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第8回狛江市都市計画マスタープラン改定委員会議事録(要旨) (平成24年1月18日開催)

1 日時

平成24年1月18日(水) 午後7時~10時3分

2 場所

市役所特別会議室

3 出席者

委員長     大方 潤一郎

副委員長    寺内 義典
委員      片桐 由希子、五十嵐 潤一、小楠 寿和、比留間 力三、山口 里子、久光 芳彦、絹山 達也、永井 敦、山田 拓史、都築 完、中山 聡文、白﨑 治代、小川 昌士、松本 培夫
事務局(書記) 紺矢 繁雄、遠藤 慎二、馬場 麻衣子、齊藤 順子、原田 章秀、池田 優(以上都市整備課)、岡田 洋(昭和株式会社)

傍聴者     21人

4 欠席者  委員 小川 昭治、森川 雅章     
5 議題

(1)パブリックコメントに等ついて
(2)改定案について                                                                                                                                                      (3)その他                                                    

6 提出資料

1 狛江市都市計画マスタープラン改定素案に対するパブリックコメント実施結果及び回答案
2 狛江市都市計画マスタープラン(素案)に対する意見書(統括票)東京都
3 狛江市都市計画マスタープラン(素案)                                                                                                                                                                            4 歩行者・自転車ネットワーク改善にむけた旧水路の活用に関する検討資料

7 会議の結果

○委員長挨拶

○議題(1)パブリックコメント等について
事務局から、昨年12月1日から22日にかけて実施したパブリックコメントに対する市としての回答案について、また、素案に対する東京都からの意見への対応方針についてそれぞれ説明した。

○議題(2)改定案について
◆「序章.はじめに」について
事務局から、「狛江市における都市計画マスタープランと改定の背景」に旧計画策定後の取組みを追加したことを説明した。

◆「第1章.都市の現況と動向」について
事務局から、旧計画策定時の状況と現況との比較データ、将来人口推計などを補足したことを説明した。
●意見交換
委員長 :公共交通網の現況図で、バス停留所が同一でも誘致圏が少しずれており、また、線が多くて見にくいため、見やすく修正すべきである。
副委員長:点線はもう少し細い線として、グレー表示等により公共交通不便地域が目立つようにした方がよい。ただ、ほぼ解消されたということである。

◆「第2章.まちづくりの課題」について
 事務局から、「まちづくりの弱み」にある「建築形態の混在と住環境の悪化」の部分の表記を修正した点などについて説明した。
●意見交換
委員長 :説明会の際などにもお話ししたが、改定作業を始めた頃から大分情勢が変わってきており、議論していくうちに、これからどんどん高齢化が進行していくという話をし、その中で、高齢者にとって住みやすいまちというのは若い家族にとっても、子どもにとっても住みやすいまちということでクローズアップしていこうという話になったが、この部分にきちんと示しきれていないところは確かにあるかもしれない。第1章の人口推計のところも含め、やはりこれから急速に人口が減少していくという問題などに対して、狛江のまちづくりをどのように進めていかなければいけないかということを書かなければいけないと思う。
委員A :事務局から今日が最後の委員会といった話があったが、委員長が今お話しされたところは、都市計画マスタープランの根幹にもなるので、今日それを議論しつくせなかった場合、議論を終わりとするのは個人的には疑問を感じる。
委員長 :改定委員会としては最終回であるが、本日の場で大枠について合意点を明らかにし、その後に調整したものを電子メール等で送付し、最終的に私及び事務局に一任いただき、とりまとめさせていただきたい。
委員A :これから議論が進んでいく中で出てくるとは思うが、場所によって書いている内容に食い違いがある部分がある。例えば、第2章のまちづくりの弱みの②などが後の章との整合性をとる必要がある。
委員長 :特に皆さんからご意見を伺いたいのは、高齢化社会に対応したまちづくりについて表記するかどうかということである。
委員A :都市計画マスタープランの位置関係について、基本構想の下位にあたり、都市都市計画マスタープランの下位に部門別計画がある。都市計画マスタープランにもっともらしいことが示されていても、下位の計画にあたるものに具体的にイメージが落ちてきていないなどといったところが弱いところだと思う。パブリックコメントなどで具体性をといった意見が出されているのは、都市計画マスタープランに盛り込まないと担保されないのではないかという心配があるのだろう。相互の関係を重視すべきであり、行政は本計画の内容を実現することについて約束してほしい。
委員長 :計画の実現化に向けた考え方は第5章で中心的に扱いたい。
委員A :自治体によっては、タイムスケジュールなどを示しているところもある。
委員長 :基本構想、基本計画の策定時くらいは入れておいた方がよいだろう。細かい部分については、後の章を検討した後にフィードバックしたい。

