平成23年度第4回狛江市立図書館協議会(会議録)
| 1 日時 | 平成23年10月28日(金) 午後6時00分~7時15分 |
| 2 場所 | 市民センター第2会議室 |
| 3 出席者 |
委 員 長田輝男、小川美篤、丸山英子、田淵晶子、杉本圭治、山本和喜子 森永ひさぎ 事務局 小川守清、小林明彦(図書館) |
| 4 欠席者 | 委 員 豊崎克彦 |
| 5 議題 |
1 新図書館について 2 その他 |
| 6 提出資料 |
1 狛江市立新図書館建設構想について(答申) 2 狛江市立新図書館基本計画書 |
| 7 会議の結果 | |
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(委員長) それでは只今より第4回図書館協議会を開催します。これから新図書館という大きな議題で、基本計画書に沿って3回に分けて協議していくわけですが、本日は目次のところにあります第1から第4について話し合いをしたいと思います。12月の第5回の時に第5から第8まで、そして最後の2月に全体としてのまとめという段取りで進めていきたいと思います。公共施設再編方針で第三中学校の跡地に図書館を作るという構想があります。それに沿った構想というものを図書館協議会として打ち出すことによって、委員の間においての共通の認識になるだろうと考えています。現在の図書館が600㎡くらいの広さで、基本計画書の中では約4,800㎡となっていますので、今の図書館の8倍の広さになります。しかし、実際には4,800㎡は無理だろうということで、3,700㎡くらいのスペースを目指しているのが現在の段階です。そうしますと現在の図書館の約6倍の広さにあるわけで、そのあたりをベースにして新図書館の建設計画を、基本計画書を見ながら皆さんのご意見を伺いたいと思います。なお、進行の方は、図書館に詳しい丸山副委員長にお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。
(副委員長) それでは委員長が話の筋道をつけてくださいましたので、10年前の出された建築計画に従いながら皆さんと話し合って、今の時代に沿ったものにしていきたいと思っています。今日は、1~4までということで、皆さんに読んできていただいているとは思うのですが、ページ数としては3ページでそれほど多くありませんけど、お感じなられることを出しいただく中で話が深まっていければと思いますので、よろしくお願いします。まず最初に新図書館の機能とサービスということで、狛江市立新図書館の基本的な役割を狛江市全域に対するふさわしい図書館サービスを企画運営する図書館として機能するとともに、全ての市民に対する直接的なサービス行うことにあるということで上げられています。機能につきかまして1~5まで上がっており、まずこのあたりから考えていきたいと思っておりますけど、いかがでしょうか。機能の項目は、(1)全市図書館サービスの中心拠点としての機能、(2)全市民を対象とした貸出図書館としての機能、(3)調査・参考図書館としての機能、(4)保存図書館としての機能、(5)市民の交流の場としての機能、と5つ上げられています。その下にサービスということで、今あげてある5つの機能について、具体的なことが述べられているわけですが、これも合わせてご覧いただきながら、お話しができればと思います。お感じになられることをどうぞ出してください。では一つずつみていきましょう。(1)の全市図書館サービスの中心拠点としての機能について、サービスのところには具体的にはどういうことが上げられているかをみていきます。全市図書館サービス網の計画立案評価の実施、図書館サービス網の総合調整と選書・庶務・経理・人事・広報・職員研修・施設管理、全市図書館サービス網の資料の総合調整と選書・収集・発注・整理センターとしての業務、全市図書館サービス網の総合目録の作成と管理、市内サービスポイントとの総合貸借となっています。そこで事務局にお聞きしますが、全市図書館サービス網の中心拠点と書かれておりますが、現在の状況だと、図書館というのは、中央図書館だけですよね。かなり昔に分館という形がありましけど、それが分室という形になって、図書館という形ではないですよね。
