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平成28年度 第9回狛江市外部評価委員会(平成29年2月3日開催)

1 日時

平成29年2月3日(金曜日)午後7時~8時32分

2 場所

狛江市役所4階 特別会議室

3 出席者

委員長 都築 完、副委員長 福島 康仁

委員 藤井 誠一郎、尾花 尚弥、五十嵐 秀司、猿谷 享子、志村 博之、田中 友紀、髙橋 良典

事務局 田部井政策室長、佐々木企画調整担当主事、西村企画調整担当主事

4 欠席者

委員  栗山 修一、谷田部 武晴            

5 議事

(1)平成27年度外部評価委員会の提言に対する取組状況について

(2)平成28年度外部評価委員会の提言に対する検討結果について

(3)その他

6 会議概要
(1)平成27年度外部評価委員会の提言に対する取組状況について
―事務局より報告―

【五十嵐委員】
 平成27年度の提言に関して委員会で議題として取り上げるのは、これをもって終了となるのか。
【事務局】
 提言をいただいた年度において、「検討します」等となっていた事業や検討結果について、次年度にその取組状況を確認することを目的としている。平成27年度の提言に関してはこれで一区切りとなる。
【五十嵐委員】
 企業の話で恐縮だが、会社の内部監査等であれば、指摘した点が改善されるまで何年でも追いかけるものである。
【副委員長】
 以前は提言に対する検討結果のみの報告であったが、さらに一歩踏み込んで次年度に検討結果に対する取組状況を確認している。提言を受けた年度だけではなく、次年度にさらに確認の機会を設けている自治体は多くないと推察されるため、狛江市の外部評価は取組が進んでいると捉えていただければと思う。
【委員長】
 今年度の提言については、これから担当部署に直接、検討結果を報告していただく。また、来年度はその取組状況を文書にて報告していただく。そういった視点でこれからの検討結果の報告についてご確認いただきたい。

(2)平成28年度外部評価委員会の提言に対する検討結果について
■分野Ⅰ 地域振興(①商工振興補助、②中小企業者事業資金融資あっ旋等関係費、③市民農園関係費)
―地域活性課より報告―

【副委員長】
 各提言に対して、非常に具体的に回答していただいていると感じた。
中小企業者事業資金融資あっ旋等関係費の①について、「金融機関等を介しての広報」と提言したが、「等」の例として商工会や税理士会、中小企業診断士等が挙げられる。これらについてもチラシの配布先として検討していただけるとなお良い。
【藤井委員】
 商工振興補助の②について、より効果の高い事業を効率的に行っていただけるよう、商工会に働きかけるのはいつ頃を予定しているのか。
【加藤地域振興係長】
 今年度の実績報告を商工会から受け、市として事業実施による効果を検証した後になる。
【委員長】
 中小企業者事業資金融資あっ旋等関係費の②について、来年度より申請期間の要件を緩和するとあるが、具体的な想定を教えていただきたい。
【加藤地域振興係長】
 申請期間についてはこれまで限定して実施していたが、その時々の事業者のニーズ等があると考えられるため、実際に応募があった段階で再度募集をかけ、一定の期間区切った後、審査会を開催する予定である。
【委員長】
 市民農園関係費の①について、新規の方が優先的に当選しやすくなる枠が設けられていることが広報に掲載されていた。早急に対応いただき感謝申し上げる。
【五十嵐委員】
 優先枠は全体の何割程度になるのか。
【加藤地域振興係長】
 他自治体における導入状況を調査し、全体の1割程度を優先枠としている。
【五十嵐委員】
 初心者向けの少し狭い区画に関してはどうか。
【加藤地域振興係長】
 まずは利用する方を対象としたアンケートを実施し、区画に対するニーズを把握したうえで検討する。
【志村委員】
 改選により新しい利用者に変更になる際、今ある作物はどうしているのか。
【加藤地域振興係長】
 3月に市で整地するため、2月末までの利用としている。その後、4月1日から新しい利用者に変更となる。
【片岡地域活性課長】
 2月末までの利用と決まっているため、期限を見据えて作付けをしてもらっている。継続利用の場合も場所は変更となるため、1回整地することになる。
【委員長】
 副委員長と同様の感想になるが、各提言に対して具体的に取り組んでいただいている。今後も期待している。


