| ○委員長挨拶
○委員、事務局の紹介
人事異動に伴い、委員、事務局に変更があったため、事務局より紹介を行う。
○議題(1)素案について
委員長から素案に対する修正内容を中心に説明後、改定委員会としての素案についての整理を行った。
◆「第2章.まちづくりの課題」について
委員A :「農地的空間構造」とはどのようなものを言うのか。
委員長 :水田・あぜ道・集落などからなる日本的な農村が、道路整備や区画形状の整理などを経ずして、現在の多くの市街地を形成しているということを意味している。表現が分かりにくいようであれば工夫したい。
委員B :「本市のまちづくり上の弱み」に「用途の混在よりも~」とあるが、用途混在の問題もあるのではないか。
委員長 :工場と住宅の混在は工場の転換によりなくなりつつある実態を踏まえたものである。表現としては、「用途の混在と並んで~」等の方がよいかもしれない。
委員C :「交流空間の不足」とあるが、他市と比較してやはり不足しているのか。
委員長 :「日本一不足している」とまで言えないが、その傾向は見られると思う。市民からも要望の声はある。項目の順序は後にくるのがよいのかもしれない。
委員D :素案の17ページに「全国の市の中で3番目に小さい」とあるが、鳩ヶ谷市が川口市と合併したことにより2番目となった。
委員長 :ここでの「コンパクト」という表現には問題がないだろう。
◆「第4章-1.土地利用の方針」について
事務局 :各方針の最後に方針の実現手法の説明等を記載しているが、その性格を踏まえて巻末に参考資料とする方向で考えている。
委員C :用途地域の指定権限が東京都から市に移管される可能性があるため、そのことを踏まえた記述とすべきである。また、「中高層住宅地区」の中で「相隣関係調整の基準を定め」とあるが、関連情報の提供とのタイミングなどについてはどうなるか。
委員長 :まちづくり条例の改定などとも関連してくる課題であり、ここでは具体的な想定までは行っていない。
委員C :土地利用ゾーニング図の凡例と本文の類型項目の名称を整合させるべきである。
委員長 :整合させる予定である。
委員C :狛江一小の左側の一帯が準工業地域のままになっている。
委員長 :そのこともあり類型名称を「準工業地域指定地区」とすることを提案している。
副委員長:基盤未整備の地区が実際にどのあたりかを考慮して方針をとりまとめていくことが望ましい。
委員B :「中心商業・業務地区」で、「緑の三角広場を活用して、市民活動支援などの新たな機能の導入を検討」とあるが、市民活動支援の機能を導入することに決定しているのか。
事務局 :公共施設再編方針において、駅前三角地の整備方針は検討済みであるが、ここでの表現は検討したい。
委員E :市内で特に人口が増加している区域はあるか。
委員長 :全市的な傾向であり、特定箇所で急増しているわけではないと考えられる。
委員E :「商業・業務地区」とあるが、業務機能は実際に見られるのか。
委員長 :一部には見られると思うが、それほど立地しているものではない。
事務局 :他市では、サテライトオフィスを建設しているような事例も見られる。
委員長 :狛江市では現実的かどうか疑問がある。
委員E :アンケートでは「買い物をしたいが、よい店がない」といった回答も見られたと思うが、狛江市周辺を「中心商業・業務地区」に位置づける必然性があるか。
委員A :現在の表現が的を射ていないということではないと思う。
委員長 :狛江駅周辺が、市の商業地として最大であることは事実である。ただ実際に店舗が立地することになるかどうかは市場が決めることになる。
◆「第4章-2.道路・交通網整備の方針」について
副委員長:主要生活道路を「歩きやすい道路」とする観点からも、調3・4・16は重要な路線であると思う。
委員B :長期間にわたって進捗していない計画を踏襲するべきか、人口が減少していく中、費用対効果の面を考えても疑問が残る。
委員長 :主要生活道路はハンプの整備などで自動車の速度を抑制して「歩きやすい道路」とし、幹線道路は、それらの道路への通過交通の進入を減らす効果に着目して整備を図る考え方もあるだろう。