(事務局) 昔は地域センターと福祉会館の中に図書室があり、それら全て図書館の分館という位置づけでしたが、昭和62年ごろ機構改革がありまして、中央図書館1館の形になり、各センターと福祉会館(公民館)についての分館を廃止という形で再編されました。センター等の図書室の職員を全員引き揚げて全部閉鎖するということは、周りに利用する方もいますので不可能です。そこで機能は図書室という機能を残して、中央図書館がある程度面倒をみることになり、運営は当時、企画広報課でセンターを管理する担当ができて、そこで管理運営することになりました。図書室として残していますが、位置づけとしては図書館法の図書館としての位置づけではありません。そのため新しい図書館ができた時に地域センターの図書室の在り方を考えていく必要あるのかなと思っています。
(副委員長) 中央図書館と各センター図書室の関係は市民にとって分かりにくい点でもあるので、そこのところの交通整理も必要だと思います。
(事務局) また、センター図書室の図書購入費に関しては中央図書館が全部持ってまして、各センターに分配しています。ただ、西河原公民館の図書室に関しては公民館としての図書の予算を持っています。
(副委員長) たとえば、ここに選書云々を書かれていますが、それについては中央図書館が指示を出すなりということができるのですか。
(事務局) 選書に関して、中央図書館は選書会議ということで職員が行なっています。センターについてはそれぞれの図書室の職員が行っています。
(副委員長) 買うものはそれぞれが決めて買うということですね。そうすると先ほど新図書館の基本計画にありました「図書館サービス網の総合調整と選書・庶務・経理・人事・職員研修・施設管理」には地域センター図書室は入らないということですか。
(事務局) 蔵書などで、中央図書館が持てないものはセンターの方で持ってくださいということはありますし、分担して買うこともあります。基本的にはその地域のニーズに合わせて買ってもらっている状況にはあります。
(副委員長) そうしますと今のままでも図書館サービスとしての拠点の機能は果たせていけるということですか。
(事務局) 今のままだと厳しいのかなと思います。
(副委員長) この基本計画は、答申の理想を具現化するものとして書かれていると思いますが、この大きな構想の中には分館が必要という形で書かれており、その考えにより中央図書館の働きが大きくでているのだと思います。そこのところをこのままでいくのかどうするのか、市民の側からしても分らないのではないでしょうか。
(事務局) 確かに地域センターの図書室をどうするのかという問題は、今後も出てくることだと思います。それについては特に公共施設再編方針には上がってきていません。もっともこれは建物のことだけで、その中の事までは載っていません。今後、そこのところの整理もしていかなくてはならない点だと思います。地域センターも老朽化してきており、建て直す時に新たに図書室を造るかどうか、今の段階では分らない部分です。
(副委員長) 基本計画書のこの機能を果たすためには、分館を目指すべきだということを打ち出していくことも一つなのかなと思います。今の状態は混沌で曖昧ですよね。市民の方から見れば分館も分室もどう違うのといった感じではないでしょうか。
(委員) 市民は他の市の図書館とか町の図書館のことを、ほとんど知らないと思うのですよね。たとえば京都に行ったからといって京都の図書館に行く人はほとんどいませんし、鎌倉に行ったからといって鎌倉の図書館に行く人はまずいないと思います。私は番組の取材で富士宮市へ行き、仕事で図書館に寄ったのですが、これが図書館なのだとビックリしました。また先日、府中市に行って府中の図書館に寄りましたが、エスカレーターがついている、またゲートの所はユニクロではないですけど、本を持っていくと鳴るようになっているなど、こんなものがついているのだなと感心しました。市民のほとんどの方は自分の住んでいる地域の図書館以外にはあまり行かないし、それゆえ比較対照なんてできない、これが普通の図書館なのかなといった感じだと思います。ましてそれが分館なのかどうかなど知らないと思います。ただ、私が最近思うのは、半日いられる図書館です。そのためにはどうしたらいいかを考えてくださると、私なんかは考え易いのかと思います。ここの図書館は半日はいられないですね。
(委員) 他市の図書館は本当にきれいですね。転勤などで他の土地に何個所か行きましたが、地域によって違うなといった感じを受けました。
