平成23年度第5回狛江市立図書館協議会(会議録)

1 日時 平成23年12月16日(金) 午後6時~7時25分
2 場所 市民センター第2会議室
3 出席者

委 員 長田輝男、丸山英子、田淵晶子、杉本圭治、山本和喜子

    森永ひさぎ

事務局 小川守清、小林明彦(図書館)

4 欠席者   委   員 豊崎克彦、小川 美篤
5 議題

1 新図書館について

2 その他

6 提出資料

1 狛江市立新図書館建設構想について(答申)

2 狛江市立新図書館基本計画書

7 会議の結果

(委員長)

 それでは第5回図書館協議会を開催します。寒い中お集まりいただきありがとうございます。新図書館構想ですけど、市の考えとしては平成29年から30年度に新しい図書館を建設することになっており、基本構想での広さは約4,800㎡ですけれども、市で現在考えている広さは3,700㎡で、この構想で描かれているスペースは見直しが必要となるわけです。約1,000㎡違うわけですが、具体的にどうイメージするかということですが、3,700㎡というのは現在の中央図書館が600㎡なので、今の図書館の6倍になります。6倍といってもそんなにものすごく広いわけではありません。そこでこの新図書館構想の検討ですけど、年度内で結論をとのことで最初にお話しいたしましたが、それは無理がありますので、来年度も引き続きこの新図書館構想に基づいて、狛江市としてどういう図書館を建設していくかを継続して、来年度も考えていきたいと思っております。具体的には第三中学校の校舎をそのまま残して、図書館は今の三中の体育館のある場所か、あるいは校庭に建設するかということです。今日話し合うところは、つかみどころがないようなところなので、今日は第5と第6にして、第7と第8は2月の次回にしていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。それでは丸山副委員長お願いします。

 

(副委員長)

  それでは今日は第5と第6のところを皆さんとみていきます。まず第5です。 

第5 階構成と室相互の関係

1 室・スペースの相互関連

 各室・スペースはそれぞれ関連しあって、一つの図書館を形成する。従って、相互のつながりに留意した空間を構成する。室・スペース相互の望ましい位置関係を、模式的に表わせば以下のとおりである。

ということで、相互関係の図が載っています。何か質問や意見がありますか。

 

(委員長)

 ここに出てきている障害者スペースというのは何を指しているのでしょうか。

 

(副委員長)

 詳しくは後の6ページに出てきます。それではそれぞれ具体的に書かれているので読んでいきます。 

2 階構成の考え方

 階構成の基本的な考え方は以下のとおりである。開架書架スペース等の主要機能は主階(1階)におく。

(1)入口に続く開架及び児童スペースは、1階に連続した広い平面で設ける。これが最優先の条件である。

(2)開架室の一部を1階におけない場合には、他の階に参考図書・地域行政資料スペース又は視聴覚資料スペースをそれに充てる。

(3)集会関係諸室並びに事務室は1階にあることが望ましいが、不可能であれば入口との関係を明確にした上で、他の階に配置する。この場合、事務室が他の階に配置される時には、貸出カウンターに隣接して、整理作業室的な場を設ける。

(4)保存書庫は、空調の負荷の面からは地下階に設ける方が有利であるが、地価は建設費が高く、防湿の問題などがあり、総合的に判断する必要がある。 

 以上ですが、次の「第6 室・スペースの内容」ところも関連させながらみていきますので、もしご意見がありましたら前後しても結構ですので述べてください。 

第6 室・スペースの内容

1、入口、ホール

 初めての人が図書館を訪れるかどうかは、以下の目標を達成できるかどうかにより左右される。

(1)図書館建築の第一の目標は、誰でも自由に入館し資料を求めることができることである。

(2) 駅や主要道路から容易にアクセスが可能なように、誘導サインに配慮し、障がい者には点字板や点字歩道を整備する。

  (3) 建物も図書館であることがよく分り、近くを通る人が気楽に立ち寄ってみたくなる形とする。入口は外部から分かりやすく、利用者が入りやすいよう道路面との段差を設けず、また、道路方向に大きな窓を設け、道を通る人に、図書館の中の様子が見えるようにする。

(4)入口ホールは、十分明るい見通しが利き、建物に入ったときに、自分の行くところが分かるよう、明るく開放的な空間とする。また動から静への心の準備室であることを配慮する。ロッカー、車椅子、ベビーカーの用意が必要である。入口付近には総合案内板、また、開館時間帯に図書返却できるようブックポストを備える。 

  以上ですが、これは1階部分が主たるところだということを基本的に考えたもので、ビルの上の方とかではなく1階から入る形ですね。

 

(委員)

