう法律はないと言われた。先程の平面図の話と同様で、そちらの説明不足だと思う。それを最初から言っていただかないと、私たちは開放廊下だと思って、下は格子で風が吹き込むし、上の部分だけ目隠しをするのなら、それは開放廊下であると思っていた。グランドメゾン建設の際には、近隣住民からものすごく反対があり、何所帯か減らされて建設されたと伺っている。その時に、廊下側が開放廊下で、視野が広がらないように、それをどのようにしたのか、それができているということは、法律的に問題がないということである。だが、問題は、大きなマンションで、防火貯水槽の計画があるため、目隠しができていると思われる。その説明が足りないため、お金を払わなくても、どうすれば、目隠しをして、こちらからも目障りでなくて、お互いに、見られない、こちらからも見なくて済むような案を、回答して欲しい。 事業者 :格子の手摺を付けて、視線を塞いで、パネルのような物を立てても、開放廊下としてはみなされない、という説明は、2回目の調整会から話している。もし、目隠しを付け、かつ、開放性が保てる案を計画した場合、15cm幅位しか、付けられないという説明もしている。法的には可能だが、開放廊下でなくなる。それは収支面で、もうこれ以上の金額は、出せないという話を、1回目のときからしてきた。だから、目隠しを設置するだけではなく、それに伴って、防火貯水槽を設置しなければならないとか、目隠しだけの話ではなくなってくる。それで漠然とお金が上がるから、と言うのは理由にならないと指摘され、前回委員長から金額を提示するように言われたので、今日提示させていただいた数字が、800万円である。事業主個人の予算があるため、これ以上は出せない、というのが回答である。先程の話で、お互いの歩み寄りで、集光装置であれば、一部の方に、全額負担で、付けるのか付けないのか議論になったが、その話の前に、集光装置を付けるのだったら、費用負担はどうなのかという意見が出たが、それと同様に、目隠しを付けるのであれば、費用負担はどうなるかという話が、仮にこういう場で、お互いの希望を叶える妥協案として出せるのであれば、それは別になるのでは、という所である。 近隣住民:前回、離隔距離が15m以内の場合には、目隠しが必要であるとの委員長の指摘があったはずである。 事業者 :委員長から話があったが、明確な基準を示された訳ではなく、一般的にとか、常識的な範囲で、ということで、何を基準に10mなのか、15mなのか、質問し、基準はないですねと質問したが、先程委員の話にあったようにお互いの価値観の違いかと、何かの書籍に載っているのか質問したが、書籍を教えてもらえる訳でもない。 委員 :前回も、できない理由を説明されていたが、聞きたいのは、できない理由ではなく、何らかの解決策なのである。もし提案を受け入れられないのなら、代替案を示して欲しい。玄関前しか付けられないのか。 事業者 :今委員から指摘されたように、全く付けませんと言うのではなく、1つの案として、玄関前には付けるということは可能かと思う。まだその隣地境の植栽を植えるという議論にはなっていないが、そういった所で希望するのであれば、検討の余地はまったくない訳ではない。そういう提案があれば、良いですと言うことであれば。今玄関前だけには設置する提案をしているが、それに対して、良い悪いの話にもなっていないため、答えがないままである。 委員 :少々説明しておかなければならないことがある。開放廊下というのは、建築基準法で定められた専門用語である。私が専門家同士で話をする時は、開放廊下と言えば、共通認識として話すが、皆さんはそうではない。建築基準法で言う開放廊下とはこうだと、何らかの形で、上手に説明しないと認識にズレが生じてしまう。説明、資料の作り方に共通で言えることなので、それは反省した方が良い。 事業者 :2回目の時に説明したが、開放廊下というのは、廊下の高さ、床から天井までの高さの2分の1以上の高さ、例えば、天井高さが2,400mmの時には、その半分以上、1,200mm以上の部分を開放していないと、開放廊下とは呼べない。手摺より上の部分が、天井高さの2分の1以上が、開放廊下の基準である。手摺の高さは、建築基準法で1,100mm以上と決まっている。 近隣住民:開放廊下とするためには、完全な目隠しはできないということなのか。 事業者 :開放廊下は、目隠しはできない。 近隣住民:どんな方法を取っても、目隠しはできないのか。 事業者 :開放廊下と呼べないだけである。 委員 :それは違う。