◆「第3章.将来都市像とまちづくりの目標」について
事務局から、将来都市像の趣旨の補足を追加したこと、将来都市構造図を掲載したこと等について説明した。
●意見交換
委員長 :3つの駅をそれぞれ拠点とし、狛江通り、水道道路などを市の中心となる軸としており、また、多摩川などを水とのネットワークということで骨格を示している。将来都市構造については、第4章以降の結果を踏まえる必要があるため、やはり後にフィードバックして議論したい。

◆「第4章.まちづくりの方針、.土地利用の方針」について
事務局から、駅前や幹線道路への公益機能等の配置について、幹線道路沿道の商業的な土地利用等は駅周辺を補完するものではないかといった意見を受け、一部記述を修正していること、また、各土地利用類型別のあるべき姿をより明確化すべきであることを指摘されていること等を説明した。
●意見交換
委員長 :土地利用の方針については、用途地域の指定の状況や現在どのような建物が建っているかといったことに着目して類型化している。端的に言うと、準工業指定地区について、将来どのような空間にしたいのかということは積極的に議論できていなかった。最終的に土地利用の方針ということになると、その部分を書かなければいけないということを指摘されている。
委員A :準工業地域指定地区について、「住工混在の問題は自然に解消する趨勢にある」と記述されており、「まちづくり上の弱み」の中の「建築形態の混在と住環境の悪化」で用途の混在について触れているが、現在、狛江市内に問題としてあるという認識でよいか。
委員B :はい。
委員A :用途地域の指定替えについては明記しているが、ここに「第一種低層住居専用地域等と接する地区での紛争を予防するために、容積率や絶対高さ制限等の必要な制限を行う」と盛り込みたい。一般的な表現にするのではなく、問題が起こっている地域には、そのような規制を入れていくべきということをはっきり書いていただきたい。容積率が300%を超えているのは、駅周辺とこの区域のみであるが、実態と乖離している。東京都の用途地域の指定基準には、多摩地域においては、ゆとりある住宅地を誘導するために、外壁の後退や最低敷地などを都市計画として定め、これに併せて適切な容積率を指定すると示されている。準工業地域の中でもアクセントをつけて方向性を示してほしい。
委員長 :具体的にどこまで書ききれるか、あるいは、文章にあるように「必要に応じ」用途地域には容積(率)も含まれるが、更に高度地区の指定などという文章にするかどうかが議論の部分になると思う。第一種低層住居専用地域と隣接しているというのも一つの理由ではあるが、それだけではないかもしれないので、この都市計画マスタープランがまとまった後に検討してもらうということでどうか。
委員A :準工業地域の一つである岩戸南三丁目の流通センターの用地にホームセンターが進出するという噂を聞いており、この一帯も第一種低層住居専用地域などと隣接している。紛争が起きないような予防的な対策を示しておくということも大事なことではないか。市境に位置している準工業地域についても同様である。
委員長 :個別の状況について具体的に記述するのはそぐわないと考えられるが、コンパクトに記述することは検討したい。
委員A :「第一種低層住居専用地域等と接する地区での紛争が予想される地区については、用途地域の変更や絶対高さ制限の導入を検討する」といった記述がほしい。
委員長 :第一種低層住居専用地域だけが問題というわけではなく、そこで用途地域名を出すのもどうかと思うので、「周辺とのあつれきが予想されるところでは、用途地域や高度地区の指定替え等を検討する」といった表現を候補に検討したい。
委員C :現在の素案では、まちづくりに対する明確なビジョンが見えにくいと感じる。目指すべき姿を補足してはどうか。
委員長 :道路の話とも絡みがあり、特に沿道型の表現についてどうするか、特に現道がないところについてどうするかということもあるので、また戻ってくる形としたい。