■分野Ⅱ 学校教育(①情報教育推進費(中学校)、②学校安全対策費)
―指導室及び学校教育課より報告―

【田中委員】
 情報教育推進費(中学校)の③について、小学生の親からはタブレット端末を体育の授業で活用している取組は非常に好評だと伺った。部活等での活用も検討のうえ、ぜひ実現させていただきたい。
 また、学校安全対策費の①について、通学路の防犯カメラ設置に関するポスターは定期的に掲示するとあるが、常時掲示ではなく、貼ったり剥がしたりになるのか。
【宗像学校教育課長】
 市内掲示板への掲示期間は基本的に2週間となっていること、常時掲示とする旗等も検討したが、維持管理上難しいことから、定期的に目に留まるようなポスターを作成し、例えば三季休業前後等に掲示する予定である。なお、カーブミラーには「防犯カメラ設置学区域シール」を常時貼付している。
【五十嵐委員】
 「防犯カメラ設置学区域シール」は、一目見ただけではなかなか気付かない。シール自体を大きめにする等の対応も検討していただきたい。
【志村委員】
 町会や自治会でも防犯カメラを設置しているが、通学路の防犯カメラの設置箇所や今後の設置の予定とうまく連携することで、無駄なく効率的に設置できると良いと考えている。
【宗像学校教育課長】
 通学路の防犯カメラの設置は、東京都の補助制度を活用している。設置箇所はPTA・学校・警察と協議し、夜になると人通りが少ない、不審者情報が比較的多いといった意見等を参考に設置している。今年の1月に全学区域の設置が完了したため、今後設置の予定はない。また、市内の防犯カメラの設置箇所については、安心安全課で集約している。
【五十嵐委員】
 学校安全対策費の②について、「守助」とあるがこれは何か。
【宗像学校教育課長】
日本一安心で安全なまち推進キャラクターの「安安丸」に関連する市のキャラクターである。登下校の見守りで使用する横断旗については今年度より守助のデザインに変更し、PTAからも好評いただいている。
【藤井委員】
 情報教育推進費(中学校)の②について、校内研修の何を把握する予定か。
【柏原教育部理事(兼)指導室長】
 まず、情報教育推進協議会は年間5回行っている中で、タブレット端末に関する研修を3回、授業研究を2回行っており、必ず各学校で伝えていただくように指示をしている。伝達方法については、プリントの配布による周知や模擬授業の実施等、ケースバイケースであるため、どのような方法で伝達しているかも含めて把握していく予定である。
【副委員長】
 情報教育推進協議会後に、各学校においてどのように各教員に伝達しているのかを把握することは必要なことであるため、ぜひ取り組んでいただきたい。学校現場は日々の業務で忙しく、仕事が増えると反発される可能性もあると思うが、外部評価委員会からの提言であることを伝え、対応を依頼していただければと思う。
【五十嵐委員】
 ICT支援員は現在もいるのか。
【柏原教育部理事(兼)指導室長】
 東京都の補助金を活用し、株式会社内田洋行に委託して実施している。
【猿谷委員】
 情報教育への関心が薄い教員はどのようにして把握するのか。
【柏原教育部理事(兼)指導室長】
 教員に対するアンケートを実施していて、「授業でICT機器を活用している中学校教員の割合」は約95%という結果になっている。思っている以上に教員は頻繁に活用している。今後はさらに技能を必要とする活用、ステップアップした活用等が対象になってくる。
【五十嵐委員】
 教員側もICT機器の活用によるメリットを実感しているということだろうか。
【柏原教育部理事(兼)指導室長】
 メリットの一つとして、「即時性」が挙げられる。理科の授業で寒冷前線について学ぶ際、インターネットに接続することでリアルタイムに情報を提供することができたという事例があった。子どもたちの興味を引く学習活動につなげられている。
【五十嵐委員】
 情報教育推進費(中学校)の①について、具体的にどのような方法で実態を把握するのか。
【柏原教育部理事(兼)指導室長】
 子どもを対象とした質問紙法を想定している。子どもが意欲的に取り組めているのか、理解が深まったのかという主観的な部分の把握については、子どもたちがどう受け止めているか直接聞かないと分からないためである。