(副委員長) 図書館というとハードの面とソフトの面でどうなのかといった面があって、ハードの面を追い求めたら、財力の差が歴然とでてきます。大きくきちんとした建物があるから良い図書館かというと、けっしてそうではありません。ではできる範囲の建物の中で、いかにソフト面で市民のニーズに答えられる図書館なのかといったところが大事だと思います。やはりそこのところが中途半端だから半日いられないと思うのですが、そこのところをどうやって充実させていくかということになります。そこで分館か分室かといったことに関してですが、図書館法で定められているかどうかという点は、すごく大きな影響してきてしまいます。分室というのは専門職員を置かなくて済んでしまうのです。ということは、何か問い合わせがあっても極端な話「わかりません」で済んでしまいます。図書館職員が居て質問に答えられる、また質問の手配が付けられるというのが本来の図書館なのですけど、分室だとその責任がない、だからパートのおばさんがピッピッと貸し出しをして済んでしまう、それでいいのかというところですよね。館長の指示がきちんと通らない、地域センター図書室は図書館でないので、館長の指示の範囲ではないです。そのへんのところもあって、図書館サービスの中心拠点にはなり得ないのではないかと思いまして話をしてきましたが、いかがですか。
(委員) 分館ということになれば地域センターの建て替えがあっても絶対存続するのですか。
(事務局) 分館を建て直すということであれば、そのまま分館になると思います。
(委員) 分館を目指すのに何か困難なものがあるのですか。
(委員) 市の状況として分館までは広げられない状況ではないのではないでしょうか。狛江市としての図書室の位置づけをはっきり明確にし、分館にしなくても中央図書館を囲む図書室の位置づけをはっきりすれば、何かあった時に中央拠点として図書室と繋がるというサービスシステムを作れるのではないかと思うのですが。
(事務局) 今時点でもオンラインで繋いでいますし、また配車によりセンターどこででも借りることや返すことも可能になっていますので、サービスの面では明確にできるのですけれど。
(委員) その図式化が市民には分かりにくく、それに学校図書館が入っているわけだからよけい分かりにくい、学校図書館もそのサービスのシステムには組み込まれているわけですよね。まず図式をきっちり作った上で、ここのサービスは中まで行きますよ、このサービスは学校だけですよとか、そういうことを視覚的に分かるようにしておくと、次に進みやすいのではないかと思います。分館にすると職員の問題とか勤務の状況とかいろいろあり、狛江市はいろいろと削減をされている状況であるから、職員を増やすことは本当に難しいことは分かります。今あるものをどう整理していくかだと思います。
(事務局) そうですね、そこの整理が必要だと思います。今の図書館の状況は全て中途半端なままで、広さも取れないし、調査室も48席しかありませんし、それから新聞や雑誌を読むスペースもほとんどない状態、また本が増えていますので書架が増え、その分狭くなっています。何をやるにしても中途半端な状態であり、やりにくい状況にあります。そういった中央図書館の状況が良くなれば、またセンターとの関係も変わってくるのかなと思います。
(委員) この各サービスの項目ですが、これは羅列してあるだけですか、それとも順位ですか。「この拠点としての機能」これは第1番目で、今はできていないけどだんだん段階的に下にいくにしたがってこれから行うことです、というように書いてあると分かりやすいのですけれど。
(副委員長) そうですね、この中でも優先順位的なものが必要になってくると思います。もちろん全部必要な機能ではあるのですけれど、特にここのところがというのがあった方がいいのではないでしょうか。それと調査・参考図書館の方に入ってしまっているのですけれど、「郷土資料を網羅的に収集し体系的に整理保存し市民の利用に供する」のがありますが、私は郷土資料について、機能の中の一つに上げてもいいのではと思っていて、郷土資料館は狛江にはないので、その機能を果たすのがここしかないのですよね。これを大きく上げておかないとものすごく貧弱なものになってしまって、現在も学校で狛江のことを調べるのに困っている状況です。そこのところは図書館の機能として大きな点ですので、一つ項目として、郷土資料という項目を上げていただきたいなと私としては思います。
(事務局) この中には10年以上前で載ってはいないのですが、市長の考えとして新図書館をあらゆる情報の拠点としていきたい、図書館に行けばあらゆる情報が手に入れられるという考えです。この計画書を作った時には、そういう情報といった考えがなかったかと思うのですけれど、10年以上経っていますので、現在の状況に合わせての市長の考えだと思います。図書館に行けば何でも分かる、役所のことも全て分かるということですが、現在の図書館のままでは資料の保管のスペースもないのでかなり難しいしい状況にあります。
(副委員長) 答申の方には行政の資料について書かれていたと思うのですが、狛江市の行政として出している情報をきちんと管理しておくとありますが、そこのところは郷土資料のところとも係わり、情報の拠点に入ってくると思うのですが、確かに現状ではその点が薄いといった感じがしています。