  ロッカーというのは荷物置場ですか。

 

(事務局)

 そうですね。利用者のロッカーです。

 

(委員)

 利用者全員のロッカーというわけではないですよね。

 

(事務局)

 全員のロッカーは無理です。利用者みんながロッカーを使うわけではないと思います。

 

(委員)

 車いす・ベビーカーの用意が必要であるとありますが、これは図書館で用意しておくということですかね。ベビーカーで来た人の置場という意味ではないのですよね。建物の中を移動するためにということでしょうか。

 

(副委員長)

 置く場所が必要ですよね。ここは車椅子・ベビーカーの置場が必要であることを確認しておきましょう。他に何かありますでしょうか。

 

(委員)

 傘とかはどうでしょうか。

 

(事務局)

 傘置き場で鍵の付いているものがありますが、鍵をなくなったりして大変みたいです。ビニールに入れて持ち込むような形だと思います。

 

(委員)

 鍵をなくすとなればロッカーの鍵もなくされることもありますね。

 

(委員)

 ただ、ビニールに入れたにせよ、濡れた傘を中に持っていきたくはないですよね。ビニールも穴が開きますし、大雨の時はびしょびしょになってしまいます。

 

(委員)

 傘を持って館内で本を読むとき、その置場が困るのではないでしょうか。

 

(委員) 

 現状はそのまま置いているような形で、傘がなくなったということはよく起こるのですか。

 

(事務局)

 現在の図書館では鍵付きの置場ではありませんので、間違って持って帰ったりするのは年に何件かあると思います。

 

(副委員長)

 そうするとやはり鍵の付いた傘入れを置くということでしょうね。ただ、鍵が煩わしい人にはビニールを置くなど、両方の選択ができるようにした方が良いのではないでしょうか。他に何か気が付かれたことはありますか。それでは次にいきます。  

2 中央サービスエリア:カウンター

(1)  玄関に近く、利用者からすぐそれと分かり、開架全体を掌握でき、かつ背後に事務室(作業室)を配置する。

(2) 背後に事務室が取れない場合は、カウンターの背後に貸出その他のサービス業務のためのワークルームを接続させる。ここで、返却本の整理、予約の処理、小破損の修理、登録カードの管理などを行う。

(3)  カウンターは貸出、返却、相談カウンターに分け、職員が開架フロアに出やすくする。

  となっています。職員の立場で今の現状から、ここは是非必要であるというところがあれば言っていただきたいのですが、現状はかなり厳しい状況ですよね。

 

(事務局)

 現状は事務室とカウンターがかなり離れてしまっていますのでやりにくいです。また、事務室の中は作業をする所と一緒になっていますので、図書の装備とかの作業は別に設けて方が良いと感じています。新しい図書館では入ってすぐ返却できるような形になって、中には自動返却機もあるところがあり、すぐに返却処理がされる仕組みになっています。また、本にICタグが入れてあれば、予約なんかも自分で取ることができます。今の中央図書館では、カウンターの後ろが予約棚のなっており、利用者が受け取りに来た時にはその棚を探して職員が手渡していますが、ICタグを装備していれば予約の部屋を作り、そこに予約本を入れておけば、利用者自身がそこから持っていけ、職員の手間が省けるような方法も実際にあります。

 

(委員)

 予約した以外の人は、持っていけないようになっているのですね。

 

(事務局)

 そうです。自分の予約本が貸出券で、どのコーナーにあるかが分かるようになっており、貸出処理には違う予約本である場合、処理されないような形になっているようです。

 

(委員)

 予約室に入って自分で取るより、中には人から渡された方がよいという利用者もいるかもしれませんね。

 

(事務局)

 予約本は人気のある本が多いので、予約していないのに予約部屋に勝手に入り込んで、人気の本をそこで見ている人もいるというようなことも聞きました。

 

(委員)

 それがあるのはどこの図書館ですか。

 

(事務局)

 武蔵野市にあります「武蔵野プレイス」という所で、武蔵野市が新しく作った複合施設で、図書館の機能を中心として生涯学習とか青少年の居場所とかなどの機能を備えており、武蔵境の駅に作られた新しい施設です。他に予約室や予約コーナーがあるところはいくつかあります。

 

(委員)

 その「武蔵野プレイス」は誰でも見に行けるのですか。会員でなければ入れないとか。

 

(事務局)

 誰でも、市外の方でも入ることはできます。予約室もそうですが、入口のそばに今日返却された本を並べてあるコーナーがあります。狛江では返却本を並べるスペースもありませんので、すぐに配架してしまいます。

 

(副委員長)

 子どもって、けっこう人が返した本に興味があり、今日戻ってきた本に人気があるのですよね。

 