◆「第4章.まちづくりの方針、道路・交通網整備の方針」について
事務局から、東京都からの指摘事項を中心に一部の記述を変更したこと、特に調3・4・2の調3・4・16との交差部分以東については、東京都が策定している第三次事業化計画の重点整備路線に含まれていないことから、本素案でも早期整備区間から整備構想区間に変更していること等を説明した。
●意見交換
委員長 :水道道路について、世田谷通りから調3・4・16との交差部までが優先整備路線として位置づけられているが、世田谷区内でも優先整備路線に位置づけられていないため、その間の区間を整備しても仕方がないといった指摘である。我々としても市内をぐるっと回る形の道路網とするか、狛江市としては拡幅してほしいという気持ちもあるわけでどのような表現にするかということである。「世田谷区との調整を検討」などといった表現をすることも考えられるが、特に触れることもないかもしれない。
副委員長:将来都市構造において、生活のネットワークの中で狛江通り、水道道路、松原通りの3路線を骨格的な道路に位置づけており、これらが狛江市のまちづくりにとっての主軸とされている。道路・交通網整備の方針では、世田谷通りのみ主要幹線道路となっており、先ほど挙げた3路線は補助幹線道路となっている。この部分が都市構造と整合性が取れていないと感じる。世田谷通りは、東京西部という点で見れば主要幹線道路になると思うが、狛江市の立場からみると、狛江通りなど3路線を主要幹線道路とするべきで、そのような段階構成の方がよいのではないか。その場合、水道道路について、世田谷通りと繋ぐという意味合いがどれくらい強いかということになると思う。
委員長 :水道道路から北上する調3・4・16が市内を繋いでおり、水道道路については世田谷区の方に繋ぐという形を強調しない方が狛江の新しい構造のような気がするがどうか。世田谷通りを別格にして、3本を主要幹線道路という形にするといった提案だが、それについてはどうか。
一同  :了承
委員長 :後は水道道路の矢印を世田谷区まで延ばすかどうか。将来的にはもちろん繋げるということになると思うが、ここ20年ではそこまでは謳わないという形にするか。あるいは、東京都の指摘があっても何とかお願いして頑張るという形にするか。この道路は世田谷区をずっと通過していくべき道路といった形で皆さん捉えているものなのか。
委員D :市の南東部に居住している人たちからは、二子玉川方面への直通バスの運行を望む声を聞くことがあり、世田谷区と繋ぐ主要幹線道路としての機能を求めるという話もある。ただ、都市計画道路のルートは、世田谷区においては今の水道道路に沿って敷かれておらず、途中で北側方向に折れることになる。「世田谷区と調整していく」程度の表現になるかと思う。
委員長 :該当する区間に注釈をつけるなど、単なる未着手といった表記は避ける方向としたい。その場合、都市構造図に戻るが、水道道路について特に支障はないと思う。一方で、水道道路から伸びる調3・4・16について書込むという点についてはどうか。全体のバランスからも加えた方がよいのではないか。
委員E :道路は通過交通を処理するためのものだと思う。そのための世田谷通り、またそれらを中心とした狛江を通過する道路など地域から誘発させるような道路、結節点ということでは、調3・4・16についても延伸を構想してもよいのではないか。
委員長 :一方でこの程度の道路を幹線道路ということに違和感があるという意見もあるかもしれないがどうか。ただ相対的には、世田谷通り、狛江通りなど3路線、その他の都市計画道路という序列となるだろう。
道路の位置づけが若干変わったので、土地利用のあり方に戻ると、調3・4・2の沿道については現在も沿道型の用途地域が指定されていることから、「幹線道路沿道・鉄道沿線地区」を設けても問題が少ないだろう。調3・4・16の調3・4・2と世田谷通りの間は第一種低層住居専用地域が指定されているが、沿道型の用途地域は指定しておらず、沿道型の位置づけをするべきかには議論が必要である。5階から7階建てのものが沿道に建つと、また後ろの第一種低層住居専用地域とのあつれきが発生する可能性がある。一方で道路整備と併せて、ある程度高い建物を並べて延焼遮断の機能を持たせるということも考えられる。
委員F :道路・交通網整備の基本的考え方が4点示されているが、『「歩きやすいまちづくり」の視点に立った道路整備』は、残り3点の考え方の前提として切り離すのがよいと思う。