(事務局) 各部署から発行した冊子も多々届いてはいるのですが、現在なかなか職員の数も足らなく整理が進まなく、またそれを保管しておく場所もないような状況です。
(副委員長) ここのサービスのところで上げられていることは、図書館に求められている機能が全部でているみたいなところがあると思うのです。それを全部一律にやっていくと本当に厳しい状況があって、場所も狭いですし、財力もあるわけではないですので、その中で全体的に、狛江市の図書館はここを重点に行っていきますというところを上げる必要があるのかなと思うのですが。いかがでしょうか。 この4の保存図書館としての機能とは、これは資料によってということでしょうか。書庫も限りがあるわけですから、全部が全部保存しておけないですよね。選別を行なうと書いてはありますが、でも狛江市のものだけはきちんと保存しておかなければいけませんので、図書館としての機能と上げるよりも、郷土資料の中に入れていくような形の方がいいのかなという気がしています。
(事務局) 全てを保存するとなったら書庫がいくらあっても足らないと思います。その中で何を保存していくのかを考えていかなければいけないことだと思います。
(委員) ここにある「市民との交流の場」というのは公民館と併設ということではなくて、これがでていると解釈していいのですよね。
(事務局) そうですね、単独の図書館としてです。
(副委員長) 機能、サービスについては何かほかにご意見はありませんか。
(委員長) 今までの皆さんの話し合いで、何かおぼろげながら新しい図書館の目指す方向が出てきたのでないかと思います。半日いられる図書館とか、また郷土資料を網羅的に集めて保存する図書館、これは郷土資料館がないだけに、それが実現すれば狛江の図書館としての特徴・特色にもなりますね。このような意見がが出たので次に進んでもよいのではないかと思います。
(副委員長) それと市長がおしゃっていた「情報の拠点」ということも上げておきたいと思います。以上の3点をメインにといった感じですね。では次に第2のところで、新図書館の資料整備計画ということで、資料の収集計画は常に市民の利用状況を把握することにより、適宜変更するものとするが、基本的方針は以下の6点とする。1、国内で出版された図書については可能な限り多数を収集する。2、狛江市に関連する資料は網羅的に収集する。3、新聞雑誌は購入・交換・寄贈などの手段により幅広く収集する。4、音声資料・映像資料・電子メディア資料は継続的に整備充実させる。5、外国語資料は市内在住者の母国語のものを中心に収集する。6、大活字本・点字図書を収集する。というように上げられています。この電子メディア資料というものは、最近ずいぶん変化してきていますね。
(事務局) フロッピーデスクは今はありませんが、CDやDVDという形です。ここでいう映像資料とはフイルムのことなのだと思います。
(副委員長) ビデオとかフイルムは西河原にあるのですか。
(事務局) AV資料としては西河原です。中央図書館にあるのがCDとカセットで、落語とか文学の朗読が置いてあります。
(副委員長) 継続的に整備充実といっても今一分らないですが、音声資料は何かあるのですか。この時からすればテープでしょうね。それと視覚障がい者用のテープもこれに入ってくるのでしょうね。
(委員) 視覚障がい者用のサービスというものが高齢者や目の見えない方だけではなくて、読みにくくなってきた方にも広がってきています。時代でテープからCDに移行していますが、私たちボランティアにその技術を持っている人がいないので、まごまごしています。広報などもCD化するというのが決まって、昨日、それを初めて行いましたて、移行が始りました。しかし、現状ではそういうことをする部屋もありませんので、図書館に対面朗読する部屋とか、図書館の書籍に関してそういうものを作る部屋は必要だと思います。今は社会福祉協議会にある録音室を使っています。また、ボランティアとして自分で器具を揃えて行っているものですから、新しく入ってくるボランティアの方が全部自己負担で行なうというのが難しくなっています。最初の頃はそれが前提でした。ボランティアに入っている方も高齢になってきているので、技術的にも直ぐに覚えられないところがあります。やはり録音室がきちんと整備されていないというのは、辛いです。
(副委員長) この整備充実には大きく施設にも関わってくるということですね。
(事務局) 確かに新しく、ある程度規模がある図書館だと必ず対面朗読の部屋がありますし、あと図書館ボランティアの方が使う部屋などがあります。現在の狛江市状況では部屋がありませんのでご迷惑をお掛けしております。