(委員)

 返却本コーナーから借りていってもらえれば、配架する手間もないわけですよね。

 

(副委員長)

 どの程度設備面にお金が掛けられるかによるとは思いますが、チェックを入れるのが大変だと思います。(3)で「カウンターは貸出、返却、相談カウンターに分け、職員が開架フロアに出やすくする。」とありますが、これは相談を受けるところは固定しておいて、後の人は動けるようにということでしょうかね。

 

(事務局)

 目的別にしてカウンターにということでしょうね。

(委員)

 これらが貸出、あちらが返却という感じですか。

 

(事務局)

 今の図書館の場合だと貸出・返却が同じ所、相談も同じ所になっていますので、相談を受けてシステム機械を使っていますと貸出の利用者がいても使えず待ってもらうということになっていますので、窓口を分けた方がよいと思っています。

 

(副委員長)

 職員の人が開架フロアに出やすく、動きやすくすると利用者も入りやすくなってしまうので、そのあたりの兼ね合いも難しいですよね。

 

(委員)

 島と言うかカウンターを別にするという意味なんですか。

 

(副委員長)

 そこまでではなく、人の流れがスムーズになるようにということでしょうね。では、ここのところではできればカウンターの所から事務室につながれることと、事務室と作業場とが分かれているといいなといったところとで、部屋が続いているといった感じでしょうか。

 

(事務局)

 事務室の隣で、作業場との行き来が簡単にできるところです。事務スペースは事務が落ち着いてできるようにしておきたいです。

 

(副委員長) 

 ただ、今みたいにカウンターとまるで離れてしまうと厳しいですよね。

 

(事務室)

 何かあった時の対応など、カウンターがどういう状態なのか見えないと困りますね。

 

(副委員長)

この項目はだいたいよろしいでしょうか。では次にいきます。

3 開架スペース

 入口に近い位置に配置した図書等の開架スペースは、大勢の市民が毎日利用する最も大切な図書館建築の核となるものである。幼児、子ども、高齢者、そして身体の不自由な人にも使いやすく、開放的で明るい、親しみやすいものに作ることが必要である。また、見通しの利く、連続的な空間として構成し、壁などで仕切らない。高書架と低書架を適宜組み合わせ、その中に読書席を散らばせる。読書席は、多様な読書方法に対応できるよう、椅子・机など多種類の読書スペースを用意する。利用者が自由に目録情報を検索する端末機も、将来は開花書架スペースのいろいろな場所に置かれるので機器までの配線方法を充実させる。

(1)  主に成人のための書架スペース

  ア 天井は高く、明るく、広々とした空間にする。

  イ 書架間隔は車椅子利用者が、自由に通行できるよう配置する。

  ウ 入館した人が、いつでも気軽に拾い読みや試し読みのできるように書架近くに椅子を配置し、メモのとれる機能を備える。集中して読書できる閲覧席、畳席、持ち込みの情報機器を利用できるように席を配置する。 

 まず成人のところですが、これからは情報機器の持ち込みができるような席が必要になってくるのでしょうね。

 

(事務局)

 これからはと言うか、今の図書館として普通になってきています。

 

(副委員長)

 これが今はほとんどできていない状態ですよね。

 

(事務局)

 そうですね。情報機器が使える場所がありません。

 

(委員)

 メモがとれる機能とありますが、本を見ながら自分のノートに書くのでしょうが、本のあるところで筆記具が自由に使えるのもどうかなと感じています。ちょっと心配のし過ぎですけど。

 

(副委員長)

 これはメモをとれるような机も必要だと言うことなのでしょうね。

 

(委員)

 書架近くに置くのでしょうけれど、とっても危険なような感じがします。

 

(委員)

 その机にメモがとれるように筆記具を常備するようだと、子どもも触ったりいたずらをする可能性もでてきますね。

 

(委員)

 図書の本にいろいろ書いたり、切り取ったりということが多くの図書館で問題になっていますよね。ですので、メモをとるのであれば違うスペースが良くて、書架の近くはちょっと危険な感じがします。

 

(事務局)

 そういうスペースということであれば、カウンターから見やすいところの配慮が必要だと思います。

 

(副委員長)

 では、この書架近くというのはなくして、椅子や机は少し離してという感じでしょうかね。ここのところはこれでよろしいでしょうか。次に進めます。

(2)  青少年を対象とした一般図書スペース

  青少年が読書し、仲間づきあい、コミュニケーションの楽しめる空間を用意する。区切って独立のものにするのではなく、開放的で明るいものにする。また、音響的な配慮は欠かせない。