委員B :水道道路が整備されるのであれば、本路線は必要ないのではないか。「やりたい」と「やるぞ」には大きな違いがある。
委員長 :個人的には、毛細血管としての生活道路の充実に努力しつつ、長期的観点から実現を目指すというのが妥当ではないかと思う。
委員D :水道道路の整備は東京都の事業となるが、調3・4・16の事業主体は市となる。調3・4・18、調3・4・19と並んで現道のない区間の整備となるため困難が予想されるが、市の外周を通る路線として3本の中では事業効果が最も高いのではないか。東京都の優先整備路線に位置付けられている。
委員C :「早期整備」といってもタイムスパンに差異があるだろう。必要投資額も判断材料として必要となる。
事務局 :コストの算定は、用地買収が必要であり、しかも変動すること等から難しい面がある。北側の区間を整備するのに10年以上要しており、東京都の優先整備路線として、平成27年度までに優先的に整備するものとなっているが、現状ではまだ動いていない。
委員長 :ほとんど凍結に近い状況の路線をワンランク今回上げようかという議論である。非常に難しい問題であり、パブリックコメントで市民の意見を聞いてみたい。
委員F :松原通りの南側区間や調3・4・18の北西側区間などは、すでに整備済みではないのか。
委員D :現道はあるが、整備済みではない。
委員長 :これらの路線、水道道路、調3・4・16の3路線は各々熟度が異なっており、区別して表示することを検討してほしい。
副委員長:主要生活道路の記述に「ポケットパークの整備」等の施策が示されているが、主要生活道路に限らないため、「歩行空間の充実」に記載してはどうか。
委員B :自転車事故が急増しているという報道もある中、「低炭素都市づくりへの貢献」等、具体的な施策がほしい。
委員C :「自転車利用安全条例」を制定している自治体もあるため、記述を検討してほしい。
副委員長:「野川サイクリングロード」の記述は、後に変更してはどうか。また、現在の「歩行空間の充実」、「自転車利用環境の改善」、「交通機関の利用に関わる利便性等の向上」の施策の方向がそれぞれあって、そのうえで「道路種別の整備の方針」を記述した方がよい。
委員長 :各道路の整備イメージ図は、あまり夢を感じないことから、最終的に事例写真等にしてはどうか。
委員B :旧水路を活用した自転車道の整備も可能性がある。
◆「第4章-3.環境まちづくりの方針」について
委員G :「みどりの軸」とあるが「みどりのネットワーク」とする方が分かりやすく適切ではないか。また、「公共空間の緑化の推進」は、公共施設と道路内とで分割して記載してはどうか。
保存樹林や樹木の保全にあたっては、まずそのリストアップをすることが必要だと思う。また、緑化はやみくもに進めるべきものでないため、ガイドラインのようなものの必要性が高い。以上について検討をお願いしたい。
委員長 :「軸」については、「ネットワーク」がよいだろう。「環境共生のまちづくり」が浮いている印象があるが、やむを得ない面もあると思われる。
◆「第4章-4.安心・安全まちづくりの方針」について
委員長 :地域防災計画の改定は行ったか。
委員D :現在東京都が見直し中であり、その結果を受けて改定する予定である。
委員B :「狭隘道路地区において、建替えの際に外壁を後退」とあるが、「建替えの際に」は必要か。
委員F :ハザードマップの掲載は予定していないか。
事務局 :カラー図面の掲載は、予算の都合から予定していない。
委員長 :随時更新され旧版となってしまう恐れがあることを考慮する必要がある。とりまとめの段階では、掲載する対象と内容を検討してほしい。
委員B :避難場所は、液状化の可能性等から、市の北部に増やすことを考えるべきである。竹林を活用することなども考えられる。
事務局 :59ページで指定の変更や追加の可能性については言及している。
委員長 :具体的な指定については地域防災計画で行うこととなるため、ここには「地域防災計画の定めにより」等の記述を追加するのがよい。