(委員) 今は個人のお宅に訪問して対面朗読をしていますが、ただ今は希望者が少ないのでそれができているのですけど、そういう方たちが図書館に来て本を読んでもらいたいとかになれば、図書館にどなたかが常駐して、そういう方に対応することも必要ではないかと思います。今はいらしてもご自分でそれを探すことはできないのではないかと思います。それはやはり場所の問題もありますし、それに市の広報活動として、そういうものをどういうふうに汲み上げていくかが決まっていないから、私たちも持っていくところがないのです。
(副委員長) 情報の拠点というところを、図書館のサービスの大きなものとして捉えた時に、「わっこ」とか市の広報は情報の最たるもので、それのサービスから漏れてしまう人たち、要するに紙面では読めない人たちに対して、どう情報をきちんと伝えるのかということは、図書館の働きとして必要になってきますよね。そうすると施設とかいろんなものに関係してくるのではないでしょうか。
(事務局) 「わっこ」とか広報等について録音図書を作った時に、それの責任をどこが持つのかということがあります。それらを作ったところに録音図書を作るまでの責任を負ってもらうのが筋だと思います。そのできたものを図書館に持ってくるということであれば……
(委員) 市の広報などはそういうことに関して関心がないようで、自分たちのところのものという意識がないみたいですね。
(事務局) それを作ったところが、その中身までの責任、録音図書の責任を持ってもらいたいと考えます。それを揃えておくということは図書館として当たり前のことですけど、作るまでの過程はそれぞれの部署が内容までの責任を持ってもらうことが必要かと思います。
(副委員長) また今後、そのことに限らず、市民側にしてみれば、どこの窓口がやろうとも対市になってしまうので、その辺の棲み分けというのは問題になってくると思うのですが、やはり市民側の視点を持っていなければならないですよね。
(事務局) 図書館にある本に関しては、図書館が録音の内容まで責任を持ちます。
(副委員長) ただ情報の拠点ということになってしまうと、今の時代は書物のみならずなので、そうすると図書館だけの責任だけではなく、いろんな部門の担当者が責任を持つということで、市全体としての構想が必要になってきます。そのこともここに盛り込んでいかないと図書館だけではできないところも、皆が協力することにより、こういうサービスができますよという積極的な方向に持っていかないと市民に対しての本当のサービスにはならないのではないでしょうか。
(委員) 目だけではなく、障害のある方全体に対しての情報拠点をどうするかということで、あいとぴあセンターも関わってくると思います。
(副委員長)それは本の管理だけをしていればいいという時代ではなくなってきているので、そこにはいろんなところが関わってきますので、打ち出した方がいいですよね。ある意味チャンスでもあると思うのですよ。 他に何かありますか。外国語資料も今いろんな国の方がいらっしゃるし、資料も増えていますよね。
(事務局) 外国語の資料がありますといっても、スペースがありませんのでほんの一握りです。
(副委員長) この(1)国内で出版された図書については可能な限り多数を収集する、というのは現場としてどうですか。
(事務局) 新しい図書館がどれくらいの規模になるかにもよるとは思うのですが、予算の関係とか、職員の選書の範囲で可能な限り収集できればと思います。
(委員) この文言も「可能な限り多数を網羅的に収集」とはすごいですね。もちろん理想でしょうけれど、このような形の言い方しかできないのでしょうね。
(副委員長) では第3の「図書館の望ましい位置」の項目ですが、「市立新図書館は全市民に対して図書館サービスを提供するための施設である。これが図書館の立地場所を決定する最大の条件である。すなわち、市内の各地から直接来館する利用者のためには、バス路線や駅に近いなど公共交通の便がよい場所、広い駐車場、駐輪スペースが常時確保されており利用しやすいところが望ましい。また、市役所との連絡に便利な所がよい。敷地は使いやすく低層の図書館で、十分な駐車スペースの確保、豊かな屋外景観の形成などを考えると、使用できる土地は広ければ広いほど良い。形状は正方形に近い形の土地は広ければ広いほど良い。形状は正方形に近い形の土地、平坦な土地、二以上の道路に接する土地が望ましい。さらに、環境条件に問題がなく、諸規制の範囲内で構想している図書館建築が建設可能であること。」とあり、これは理想なんですが、構想では第三中学校とのことで、今の校舎を壊すのではなく、体育館の跡地か校庭に作るというような計画なのですが、具体的なことは何も決まっていないですよね。とにかく駅からは近いですよね。駐車スペースもどうなるか分かりませんが、作ろうと思えば作れるのかなと思います。ただ市役所との連絡は便利ではないかもしれませんが、どうですか。