ここも難しいところですよね。音的なことに配慮すると区切った方が効果的ではあるけれど、あんまり区切ってしまうと、そこが溜まり場状態になってしまう。なので開放的で明るいものにして、目も届き入りやすくしていくということなのでしょう。難しいですね。西河原の方はヤングアダルトに力を入れていましたよね。

 

(事務局)

 そうですね。中央図書館もヤングアダルトの本にはテープを貼って分けてはいますが、結局は大人の方と混在してしまっています。児童は児童で分かれてはいますが、ヤングアダルトは一緒になってしまっているので、そういうのも分けられると、その年齢層の利用も上がってくるのではないかと思っています。

 

(副委員長)

 児童センターのボランティアで、体を動かすのが好きな子どもたちはコミュニケーションがとれるのですけど、体を動かすのが苦手だけれども本は好きという子どもたちがいる場所、居場所みたいなものが求められているのではないでしょうか。青少年を対象にしたスペースというのは、やはりいろいろ考えて利用が伸びるような工夫ができたらいいなと思います。中学生など、部活に入っていないと居場所ないといった感じですが、図書館が開かれてその役割も果たしてくれればと思いますよね。では次にいきます。

 

(3)  児童スペース

 児童用の図書、雑誌、新聞、紙芝居などを配架する書架スペース、児童カウンター、閲覧席、お話し室、グループで調べ物に来た子ども達にも適した丸テーブル、スツール・マットなどを配置して、子ども達が楽しく本に接することができるようにする。お話し室は、普段は小さい子どもに開放し、お話を聞かせるときに閉じられるようにする。お話し室内に、お話し会の備品等の収納できる場所を設ける。お話し室の床は、清潔の保てる材質のものとする。専用の手洗い場と子ども用トイレを近くに配置する。

 現在の図書館の児童スペースは本当に限られていて、かなり厳しい状況ではないでしょうか。

 

(事務局)

 そうですね、書架などももっと低書架をたくさん置いていきたいとは思っています。

 

(副委員長)

 低書架だとその上に本を飾ることができますが、それには空間が広くないと厳しいですよね。あとお話し室は小さくてこじんまりはしていますが、親子連れだとちょっと狭いのではないかと思います。あのお話し室の位置はどうでしょうかね。

 

(委員)

 お話し室で手を叩いていたら他の大人の方は、うるさいなと思われるのでしょうね。ただ、私が前に住んでいた所の図書館のお話し室は、扉がしっかりして、閉めると見えなくなり音もそれほど響かないので、行事を行うには良いのですが、普段は扉が閉まっていてあまり使われていなく、使おうと思って親が子どもを入れる時は不安でした。そう考えるとどちらが良いのでしょうか。

 

(事務局)

 狛江の場合、お話し会のときだけカーテンを閉じて、普段は開けっ払って開放して利用いただいています。

 

(委員)

 私の見てきた図書館には行事以外の開放はしないというところがいくつかあります。

 

(副委員長)

 ここに書かれているように普段は開放する方がいいですよね。そしてお話し会の備品などは収納できる場所をぜひ設けたいですね。専用の手洗い場と子ども用トイレを近くに配置するというのも大事ですよね。

 

(委員)

 あとベビーカー置場もですね。

 

(副委員長)

 ベビーカーは基本的に押したまま中に入ってこれますが、そうすると置き場は駐車場スペースの所ではなくて、中のお話し室の側にそういうスペースがあった方がいいのではないでしょうか。

 

(事務局)

 そうですね。お話し室の近くに置けるようなスペースを設けるというのは必要かなと考えています。

 

(副委員長)

 特に狛江の場合、親子のお話し会の需要があるので、大事にしていかなといけないと思います。

 

(委員)

 今も狭いですけれど、ああした感じで開放的なのはいいかなと思います。ただ、演じ手が奥に入ってしまうと出にくいといった問題があるのですが、でも二方向開いているお話し室は見たことがないですね。

 

(副委員長)

 静かに本を読んでいる子どもと、グループなんかで来て話をしながら調べ物をする子どもとのテーブルの配置の兼ね合いもありますね。調べに来る子どもはかなりいますか。

 

(事務局)

 います。学校の方でもいろいろ宿題を出しているようです。今の図書館では大人の閲覧席が少ないので、児童コーナーのテーブルに大人が座ってしまっています。子どもの学校が終わるまではいいのですが、学校が終わって子どもたちが来る頃には子どもたちに使ってほしいです。しかし子どもがいなくて空いていれば席が少ないので、やむを得ないかなといった感じです。

 

(副委員長)

 資料を持ち寄りながらグループで話し合うのもすごく大事で、またカウンターの職員にも話が聞けるなどの配置の配慮も必要なのかと思います。こうなると児童スペースは広く取ってもらわないと厳しいですね。では、ここのところはよろしいでしょうか。次にいきます。