◆「第4章.まちづくりの方針、環境まちづくりの方針」について
事務局から、和泉多摩川緑地の整備について、東京都から「東京都への要請」という記述について指摘がされ、「調整」としたこと等を説明した。
●意見交換
委員長 :和泉多摩川緑地の表現については柔らかくしていたと思うが、この指摘は仕方がないか。どっちにしても東京都にお願いしていくことになる。ただ、「要望」は駄目で「調整」はよいのだろうか。
委員A :「鋭意調整する」という表現ではどうか。
委員長 :その案を含めて検討したい。
委員A :狛江らしさという点で湧水のことをどこかに入れていただきたい。後、都市計画マスタープラン自体で気になるのが、外との交流が希薄であるという点で、そういうものを生かして交流人口を拡大していくということを書き込めないか。
委員長 :水に関しては、冒頭の基本的考え方の部分については若干弱い感じもする。交流人口の件は、文化の部分等で書き込むことができればと思う。
委員F :多摩川について触れられているが、広域的な河川であるため、その旨を40ページの「水のネットワーク」で記述してはどうか。

◆「第4章.まちづくりの方針、安心・安全まちづくりの方針」について
事務局から、東京都からの指摘を受けて、避難場所における備蓄倉庫の確保に関する記述の追加、2項道路の拡幅や自転車走行空間整備に関する表現の修正等を行ったことを説明した。
●意見交換
委員長 :2項道路に関する記述はさらに分かりやすく修正したい。自転車については、都市計画道路において自転車・歩行者・自動車の明確な空間分離を行うことを記述していたが、十分な幅員の確保が難しいために、東京都から疑問が示されたのだろう。
副委員長:東京都は、最近、自転車歩行者道の活用を基本とする方針を示しているため、指摘はそのことによるものと推測される。「自転車走行空間の整備を検討」という表現に留まらざるを得ないだろう。
また、近年、面的に速度規制を一律に行う「ゾーン30」と呼ばれる手法が欧州で採用されており、これから3年間で日本中で3,000箇所指定して進めたいということが言われていた。こちらの方が今後活発になってくると思うので、「あんしん歩行エリア」と併せて入れておいた方がよいのではないか。
委員長 :今の内容は、安心安全のところがよいのか、道路整備のところがよいのか。
副委員長:生活道路で特に安全上問題が発生しているような地区に限定してかけていくという話だと思うので、私は安心安全の部分でよいかと思う。
委員長 :30km/hの制限速度では早過ぎないか。
副委員長:同時にハンプの設置をはじめとする道路構造の改良も進める必要がある。なぜ、30km/hかというと、30km/hを超えて衝突した場合、重傷者が増えるという統計があり、20km/h程度に抑えると無視され効果がなくなるという問題も懸念されるところからである。
委員E :ハンプを設置し過ぎるのも問題を感じる。欧州で行われているように昼間にもヘッドライトをつけて走行するということも合わせながら進めることが必要ではないか。
委員長 :51ページの安心・安全まちづくりの方針の図面の幹線道路上にグレーの四角表示があるが、何を意味しているのか。
事務局 :都市計画道路は特に延焼遮断・避難救援等の機能を持つため、その機能を担う路線ということで示している。
委員長 :凡例の説明ではその趣旨が読み取れないので、凡例でそのように示すか、グレーの四角表示はあえていらない気もする。むしろ木造住宅の密集地における対応の方が重要ではないか。48ページの「住宅地の防災性の向上」には、狭あい道路の拡幅の視点のみしか記述されていないのでもう少し加える必要がある。

◆「第4章.まちづくりの方針、福祉のまちづくりの方針」について
事務局から、住宅施策に関する基本的考え方等について、一部修正したことを説明した。
●意見交換
委員長 :市では福祉のまちづくり条例は制定しているか。
事務局 :福祉基本条例を制定しており、改正作業中である。重点整備地区のようなものは規定していない。
副委員長:東京都がバリアフリー化の記述について気にしているのは、自治体のバリアフリー基本構想の策定が進んでいないため、国から都道府県に推進の要請がされているといった背景があるからかもしれない。なお、高齢化対応の視点に加えて、住宅の供給と合わせて児童福祉の施設の整備を行うなど子育て世代が逃げないような方針もここで示しておいた方がよいのではないか。
委員G :「福祉のまちづくりの基本的考え方」にある住宅施策の基本的考え方の部分について、具体的な内容が示されていて、その後の(2)の部分と大分内容が重なっている印象を受ける。ここで示すのは、住宅施策自体をどのように考えているかといった概念的なものだと思う。高齢者・障がい者のみならず、子育て世代や単身者、一戸建て居住者とマンション居住者といったさまざまな人たちのニーズに幅広く対応していく趣旨を記述した方がよいのではないか。また、都市空間の整備については、地域社会づくりを含めたソフト面の記述を補足したい。なお、53ページの「誰もが暮らし続けられるコミュニティづくり」にある『「地域社会の目」が行き届く~』という部分が理解しにくい。
委員長 :確かに分かりにくい面があるため、検討したい。