(事務局) そんなに離れているわけではないので、不便ではないと思います。
(副委員長) 望ましい位置としては、こういうことが考えられるが、現実はこうだということで、理想は上げておくけれどといったところでしょうか。 では次に進みまして、「図書館建築の基本的な考え方」です。「1、利用しやすい図書館」で、(1)建物内部の配置が利用者に理解しやすい建物とする。(2)柱や間仕切りの少ない、できるだけ単純な平面形で構成される低層建物を、図書館建築の基本とする。(3)利用空間全体にわたって、高齢者や障がい者が利用しやすいように留意する。(4)車椅子の利用などの観点から、床は原則として段差をなくす。(5)レイアウトの変更や機器・設備の新増設にも対応できる柔軟性をもった構造とする。(6)案内表示等を工夫し利用者が自分自身で目的の資料にいきつけるようにする。とあります。これについて新しい建物を建てるようなので、こういったことに可能な限り留意していただくことになると思うのですが、この中でもここは最大級考えてくれというところがあれば、打出していくことになると思うのですが、いかがですか。(3)と(4)は一緒になり、いわゆるバリアフリーということになってきますかね。低層建物で何階になるか分かりませんが、できる限り平面的な部分が広いほうがいいですよね。 では次に「2市民に親しまれる図書館」で(1)本と人、人と人との親しい関係をつくりだすため、できるだけ多様な利用形態に対応できる空間の確保をする。(2)市民が資料を自由に手に取ることができるように、開花書架スペースにできる限り広い面積をとる。(3)より多くに市民への資料提供を目的とするために、席借りのための自習スペースは図書館の機能に外れるので設けない。ということが上げられています。席借りの自習スペースというのは、今の調査室のようなものですか。
(事務局) 調査室ではなくて、学習室のようなものですね。読書調査室は図書館の資料を使って調べてもらう部屋で、基本的に図書館での部屋貸しはしません。狛江市の場合、読書調査室しかないので、自習する部屋とか学習部屋は置いていません。ただ、流れとしては要望もあるので図書館によっては、あいている会議室をそういったスペースに使ったり、一部そういう場所を設けていたりするところもありますので、その部分をどう考えていくかです。今は図書館自体の会議室を持っていませんので、新しい図書館になった時はいくつか部屋があると思いますので、その部分を夏休み開放するとかの対応も考えられるのではないかと思います。
(委員長) そこのところは具体的には、幼児の利用できる部屋、あるいは小学生が利用できる部屋、中高生が利用できる部屋、また大学生・一般が利用できる部屋というように分けて建設ができれることが可能ならば、これは大きな特徴になるのではないかと思います。
(委員) いろいろ手を広げているのだけど、ここだけはスパッと切っているのでビックリしているのですけど、つまり図書館の機能ではないということですよね。
(事務局) そうですね、本来の図書館としての機能ではないということです。
(委員) 流れとしては切っている図書館が多いのでしょうか、それとも普通にあるのですか。
(事務局) どちらが多いのか分かりませんが、やはり、そういう要求もあるので、ある程度対応できる図書館は対応していると思います。
(委員) 迎合する必要はないのでしょうが、狛江市以外の状況が分かっていないので、どうなのかなといった感じです。
(委員) 専門のスペースは設けないのだけど、会議室が開いている時に開放するのかどうかということですけど、図書館の機能ではないと言い切るのでしたら、会議室も開放することもしないということになりますよね。
(事務局) きつくすればそのような形になりますが、そのへんは多少の緩みもあってもいいのではないかと思いますが。
(副委員長) あまりそれを中心にするわけではないのだけれど、空間が許すのであれば、利用者別に安心して過ごせるような場所があると、そこが市民の交流の場の機能として果たしていく可能性もでてきますよね。積極的な捉え方をするという意味では、空間にゆとりがあれば考えていく必要があるかもしれませんね。
(委員長) 半日いられる図書館ということで、簡単な喫茶のできるスペースも含めたほうがいいですね。