(4)  新聞・雑誌スペース

 各雑誌の表紙がみえる雑誌架に並べる。新聞・雑誌等閲覧のためのソファーなどを雑誌架近くに配置し、くつろいだ雰囲気で軽読書、情報を得ることができるようにする。

 今の新聞や雑誌のスペースというのは、新聞は奥になりますか。

 

(事務局)

 入って右手側に新聞・雑誌があります。雑誌にしろ新聞にしろ、中央図書館の位置づけとしては種類が少ないですね。スペースがありませんのでタイトル数を増やせませんし、ゆっくり読めるような場所も少ないので、図書館に長く居るということがなかなかできないのが現状です。昔のように貸し出しに重きを置いているようであればいいかも知れませんが、今は合わせて図書館で本を読んだり、調べ物をしたりと長く居られるような機能が求められています。

 

(副委員長)

 他に何かありますでしょうか。なければ次に進みます。

(5) 視聴覚資料スペース

 ビデオテープ、コンパクトディスク(CD)、カセット等の視聴覚資料を開架で提供するスペースと観賞ブースを配置する。

 現在、中央図書館はなく、西河原ですよね。

 

(事務局)

 そうですね。AV関係は西河原です。

 

(副委員長)

 新図書館にした場合には、中央館にもその機能をということですよね。

 

(事務局)

 基本的に中央図書館の大きい館は、視聴覚コーナーは必ずあり、必要です。

 

(副委員長)

 カセットテープは今どんどんなくなっていますね。

 

(事務局)

 そうですね。これからはDVDなどで、ビデオテープもなくなってきますね。

 

(副委員長)

 それでは、この視聴覚スペースは配置するという方向でよろしいでしょうか。

 では次にいきます。 

4 参考図書・地域行政資料スペース

(1)利用者の調査・研究のためのスペースとして、開架貸出室とは連続して館内の比較的静かな場所に設ける。事務室、保存書庫とのつながりに留意する。

(2)参考図書、地域に関連した資料、行政資料、地図、マイクロ資料など、市民の自主的な学習に資する資料を配架する。大きな参考図書を何冊か広げられる相席テーブルを備える。

(3)相談援助のための専用レファレンスデスク及び複写機などを設置する。情報化時代に対応できるコンピュータ・OA機器・ニューメディアなどの閲覧空間を設ける。機器の大部分は通信等の専用配線で結ばれているので、各機器が合理的に接続できるように電気的なフレキシビリティの確保を必要とする。また、音に対する配慮も忘れてはならない。

 先ほど見てきました「児童のスペース」のところに地域資料という文言がなかったのですが、子ども用の地域資料が置けるスペースが欲しいなといった感じがしていますがいかがですか。地域資料を子どもが借りに来るということはあるのですか。

 

(事務局)

 多いです。今も子ども用のものを置いています。地元のことを知るために図書館で揃えておかなければならないし、大人とは別に子ども用として揃えておく必要があると思います。

 

(副委員長)

 それでは「児童スペース」のところにその文言を入れておきましょう。では参考図書・地域行政資料の方に戻ります。開架貸出室とは連続して調査・研究のスペースを静かな場所に置くという形でここではまとめており、事務室、保存書庫とのつながりに留意するとありますが、どのような留意が必要なのでしょうか。

 

(事務局)

 調査研究の場合、専門的な本が多く、開架に出てなく閉架書庫にあるので、そういう場合の関係だと思います。

 

(副委員長)

「大きな参考図書を何冊か広げられる相席テーブルを備える」とありますが、逆に小さな個人テーブルよりも大きな机の方が使える感じで、個人の机にしてしまうと勉強の自習室みたいになってしまうかもしれませんね。

 

(事務局)

 中には他の人と一緒が嫌だという人もいるでしょうね。

 

(副委員長)

 相談援助のレファレンスデスクは欲しいですよね。少なくてもレファレンスは大人用と子ども用と分かれているとありがたいですね。

 

(委員)

 そうすると児童書の専門の方が常駐することになるのでしょうかね。

 

(副委員長)

 できればそれに越したことはないですが、難しいですかね。他に参考図書・地域行政資料のところで何かご意見がありますか。なければ次に進みます。

5 高齢者・障がい者サービススペース

(1)  館内の分かりやすい位置、入口から遠くない位置に、点字図書、大型活字本、録音テープ、録音室、対面朗読室、情報機器用のスペースを設ける。

(2)  市民ボランティア等のための部屋を設ける。

 となっています。市民ボランティアをされている山本さんには(2)は切なる願いではないでしょうか。

 