今の説明では、手すりの上を2分の1以上開けないと、開放廊下とは呼べない。手摺の高さは、1,100mm以上ないと、建築基準法で認められない。目線が1,500mm辺りにある。手すりの上に、パネルで目隠しを付けた。これが例えば、500mmである。1,200から500引くと、700mmとなる。天井高さの2分の1以下になってしまう。でも今手摺の上の、ここの高さが2mあったとすれば、1,500mmになる。全体の2分の1以上、つまり、天井高さによって、手摺の上に何ができるか、決まってくる。 事業者 :そうである。 委員 :開放廊下というのは、床から床までの高さを階高と言い、階高を高くすれば、目隠しの幅を広げられる可能性が増える訳である。ところが、階高を増やすということは、建物の高さが増える。当然近隣住民の方への影が大きくなるし、斜線制限にも厳しくなるし、コストも高くなる。 事業者 :第2回の時にも、この部分が15cmになるので、現実的ではないとの説明はした。 近隣住民:防火貯水槽との関連性について説明して欲しい。 事業者 :狛江市まちづくり条例に決まっている事項なので、まちづくり推進課の職員から説明をお願いしたい。 事務局 :まちづくり条例の指導基準の中で、建物の延床面積が1,000㎡を超えた場合には、市の安心安全課と協議することになる。防火貯水槽の設置についてお願いをしている。事業者が開放廊下として設計している時には、廊下の床面積が延床面積に入らない。開放廊下の条件の話になるが、目隠しを設置すると、延床面積に算入されるので、現在計画されている建築物の延床面積が増え、安心安全課との協議が必要になり、防火貯水槽の設置という話が出る。 事業者 :今の話を受けて、実は、安心安全課の方と、何度か下打合せした。まちづくり条例の中に記載されている物を、今回の計画では防火貯水槽を免除してもらえないかと、協議をさせていただいたが、それも否決された。 近隣住民:第3回調整会の時に、先程15mとの話が出たが、私は議事録を持参した。委員長の発言を読み上げる。「南向きのマンションには主要な開口部がある。昼間などは、なるべくカーテンなども開けたいだろう。その時に、30m、40m離れていればよいが、10m、15mぐらい先に賃貸アパートの廊下があるとすると色々な方が通る。そこから見ると、家の中が丸々のぞかれる。最近はそういう状態は困るというのが社会通念である。これまでも、他の調整会で毎度のように主要開口部に面する廊下については、目隠しをして欲しいという住民の要望がある。それに対して事業者側もきちんとした目隠しをつけるというのが実態である。」そういうふうに発言している。 事業者 :今回最も視線が気になる玄関前では、皆さんのベランダが見えるので、その場所は、目隠しを設置するご提案を何回かしている。だが、それでは全くだめという話である。 近隣住民:一番近い所は、ドアを開けた時に、室内が見えるのではないか。 事業者 :いいえ。ドアを開けて、室内は見えない。 近隣住民:横を歩く人は見える。 事業者 :その方が、見なければいい。 近隣住民:でも、こちら側から見たら、歩く人が見える。どうしたら良いか。 事業者 :お金の出所があれば、できないことでもない。 近隣住民:7年前の話に戻るが皆さんに、住民にこういう目隠しの問題とか、眺望の問題とか、目線の問題がこんなに出てくる。どこか頭の片隅にあれば、本当に住民を思って、なさっているのは理解できます。でもそれを全く無視して、確認申請を、先にとって、調整会もなしにして、さっさと建てようとする、そういう気持ちが感じられる。その調整会、1回2回3回に、こちらがどういう要望を出して、何回も何回も説明しても、どこも改善する気持ちも、一つもみえない。1階の部分、2階の部分、全部なくせなんてことは、一切言っている訳ではない。そこをセットバックして、前に少しでも、視線が遠くに見えれば、安心する。工事の期間だけ一年我慢するならまだしも、一生それが真っ暗な状態で、窓も開けられない、窓を開け放したら、開放廊下に人が通る、それも、通りすがりの人でない、毎日毎日同じ人が通る、それも、賃貸物件で、どういう人が入るのか、こちらは全くわからない。素人の考えだが、防火貯水槽が大変高いのか。委員長が、全体の費用の何%なのかと聞いた時、5%だと回答があった。800万円ということを聞いた。もし将来東京に大地震が来た時、火災が発生する。その時のために、費用を出すのは大変だと思うが、貯水槽があることで、自分の自宅もあるので、もしもの時のための費用として、そういう損害の時を考えていただきたい。 