委員H :「避難空間の向上」において「災害弱者への配慮」を記述していることでもあり、「総合的な防災対策の推進」でも災害時要援護者対策について加えていただきたい。
副委員長:防犯においても、防犯パトロールなど「コミュニティの力」に関連した記述を補足してはどうか。
◆「第4章-5.福祉のまちづくりの方針」、「第4章-6.文化を育むまちづくりの方針」について
委員長 :「水辺の景観軸」「みどりの景観軸」についても、各々「ネットワーク」に変更すべきであろう。多摩川の和泉多摩川駅近くの高架下の活用も考えられるかもしれない。
委員C :項目タイトルは「狛江らしい文化を育むまちづくりの方針」の方がよいのではないか。
委員B :「公共・公益施設等の文化的拠点の形成」に「狛江らしいデザイン」とあるが、建築物の色彩も含まれるか。
委員長 :形態・色彩など、もちろんさまざまな要素が含まれる。
委員B :望ましい姿かどうかをチェックする方法が難しい。
委員I :「地域資源の保全・活用」では、「地産地消」などの「地域循環」の考え方も盛り込みたい。
委員B :「地域資源の保全・活用と新文化の創造」では、お祭りや伝統行事の保全・継承が特に重要である。
委員長 :それらの名称を例示するとよい。
◆「第3章.都市の将来像とまちづくりの目標」について
委員長 :将来都市像については、市の基本構想の将来都市像を受けるということについて異論はあるか。
(了承を得る。)
委員長 :将来都市構造はまちづくりの目標の後に配置した方が分かりやすい。そのうえで、現行計画を引き継いだ内容を、「歩きやすいみちづくり」のためのネットワークを主眼したものに変更した方がよいと考える。場合によっては、狛江市の規模を考えれば、この項目自体が不要かもしれない。
委員長 :まちづくりの目標として5点挙げているが、ご意見をどうぞ。
委員B :夢がほしい。「コンパクトさを活かす」「協力する」「工夫して完成させる」といったことを表現したい。
委員C :市の伝統文化を新住民が理解し尊重していくことが重要である。コミュニティにおける「融和」がキーワードかもしれない。
委員I :キーワードは「コンパクト」ではないか。
委員長 :確かに規模は小さいが、冒頭に申し上げたように、「コンパクト」には「凝縮されて詰まっている」という響きがあり、緑や農地などのオープンスペースが比較的多くみられる狛江市では、そのまま目標の用語として使うことは必ずしも適切ではないかもしれない。
委員B :他区市との交流も重要な視点ではないか。
委員長 :「農村的空間と都会的空間の融合」「水と緑のネットワークの形成」「歩いて暮らせるまちづくり」「狛江らしい文化の育み」「コミュニティの融和」、そして「他都市との交流促進」の要素を表現することを目指したい。後日、メール等にて調整させていただきたい。
◆「歩行者・自転車ネットワーク改善に向けた旧水路の活用に関する検討資料」について
委員Gから資料について説明を行っていただき、現地踏査も踏まえて、旧水路等を活用した歩行空間・自転車空間の活用の可能性と必要性があるという問題提起がされ、素案のとりまとめに向けて考慮していくこととなった。
○議題(2)その他
委員長 :本日の検討結果を尊重して庁内調整を行い、パブリックコメントに臨んでいただきたい。まちづくりの目標については、事前に意見集約のうえ反映させ、その他に意見があった場合には、間に合うようであれば素案に盛込み、難しければパブリックコメントと並行して取扱いを検討してほしい。
事務局 :11月23日(祝)の午後2時から説明会の開催を予定しており、11月15日号の広報でも周知を図る予定である。また、12月1日(木)から22日(木)の間に、市のホームページ等を活用してパブリックコメントを実施予定である。年明けに最終の改定委員会を予定しており、その場で意見を報告し、改定委員会としての案を決定していただきたい。
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