(委員)

 現在、図書館の図書を作ったりするのは図書館の担当で、広報とか「わっこ」の情報誌の音訳をやるのは市の広報担当という形になっていますので、図書館のボランティアをしているのか、市のボランティアをしているのか、という別々な感じにさせられています。今活動できる部屋はあいとびあセンターにある部屋だけで、そこで活動しているのですけど、図書館にそういう専門の部屋ができると、ここは図書館のことしかできませんとかいう形になってしまいませんか。

 

(副委員長)

 縦割り行政の弊害でしょうが、単なる場所の問題ではなく、管轄の問題が大きいですね。

 

(委員)

 何でもかんでも図書館の部屋を使わせていただくと、図書館にも迷惑がかかるのでなないでしょうか。

 

(事務局)

 今現在は図書館に部屋がなく、図書館ボランティアの方々にはご迷惑をかけています。

 

(副委員長)

 障がい者・高齢者だけではなく、布絵本を作るグループだとかお話し会のボランティアの活動とかもできるようなスペースがあるといいですね。それが狭い意味のことではなくて、広い意味でのボランティア活動ということで使用できるようにしていければと思います。部屋はぜひとも設けてもらいたいですが、使い方については管轄の問題等があって考える必要がありますね。

 

(委員)

 現在、点字図書というのはあるのですか。

 

(事務局)

 何冊かありますが、利用はほとんどないですね。どちらかというと字の大きい大型活字本が借りられています。大型活字本は字が大きい分、冊数が増えてしまい、図書館としても新しい大型活字本入れて回していきたいのですが、スペースの問題が出てきてしまうので、難しい状況になっています。

 

(副委員長)

 よろしいでしょうか、では次にいきます。

6 視聴覚サービススペース

 視聴覚機器が利用可能なホールを設け、視聴覚機材を利用した集会に使用するほか、大会議室としても利用する。専用の操作室(映写室)を設ける。

 視聴覚室は現在どのような形で使われることが多いのでしょうか。

 

(事務局) 

 市民センター地下にある視聴覚室は、公民館のもので、図書館のスペースではありません。

 

(副委員長)

 そうするとこの文章からは、図書館のスペースとして設けるということになりますよね。

 

(委員長)

 今の規則から、図書館として成り立たせるには視聴覚室が必要なのですか。

 

(事務局)

 なくてはならないという訳ではないと思いますが、情報の拠点としての図書館としてはあった方がいいのではないのではと考えます。

 

(委員)

 たとえば、図書館で映画会を企画しました。場所は公民館の視聴覚室ですというのもあるのではないでしょうか。

 

(事務局)

 それはできます。現在もお話し会で使っています。

 

(委員長) スペースには限界があるので、どこに重点を置くかですね。

 

(副委員長)

 公民館が近いところであれば、造らなくてもいいかも知れませんが、ここと三中跡地となると少し遠いので、どうしても図書館で映画会を行うということであれば造っていく方向かなと思います。図書館法で設置が義務付けられていなければ、考慮する余地があるのではないでしょうか。

 

(委員長)

 この件は保留にしておきましょうか。

 

(副委員長)

 そうですね、保留にしておきますが、いかがでしょうか。では視聴覚サービススペースについては保留にします。次に進みます。

7 集会・学習活動スペース

 図書館活動を軸とした各種の講演・講習会などに使用するほか、会議・研修にも利用できるようにする。また、閉館後の利用を考えて、独立した出入口、トイレ、給湯室・暖冷房を考慮しておくことが必要である。

 やはり図書館で講演会は行いますよね。

 

(事務局)

 行っています。そういうスペースは必要かなと思います。

 

(副委員長)

 視聴覚室よりこちらの方だと思いますが。

 

(委員)

  そうですね。先日の柳田さんの講演会はどこで行なったのですか。

 

(事務局)

 西河原公民館です。

 

(委員)

 そういう使い方ができるのであれば、限られたスペースの新図書館にここまで盛り込まなくてもいいのではないですか。

 

(副委員長)

 ただ、柳田さんの講演会は、ある程度の人数を集めた大きいものでしたけれど、ここで言っているのは、たとえばお話し会の講習会とか修理のための講習会などを行う時に、そういうスペースを持っていないと全然できないので、私はこれは必要だと思います。

 

(事務局)

 今回、柳田さんの講演会を西河原で行ったのですが、場所が離れていますので、準備等すぐその場で対応できないので、手間と時間がかかってしまいました。柳田さんの場合は200名でしたが、そこまでは必要ないかもしれませんが、ある程度の図書館で行える講習会のスペースはあった方がいいと思います。

 

(副委員長)