◆「第4章.まちづくりの方針、狛江らしい文化を育むまちづくりの方針」について
●意見交換
事務局から、東京都からの指摘により国分寺崖線についての記述、街路植栽に関わる記述の修正等を行ったことを説明した。
委員長 :街路植栽の中心は街路樹だろうが、広幅員の道路を整備することが難しい狛江市では限界があるのではないか。
委員F :街路樹が大切であるのは事実だろう。後、国分寺崖線の表示は楕円ではなく、多摩川のような幅広の帯状で表現した方がよい。
委員長 :交流人口や周辺地域の交流について含めるという提案があったがどのような形にするのがよいか。
委員A :冒頭にでも記述してほしい。
委員長 :具体的にはどのような施策が考えられるか。
委員A :立ち寄ってもらう拠点などができればおもしろいかと思う。
委員H :公共施設の整備に関連する記述が各所にあるが、狛江の文化を創造していくための施設整備の具体的なイメージが伝わってこない。これから作り出していこうとする文化についての記述をもう少し工夫できないか。
委員長 :52、53ページでは福祉関連の視点からの施設整備についてのことなので、ハコモノの整備といったニュアンスではない。基本的には57ページの文化的視点からの施設整備の部分にまとめて記述しているところである。具体的な部分まで書き込むと、予算や基本構想などに絡む話になるため、いつまでにといったことなどを示すことは難しい。
委員H :そのようなことだと、将来的に何の保障もない。
委員長 :狭い意味で言うと、都市計画のマスタープランであり、今後の都市計画の決定などの根拠として繋がることは明確である。しかし、いろいろな事業については、その方針を受けて、さまざまな可能性を検討していただいて、優先度をつけてできる範囲で進めていくということしか言えないと思う。
委員A :気持ちは理解できるが、財政的なものを考えると厳しい状況である中で、ハコモノの新設は個人的には無理な時代に入っていくと思う。既存施設の有効利用が中心とならざるを得ないのではないか。
委員H :新しくハコモノを作らなくても既存施設の有効利用の方法もいろいろ考えられる。本委員会では、1回ブレインストーミングの機会があったが、もっとそのような時間がほしかった。新しいハコモノだけではない発想で、みんなの知恵を集めてといった発想がほしい。
委員長 :2、3回議論した経緯はあると思う。新しくハコモノをつくることを全否定しているわけではないが、都市計画マスタープランとしてどこに何を作るということまでは書きにくい。
施設の有効利用の観点から、空き教室は発生していない状況か知りたい。
事務局 :空き教室の状況は特には聞いていない。近年ではないが、谷戸橋地区センターの設置を行っている。その他に現時点で具体的な施設の整備計画はない。
委員G :谷戸橋地区センターでは、住民コンサートなど、地域住民の自主的な運営をされている。地区センターといった常駐のスタッフがいないものもあり、書くかどうかは別として、市民自ら関わっていただくとか、施設の活用なども視点の一つとしては考えられる。
委員F :市民によるまちづくりを行政が支援していくことが重要だと思う。そのための場がほしいというのことが言われたいことではないだろうか。
委員長 :東日本大震災の被災地である大槌町で、引きこもりを防ごうということで仮設住宅のコミュニティの支援を行っているが、50戸に1箇所程度談話室を設置したが、交流の場となり活性化に貢献している。20人から30人くらいが集まることのできる場所というのはやはり重要であるということが改めて分かった。そのようなものを具体的にどうやって狛江の中に組み込むか。
委員I :ハコモノの活用に加えて、お祭りやお囃子などの地域の伝統芸能文化など、コミュニティが築き上げてきたものについて含めることができればと思う。
委員長 :素案に「お祭り、おみこしなど」と記述しているが、「保全、浸透」にとどまっており、もう少し具体的に書いた方がよいか。
狛江市にはあまり町内会がないと聞いているが実態はどうか。
委員B :半分くらいだと思う。
委員J :ハコモノの新規整備は無理だと思うので、例えば公民館での成功例などを他の公民館や地域センターで実践できるような横の繋がりを持たせるとか、お囃子などもそれぞれ拠点としている地域センターなどがあると思うので、そこだけではなく、それぞれの地域を見せて回るなどといったことで、新しい文化と今までの文化を相互にまわしていくということはどうか。それが、施設の文化拠点としての充実を図るという意味でも、ソフトウエアを強化することによってもっと充実させる。
委員A :情報交換の促進により、いわゆる旧住民と新住民との間の融合を図ることが重要である。