(副委員長) そうすると逆にこの(3)は切って、利用者別のスペースを造るとか、ゆっくりできるスペースを造るとかを入れますか。
(委員) そのようにし方がいいように思います。
(副委員長) それではこの(3)については切りまして、新たな感じで市民が憩えるようなところも入れましょうというところです。基本はやはり(2)にあるような開架書架スペースをできる限りとるというところですかね。 では次に「3働きやすい図書館」で、(1)館員が本来の図書館サービス活動に専念できるような構造とする。(2)視線の死角がなく見通しがよく効き、館員が安心してサービスできる建物とする。(3)客室・各スペースが合理的に配置されていて、少人数の館員でサービスが行き届くような構造とする。とありますが、どれにしても見通しが利くようにということを言いたいのですかね。
(事務局) 安全面で、あまり階数が多くなると見に行かなければならない場所が増えてくることになります。
(委員長) これはこのまま活かしていいのではないでしょうか。
(副委員長) 図書館員としてご覧になって、働きやすい図書館にこれが必要だろうということが、他に何かありますか。
(委員) 「視線の死角がなく」ということですが、席数を多くしようとすればどうしても死角ができるのではないかと思いますが。
(事務局) 配置によりますが、カウンターなどの配置によりずいぶん変わってきます。
(副委員長) では「4シンプルで機能的なデザインの図書館」で、(1)図書館の命は、利用者と資料の出会いの場であり、けっしてモニュメンタルな建築ではない。機能を重視したシンプルなデザインを実現する。(2)公共建築として可能な限り、環境共生と省エネルギーの視点をもち、地球と人に優しい建築物であること。(3)時の流れに陳腐とならない永続性のあるデザインであること。(4)建築後の清掃も含めた維持管理費をできるだけ押さえた、総合的な形態と材質選別を実施した建築であること。以上ですが、機能を重視しつつ省エネルギーにも貢献でき、環境ともマッチしていて、掃除もしやすいということで、これに対しては異論はないですよね。
(委員長) これを作成した時は大災害が起こっていませんので触れていませんが、耐震・防災の観点を入れといた方がいいですね。
(副委員長) 確かにそうですね。防災の視点を取り入れた建築物であることが必要ですね。ということで、今日の予定の第1から第4までのところを全体的に見てまいりまして、皆さんのご意見をいただきました。ただ、それぞれの項目の優先順位をつけていく訳ではないのですけれど、このような形で進めていってよろしいですか。またもしかしたら、元に戻ってくるといった可能性もでてきますけれども、後半の検討をしていく中で、今日の内容が根幹的な部分だと思いますので、そこにまた戻ってくる可能性もあり、最終的にはここのところがメインでいいのでないかと話がまとまってくるのではないかと思います。他に何か述べておきたいことはありますか。
(委員) 書庫の点には触れていませんでしたが、この点はどうなんでしょうか。
(事務局) 書庫に関しては、「第6 室・スペースの内容」の中で「保存書庫スペース」としてでてきます。
(副委員長) そこは次回のところですので、皆さんお読みいただき考えてきていただければと思いますので、よろしくお願いします。では委員長。
(委員長) どうも皆さんいろいろ話し合っていただきありがとうございます。おぼろげながら新図書館のイメージができ上がってきたように思います。次回は第5から第8までですので、一通りお読みになって次回の参加をよろしくお願いします。 それでは、その他のところを事務局からお願いします。
(事務局) その他は特にありません。次回ですけれど、12月16日の金曜日を予定しております。
(委員長) それでは次回、12月16日金曜日午後6時からということで確認をお願いします。他にないようでしたら、今日の図書館協議会を終了します。どうもありがとうございました。
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その他
| 二次利用可否 | 不可 |
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お問い合わせ先
| 所管課 | 教育部図書館 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-3488-4414 |
| お問い合わせフォーム | https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/4,96603,html |