■分野Ⅲ 保健・医療(①健康診査、特定健診・特定保健指導、②母子保健事業関係費)
―健康推進課より報告―

【副委員長】
 非常に具体的に検討結果を記載していただいた。
母子保健事業関係費の①について、各種健診の利用者に対するアンケート結果は集計した数字やデータだけではなく、個別の具体的な事例、生の意見や苦情等を健診スタッフ等と共有していただけると良い。
【猿谷委員】
 健康診査、特定健診・特定保健指導の①について、デジタルサイネージの設置は今回の提言を受けて設置したのか。
【小町健康推進課長】
 外部評価委員会からの提言がなければ設置しなかったかというものではないが、提言後に業者と調整し、11月に設置したものになる。
【五十嵐委員】
 デジタルサイネージはどこの事業者か。
【小町健康推進課長】
 ダイドードリンコ株式会社になる。
【五十嵐委員】
 狛江駅前の改札付近にもデジタルサイネージが設置してあるが、人目につきやすく、とても良い取組だと感じる。こちらもダイドードリンコ株式会社になるのか。
【事務局】
 その通りである。
【小町健康推進課長】
今後の運用として、福祉保健部以外の各部からの情報も掲載予定である。
【五十嵐委員】
 良い取組であるため、縦割り行政になることのないよう、他部の情報も掲載できるような運用をお願いしたい。
【委員長】
 設置されたデジタルサイネージは大きく目立つものだと伺った。
【小町健康推進課長】
 ディスプレイのサイズは60インチになる。お年寄りや障がいのある方も含め、誰もが見やすいものとなっている。また、あいとぴあセンター正面玄関ロビーに設置されているため人目にもつきやすい。
【田中委員】
 母子保健事業関係費の②について、乳幼児健診を集団で実施するメリットの広報はママパパ学級のみで行うのか。
【小町健康推進課長】
 具体例の一つとしてママパパ学級を挙げさせていただいた。その他の機会でも広報していきたいと考えている。
【五十嵐委員】
 健康診査、特定健診・特定保健指導の①について、健康ポイント制度という仕組は興味深い。ポイントに応じて受けられる特典は、どのようなものを想定しているのか。例えば、医療関係の特典になるのか。
【小町健康推進課長】
 特典についてはまだ具体的には検討できていない。まずはポイントをどういった事業に参加した際に付与するのか、制度を構築しながら特典についても検討する。
【尾花委員】
 提言内容に対して具体的に回答いただいた。
各種健診事業について、以前から継続して実施している事業であるがゆえに、なかなか市民の声が届きにくく、うまく改善されない、ある種のマンネリ化があったように感じる。そういった事業に対して、市民の目線を通して問題点が発見できたことはとても良かった。今後になるが、市民の声を聞く仕組が単発で終わってしまってはもったいない。継続的に実施していくことが本質的に重要と考えるため、ぜひ継続した実施をお願いする。