◆「第5章.まちづくりの実現に向けて」について
事務局から、市民主体のまちづくりの支援についての内容の補足、都市計画マスタープランの進捗管理についての追加などについて説明した。
●意見交換
委員長 :計画の進捗管理は必要だと思う。
委員A :下位の部門別計画が「絵に描いた餅」となることを危惧する。例えば住宅マスタープランは市のホームページに掲載されていない。
委員長 :計画策定から相当期間経過しているからだろう。
事務局 :緑の基本計画は現在改定作業中である。
委員長 :必ずしも部門別計画を介在しなくても、都市計画マスタープランが定めた方向に沿って具体的な都市計画がなされることにはなっている。
委員H :「狛江らしい景観向上プロジェクト」に文化が含まれていないが、いつのまに削除されたのか。
委員長 :この部分か別途プロジェクトを明記ことは考えられる。
委員K :「防災性を向上させる道路整備プロジェクト」とあるが、道路に限らず、地区レベルのまちづくり、51ページで示されている木造住宅密集地域の改善に重点を置いてはどうか。
委員長 :ここのタイトルはもう少し工夫した方がよい。
委員L :防災の観点から言えば多摩川流域の都市であり水害対策も重要である。
委員長 :いずれも検討したいが、本論の繰り返しになることは避けるべきだろう。

◆「歩行者・自転車ネットワーク改善にむけた旧水路の活用に関する検討資料」について
●意見交換
委員F :旧赤道や青道を活用した歩行者・自転車ネットワークの改善が可能性を持つと考え作成した。取扱いは事務局に一任したい。
委員長 :「水と緑のネットワークのイメージ」として掲載することなどが考えられる。
委員A :コラムを設ける方法もある。
委員長 :難解であったり馴染みの薄い言葉には用語解説を加えるため、そこに掲載し説明するといった形でもよいかもしれない。

◆「第2章.まちづくりの課題」について
●意見交換
委員I :少子高齢化の進展と人口減少に転じる可能性について、「弱み」として記述してはどうか。
委員長 :「弱み」といったことにもちょっと馴染まないところもあり、また、狛江市に限らない課題であるため、別の場所で触れるのが妥当かもしれない。
委員J :財政難も「弱み」ではないか。
委員長 :いずれも検討したい。
委員B :文化に関連して、「狛江のまち-魅力百選」について、もう少し具体的に場所などを示したらどうか。
委員長 :毎年増えていくものであるため、掲載するとしても資料編となるのではないか。
委員A :湧水について、強みの部分で何らかの形で触れることができればと思う。
委員G :伏流水であるため、捉え方によっては逆に危険な要素ともなり得るのではないか。
委員長 :「強み」「弱み」の双方に記述することを検討したい。

○議題(3)その他
事務局から、今後のスケジュールについて、都市計画マスタープラン改定庁内検討委員会での検討の後、来週一杯を目処に改定案としてまとめさせていただく形であり、今月中には庁議で審議し、その上で2月下旬開催予定の都市計画審議会への諮問を行い、今年度中に確定させる予定であることを説明した。

委員長 :本日のご意見を踏まえて至急修正を行い、メールで委員に確認のうえ、改定委員会としての案を決定したい。1年以上にわたる協力を感謝したい。
 

 

その他

二次利用可否 不可

お問い合わせ先

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電話番号 まちづくり推進担当:03-3430-1305  都市計画担当:03-3430-1309  
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