副委員長:時間も迫ってきたのと、本日、調整会請求者から意見書があるので、その説明をして、今日の会の締めと致したい。この目隠しの件に関しても、近隣住民の方にも色々な意見があるように、次回までに目隠しについても、本質的にどういう要望なのか出していただきたい。個々に色々な意見が出されても、まとまらない。事業者には更に調整をお願いするが、近隣住民の方も意見をまとめていただきたい。では、調整会請求者から意見書について、説明をお願いする。 近隣住民:代表して、意見書を出させていただいたので、読ませていただく。今まで何回も出ていた事項と重複するかも知れない。手短に話をする。 1点目は、集光装置についてである。冒頭、一番日影の影響を受ける2世帯の方から話があった件である。コートハウス側でも話し合いをして、本質的な解決にはならない、ということで、これについては、受け入れられない。 副委員長:集光装置に関しては、1階の日影になってしまう方が見学していただいて、採用しないというご意見を伺ったので、事業者側もそれを認識していただきたい。3点目については、実際に工事が始まった時に、調整会とは別に、協定を結んでいただきたい。この件については、ここでの議論から外させていただく。ですから、主に2点目について、ご意見はあるか。 近隣住民:確認したい。建物の配置を25cm世田谷通り沿いに移動することは、決まっていないのか。 事業者 :決まっていない。 副委員長:事業者側は、2点目の意見に対して、回答はあるか。 事業者 :我々の認識としては、1回目の調整会の時に、書面で要望をいただいた。その中で、今回の問題は、日照と目隠しの件とあったが、議論から外しているのではないかという認識だが、その辺、いかがか。 副委員長:今日は、委員長が欠席しているが、課題は、日影・集光装置の問題と、目隠しの問題のため、解決してもらいたいと要望があった。私もそういう認識でいる。次回については、事業者は、近隣住民の方にわかるような資料で説明していただきたい。誠意を持って、わかりやすい、納得できるような説明で、なるべく次回で、ある程度の調整ができるようにしたいと思う。会を締めたいと思うが、いかがであるか。 近隣住民:25cmの話であるが、お互いに歩み寄りのない中で、25cmだけ世田谷通り側へ移動してもらえると思っていた。そこは、白紙に戻っているということか。考えてくださっているものと思っていて、セットバックして、日照のことを考えていると言う前回の話だった。 事業者 :どちらかというと、2回目の時の提案だったと思うが、2、3提案したものが、全て却下されたという認識だった。元に戻ったという認識である。 近隣住民:こちらは却下してないし、25cmは決まったものだと思っていた。 事業者 :そういう認識ではない。我々は、違った。 近隣住民:では、妥協案は、25cmの後退ついては、採用なさっていないということか。 事業者 :それは、違う。25cmの話は、妥協案の一つとしては残っているが、それが採用されたと言う認識ではないと言うことである。25cm下がっても、妥協案として認められないのであれば、一旦元に戻して、その中で妥協案をもう一度考えようと言うのが、3回目、4回目のご提案である。 近隣住民:率直にお願いしたい。全くの素人であるが、建物の高さ、広さ、建物を移動するか、これ位しか解決方法はないのではないか。25cmの提案をそちらから出していただき、今日は私は25cmの案の上に、一部を削った物が出てきたとばかり思っていた。是非皆様の方で、もう一度考えていただけたらありがたい。どういうふうになるか、提案の中に25cm世田谷通りの方へ寄せるということ、それから、建物を削るということ、日影以外でも、広さとか、高さに関しても、提案をお願いしたい。 近隣住民:副委員長が先程、「今度で最後に」といったのは、ご提案と言うことで良いか。こうやって2時間が過ぎればもう、先程から、拝見していると、ボールペンを回していたり、クセなのであろうが、ニヤニヤされたりしていて、次回2時間終わったらもう建てられるような発言もあり、ものすごく不安である。 副委員長:ここの調整会の中で、決議がされない限り、建物の工事の着手をすることができないと我々は認識している。 近隣住民:次回にはわかりやすい資料を作ってきてくださいと、委員長や近隣住民から申し上げているのだが、どうもそれがイメージ的に理解されていないように思う。委員と相談して、わかりやすい資料を作ってきて欲しい。頭が良くて、立体的にわかられるのかも知れないが、我々は素人である。