(評価担当部署職員退席後)
【委員長】
 全体を通して何かあるか。
【猿谷委員】
 今年度から委員になったため、これまでの外部評価委員会がどのような形であったか分からないが、提言内容に誠意ある具体的な回答は珍しいのか。
【委員長】
 ケースバイケースにはなると思うが、毎年度少しずつ、真摯に対応していただいているケースが増えていると感じる。外部評価委員会が機能してきていると考えて良いと思う。
【五十嵐委員】
 提言に対して具体的に検討結果が記載されていたため好感が持てた。事務局に質問だが、担当部署は外部評価委員会への対応を負担に感じているか。
【事務局】
 現在実施している事業に対して、行政内部では気付かない問題点を市民の目線で掘り起こし、提言をいただいている。現在の事業をより良い事業にするための効果的な提言、または無駄と思われる事業を見直すきっかけとなる提言をいただき、大変意義深いものであり、担当部署も前向きに取り組んでいると認識している。
【五十嵐委員】
 評価自体が目的になってしまうのは良くない。各担当課から行政提案という形で、事業を実施したいが実施できないとか、事業を廃止したいが廃止できないとか、そのような場合に外部評価委員会を活用してもらえると良いと思う。
【委員長】
 行政提案としては以前、入浴券の見直し等もあった。
【副委員長】
 五十嵐委員からも指摘があったが、「評価疲れ」も懸念される。例えば、毎年度全分野を評価対象にしてしまうと担当部署の負担や評価のマンネリ化にも繋がり、実効性も薄れる。
【委員長】
 これまでに評価対象とした分野・事業の一覧はあるか。
【事務局】
 提言書の中で記載している。また、来年度の話になってしまうが、第1回の委員会における評価対象分野の選定の際、これまでの一覧を参考にしながら選定することになる。その第1回の前に、今年度の提言及び市の検討結果に関する市民向けの資料を作成し、無償で頒布することにより、広く市民に広報していく。
【副委員長】
 市民向けの資料について、例えば情報が分かりやすいとか分かりにくいとか、相手方の意見や反応を聞いたりはしているか。ホームページ上に専用のボタンがあり、どう感じたか答えてもらうようなシステムもあると思う。
【事務局】
 現在の狛江市のホームページでは、専用ボタンの設置には対応していない。
【委員長】
 意見や反応を聞いてみるのは良い。
【五十嵐委員】
 ツイッターやフェイスブックでも反応が分かるかもしれない。
【副委員長】
 若い世代が市政への興味を持つためのきっかけ作りとしての活用も考えられる。選挙権が18歳に引き下げられたこともあり、高校生や大学生に見てもらうのも良いかもしれない。

(平成28年度外部評価委員会の振り返り)
【委員長】
 今年度の委員会はこれで最後になる。各委員から一言ずつお願いしたい。
【田中委員】
 最初は外部評価がどういったものか分からず、役に立てるか不安だった。今回、提言に対して市が前向きに検討していることが分かり、ありがたいと思った。狛江市民で良かったと改めて実感した。
【志村委員】
 事務局は取りまとめを良く頑張っていると思う。私自身また来年度も頑張っていきたい。
【藤井委員】
 委員になって2年目になる。どこまで役に立てたかは分からないが、昨年度の経験を活かして参加させていただいた。提言を受けたことで市が少しずつ良い方向に向かっている姿が見え、とても充実していた。
【猿谷委員】
 委員会に出席することで色々と勉強になり、良い経験をさせていただいた。
【五十嵐委員】
 提言に対して、細かく具体的に回答いただけたのは素晴らしかった。これだけの対応ができるのは、狛江市のコンパクトさが活かされているからと感じる。その特性、強みを今後も活かしていただきたい。
【尾花委員】
 1年を通して、委員会で建設的な議論ができたことが良かった。保健・医療分野のような以前から継続して実施している事業について、一見あまり問題点がないのではないかと思ったが、ヒアリング等を通じて市民の方からの新しい気付きがあったことが新鮮だった。
【副委員長】
 1年目の委員も多い中で、活発かつ建設的な議論ができたことが良かった。市民の方も、市がきちんとやるべきことをやっていることが認識できたと思う。外部評価は市民と行政の対立の構図となることもあるが、きちんと対話が成立し、良いコミュニケーションができたと感じた。
【事務局】
 行政内部ではなかなか気付かない問題点について、皆様から的を射た提言をいただいた。また、行政側の事情もくみ取りながら議論・評価をいただき、担当部署も前向きに対応することができた。改めて感謝申し上げる。
【髙橋委員】
 今年度の提言に対する検討結果については、確かに前向きなものが多かったように感じる。今後は検討結果通りに取り組ませるよう、確認していかなくてはならない。一方、昨年度の提言については引き続き検討としている事業もある。対応が不十分な部分については、政策室を中心として行政内部で確認する必要がある。
【委員長】
 委員の皆さんに積極的に発言していただき、提言書を取りまとめ、無事に1年間のスケジュールを終えることができた。来年度も引き続きよろしくお願いする。
他にないようなので、以上で第9回の外部評価委員会を終了する。
 

 

その他

二次利用可否 不可