 特別お話し会などは、通常のお話し室では無理ですし、そうなるとセンターの第4会議室程度のものがあった方がいいと思います。それと「閉館後の利用を考えて、独立した出入口・・・・・」とありますが、これはどうなんでしょう。

 

(事務局)

 この基本計画を作った時は、まだ図書館の閉館時間が早かった頃のためだと思います。

 

(副委員長)

 そうですね。現在の閉館時間でしたら特に問題ないでしょう。では、集会・学習スペースは兼ね備えたいと思います。よろしいでしょうか、では次にいきます。 

8 保存書庫スペース

(1) 開架スペース、事務室とのつながりに配慮する。

(2) 管理機能を持つスペースとして、別に50㎡程度あてる。書庫内にも空調設備を設け、換気に注意する。

 問題の書庫ですが、50㎡程度とありますが、どんなもんでしょうか。今の書庫はどの位あるのでしょうか。

 

(事務局)

 かなり狭いですが、50㎡です。

 

(委員)

 今と同じ書庫スペースだと小さく過ぎませんか。

 

(事務局)

 後ろのページ(11ページ)に載っていますが、保存書庫の面積670㎡とあります。管理機能とは別にということですね。つまり保存書架のほかに作業ができるようなスペースを50㎡あてるということだと思います。

 

(副委員長)

 事務室とのつながりに配慮するということですが、開架スペースから遠くなければということですかね。

 

(事務局)

 近い方がすぐに持ってこられます。なお、稲城の図書館に見学いったのですが、最新式の自動書庫になっており、番号を入れると機械により自動で本が出てきます。時間もそれほどかからないようです。

 

(副委員長)

 稲城の図書館の蔵書数はどれくらいですか。

 

(事務局)

 約26万冊です。書庫も新しいので、とても余裕があって、しばらくの間は廃棄しなくてもよさそうでした。

 

(副委員長)

 開架スペースもたぶん夢のようにはとれないと思うのですが、その状況で書庫の本を取ってきてもらうとなると、蔵書数から考えて最新式の書庫を作る必要があるのかなという感じがしますね。

 

(委員)

 建物を建てるだけでも大変ですからね。

 

(委員)

 停電した時は使えないのでしょうね。

 

(委員)

 広く作ったとしても、いずれは一杯になって足りなくなってきますし、廃棄していかなければならなくなりますよね。

 

(副委員長)

 どの程度機械化できるかは予算との兼ね合いがあると思いますので、今ここでとはいきませんが、また考えていくことになると思います。では次に進みますがよろしいでしょうか。

9 事務、作業スペース

(1)事務室は、カウンターを通して利用者にできるだけ近く、しかも外部からのつながりも良い位置に配置する。

(2)資料の整理、装備などのための作業スペースを設ける。また、見計らい図書のための選書室、職員の会議・研修室を設ける。

(3)コンピュータ室は、防災に留意した独立の部屋とし、専用の空調設備を設ける。

(4)車庫は、配本車と都立便車の収容ができ、本の積み降ろしができる広さが必要である。事務室、ストックヤードとのつながりにも留意する。

(5)職員の居住性にも配慮し、更衣室、休憩室(一部を和室とする)を男女別にとり、専用のトイレ・シャワー室、給湯室を設ける。委託業務の従事者の休憩スペースにも配慮する。

 となっています。

 

(委員長)

  (5)は今考えなくてもいいのではないでしょうか。

 

(副委員長)

 そうですね。では(5)は保留にします。(1)~(4)について何かありますか。車庫は今もあるのですか。

 

(事務局)

 車庫は市民センターの裏の駐車場にあり、配送用の部分と図書館の車が置いて得る部分の2箇所を確保しています。

 

(副委員長)

 ただ屋根がないですので、雨が降ると濡れてしまいますよね。本の出し入れがありますので、屋根つきの方がよいと思います。ここのところで何なにかありますか。ないようでしたら次の10に進みます。

10 喫茶コーナー

 最近の図書館の使われ方として、長時間の滞在が目立っている。また図書館を地域住民の交流の場としての位置づけも踏まえ、喫茶コーナーを設置する。

 前回もその様なお話が出ていましたね。ここにきちんと謳われていましたから、喫茶コーナーに関しては先程の館長のお話の中にも長く居られる図書館ということで、必要になってくるのでしょうね。では今日の最後の項目にいきます。

11  その他の共用部分

 各室スペースが建築として成立するために、全体面積の18%程度を必要とする。

 18%とありますが、どうなんでしょうか。共用部分とは何ですか。

 

(事務局)

 共用部分とは、廊下とか階段、エレベーターがあればその部分、エントランスの部分といった箇所です。

 