その辺、お願いしたい。 副委員長:社内で、一度素人の方に説明して、理解してもらえるかどうか練習してから調整会に臨むのもひとつの方法だと思う。それを強要しないが、一般の方々に、我々にもわかるように、準備をお願いしたい。 近隣住民:副委員長と同様のお願いをするつもりであった。工期が遅れているという話があった。今回は4回目の調整会だが、既に1回目から資料不足を指摘されていた。2回目、3回目の際にも、こちらから、こういう案で検討して欲しいとお願いした案に対しても、きちんとした回答が用意されてこなかった。工期が遅れていることを我々に対して言われても困る。事業者が、当初からきちんと説明し、素人を相手に、わかるように説明していれば、もう少しスムーズに進行できたのではないか。皆さん大事な時間を割いて、こうして集まっているのだから、説明する方々は、もう少しわかりやすく説明をお願いしたい。一生懸命専門用語で説明しているのだろうが、相手は素人だということを考え、わかりやすく説明することを、考えていただきたい。 事業者 :最後の方の意見について、回答させていただく。私も説明を聞いていて、こちらの説明も稚拙だと思うし、資料もやはり不十分過ぎると言う印象は、同じ会社の者として、非常に恥ずかしいと思った。今回提示された資料に関して、先程副委員長から2点目がメインであるという話があった。また、次回が恐らく最後の調整会だと言う話があった。 副委員長:最後とは言っていない。最後にできるような、緊密な議論をできるような資料を持ってきていただきたい、と言ったのであり、決して最後の調整会とは言っていない。 事業者 :最後にできるような方向で、やらせていただこうと考えている。皆様から意見をいただき、色々な回答を出さなければいけない。歩み寄れるような提案をしなければならないと思う。日影関係で107と108号室、それ以外の方も非常に日照時間の短い方がいる。その方に対しても、同程度にやはり日影でないように、太陽の光が当たるようにして欲しいというニーズがあるのかなと思う。そうであれば、先程発言があったが、建物自体を下げるか、上の階を削るしかないのではないかという話が恐らく理論的であると思う。それが果たしてこちらから提示できるか、事業者として、事業性があるか、大きいテーマであるため、近隣住民の皆様から、ここで黒に近いグレーの方々が、どれ位の日照時間が欲しいのか。例えば、水色であれば、水色の提案も、出さなければいけないのかなと検討をするために、次回こちらから提示できるかなという条件として、皆様の方から、具体的に指摘して欲しい。 近隣住民:先日、調整会が行われることについて、寄り合いを持った。そして、委員長から、要望を具体的に出さないと、事業者側もわからないということで、意見をまとめた。2階を1部屋削る案であった。これは今日影がなくなったということではなく、それこそ明かりとか、眺望とかも考えて、3階まではまとまってはいないが、できれば2階3階を削るのが一番であるが、2階を1部屋削って、セットバックしていただく案で、まとまっている。 事業者 :それはご要望として承る。 副委員長:確認だが、25cmセットバックする案というのは、事業者側からの提案であったか。 事業者 :そうである。 副委員長:それを今回やらないと決められた理由はなにか。 事業者 :いただいた資料を読む限りでは、25cmだけ下げても、数分程度しか効果がないであろうと、否定的な所見のように読ませていただいた。 副委員長:25cmでも、認めていただいたという発言を何人もしていた。 事業者 :今回の資料としては、どうして2階や3階部分を減らした日影図の方が、日影が高くなるのか、という誤解を事業者に対してお持ちになるのは、当然かと思う。ただし、先程副委員長からもあったが、次回を最後とするならば、色々な条件で、107・108号室だけでなく、他にも影響される方がいるので、約10名弱くらい、その方々も含めて、その濃いグレーではなくて、水色位の光が当たる時間が欲しいとか、そういったことで条件を出して欲しい。多分3階以上を削らなくてはならなくなってくると思う。 副委員長:ただ、日照権の問題は、107・108号室が一番厳しい。 事業者 :では2戸だけでよろしいのか。 近隣住民:いやいや。それは違う。 近隣住民:できない、やらない理由ばかり並べないでいただきたい。例えば、25cm前に出れば、変わらないではなくて、変わる訳である。これ位変わるけど、どうでしょう、というようなやり方があるのではないか。