(副委員長)

   ここにはエレベーターのことが触れていませんが、エレベーターは必要ですよね。

 

(委員)

 2階以上であれば、これからは必要だと思います。

 

(副委員長)

 それでは11のところにエレベーターを設置することを加えておきましょう。

  それと大本のことになりますが、建物は図書館単体の建物ということですよね。

 

(事務局)

 そうですね、今のような複合施設ではありません。

 

(副委員長)

 この基本計画自体が単体の施設を大前提として考えたということですよね。

 

(事務局)

 公共施設再編方針ではそういう考え方です。

 

(副委員長)

 ではそれに則ったやり方で考えていけばよいですね。

 以上、今日は第5と第6を皆さんとみてきましたが、今日のところで何かご意見等ありますか、よろしいでしょうか。では委員長に司会をお返しいたします。

 

(委員長)

 冒頭に申し上げましたが、これの基本計画の検討は来年度も継続していくことで、今日は第5と第6で終わりにいたしました。2月の時には第7と第8に入りますが、皆さん方がどういう図書館をイメージできているかということでお話ししていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(副委員長)

 この基本計画書の後ろの資料に、「市役所の中で進めたワークショップ 図書館基本構想づくり」が出ているので、これも読んできていただければ思います。

 

(委員長)

 よろしいでしょうか。それでは議題の2「その他」にいきます。事務局より2点ほどありますので、お願いします。

 

(事務局)

 初めに祝日開館の件です。お手元に「図書館祝日開館の試行案」をお配りしておりますが、この説明をさせていただきます。

 実施内容ですが、現在の職員体制や施設の管理などを考慮した結果、祝日前日開館は難しく、開館する祝日を特定し、午前10時から午後5時までの開館を行うことを考えています。平成24年度より当分の間は、試行期間と位置づけ試行状況検証・確認をしながら、本格実施に向け問題点を検討していくこととして、話を進めているところです。祝日全日が理想なのですが、今の状況だと厳しく、予算的にもむずかしい面があるので、できる中で実施していこうということで考えています。

 

(委員長)

 何か質問がありますか。予算にも限りがあるでしょうから、一歩前進といったところではないでしょうか。ゆくゆくは全ての祝日を開館していくということで、一歩一歩前進していっていただければと思いますが、皆さんよろしいでしょうか。では次の件に進んでください。

 

(事務局)

 次は狛江市図書館設置条例の一部を改正する条例(案)に関してです。「地域の自主性及び自主性を高めるための改革の推進を図るための関係法律」が平成23年8月30日に公布されました。図書館協議会の関係もこの中に含まれており、義務付け・枠付けの見直しと条例制定の拡大ということで、今まで図書館法の中で図書館協議会委員の任命について定められていました。これを地域の実情に合わせて、一層幅広い分野の者が図書館協議会の委員になることが促進されるよう、図書館法第15条に定める委員の任命にあたって基準を削除し、これを条例において定めることとされました。これを受け、狛江市立図書館設置条例において図書館協議会委員の任命の基準を規定し、平成24年4月1日から施行といたします。資料にありますが、図書館法の一部改正で、「地方公共団体は、その設置する図書館に置かれる図書館協議会の委員の任命の基準について、文部科学省令で定める基準を参酌して条例を定めるものとすること。」とあります。新旧対照表が現行の第十五条の中の「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者から」の部分が削除されました。これで図書館協議会の委員は、地方公共団体の教育委員会が任命するとなって、この任命の基準を条例の中に入れ込むということで、改正の手続きを行っているところです。次のところにありますが、文部科学省令で定める基準を参酌するということなのですけど、図書館法施行規則の一部を改正して、ここに条例で任命するにあたって参酌すべき要件ということで出ています。削除された部分と基本的には同じになりますので、図書館設置条例の中でもこれに沿った形で改正を行っていくことで今、手続きを行っています。この件は以上です。

 あと1件ですが、今図書館の方では、予約が入る本の返却がされてなかったたり等、本の未返却の苦情が多く寄せられており、頭を悩ませています。図書館としても、返却期限を守ってもらいたいと思っていますので、ペナルティーではないですが、長い期間返却がない方に対しては、利用の制限を検討しているところです。他市の状況を調査しながら実施に向けて考えていきたいと考えていきたいと思っています。以上報告です。

 

(委員長)

 何か質問はありますか。ないようでしたらこれで終わりますが、次回は2月24日の金曜日の午後6時から行いたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしければ2月24日、今年度最後の図書館協議会を行いますので、よろしくお願いします。では、本日はこれで終了いたします。遅くまでご苦労様でした。

 

 

 

 

 

  

 

  


 

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