1部屋なくす、変わらないという説明ではなく、今日は、変わらない説明をしようとしているように受け取れる。 副委員長:先程から第5回目の話が出ているが、私が申し上げたのは、こういう条件では、事業者側も近隣住民の方々も、相反する物をお持ちである。100%両者が満足いくというのはない。だからどこかの点で我々まちづくり委員会が、見解書を出させていただいて、双方にそれぞれ我慢していただくが、それぞれ良い点もあったというようにするために、調整会を開催している訳で、私が申し上げたのは、次回をそういう会に持っていけるように、両者とも十分に考えてくださいとお願いしているので、その辺はくれぐれも誤解のないように、お願いする。最後に委員が、事業者側の経費の説明について、話をさせてもらう。 委員 :最後のページに、1番から6番の一覧表として、工事費の比較と、それに伴うコストの比較が書かれているが、これを付けた理由は何か。 事業者 :前回、委員長から、建築費はいくら上がるのかとか、事業性というのなら、収益は一体いくら下がるのかとか、そういった面を具体的な金額で、提示するように指摘されたので、今回添付させていただいた。 委員 :すごく悪い言い方をさせてもらうと、説明不足、資料不足の中で、今回3案位提示されたが、日影が全く変わらない。変わらないにも関わらず、お金がこんなに増えてしまうと、やらないように見えてしまうような資料の作り方ということは、3番、4番、5番、6番というのは、考えていないのか。 事業者 :難しいと思っている。 委員 :難しいということを示すための資料なのか。 事業者 :そうである。 委員 :では、そのように、理解する。もう1つは、先程副委員長から指摘されたことに関連するが、事業者から、車中での発言の話が出たが、その点について確認したい。副委員長の指摘と全く同じで、こういう会が開かれるということは、互いに違う考え方や、利益も違う訳だから、当然違って当たり前な訳である。そうなってきた時に、どこかで折り合いを付けなければいけない。その、どこかで折り合いを付けるということは、お互いを理解しなければいけない。お互い理解できなければ、どこで折り合いを付ければ良いかわからない。具体的には、事業者側は、個人なのか個人でないのか、事業者の持っている色々な事情がある。事業に対する事情、相続に対する事情、固定資産税に対する事情、家族の中の事情、それも1つの皆さんがお互いに理解するための条件なので、そういう点は、住民の方もご理解は必要ではないだろうか。同様に、事業主側も今までの経緯の中で、住民の方の気持ちを十分理解して欲しい。お互いの事情がわかり、お互いを理解しなければ、折り合いは付かない。その辺をきちんと考えてくださいという話を車の中で、見学に行った皆さんにお話しした。それを、その部分を都合の良いように事業主側で理解されたのではないか。 副委員長:定刻を20分超過したので、これで終了させていただきたい。最後に委員から話したい。 委員 :住民側からいくつかの提案があったことに対し、事業者側からも、いくつかの案を示していただきたい。住民側から出された案に対して、それはダメ、ここがダメだと言うだけではなく、求めているのは、日影対策の落としどころは、果たしてどこまでなのか、ただコストの問題なら話し合いましょうとなるかもしれないが、出されたものが変わらないと、議論が進まない。ですから、2階3階部分を劇的に減らさないと、107・108号室の影がなくならないという話だったが、どのくらいなのか教えていただいて、現実的な案を示す。プライバシーに関しても、15cmの目隠しで見えないようにという話があったが、それプラス、もっと安価な方法もできると思うので、そこをいくつか、提案していただきたい。 副委員長:まだ、色々と意見があると思うが、時間も20分以上超過しているので、先程私がお願いした件で、利害相反する点があろうかと思うが、お互いに理解して、歩み寄れるところは歩み寄る努力をして、次回の調整会に臨んでいただきたい。第4回調整会を終了とする。 |
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その他
| 二次利用可否 | 不可 |
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お問い合わせ先
| 所管課 | 都市建設部まちづくり推進課 |
|---|---|
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