平成29年度 第4回狛江市外部評価委員会(平成29年7月25日開催)
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1 日時 |
平成29年7月25日(火曜日)午後7時~午後9時27分 |
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2 場所 |
狛江市役所4階 特別会議室 |
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3 出席者 |
委員長 都築 完、副委員長 福島 康仁 委員 藤井 誠一郎、尾花 尚弥、五十嵐 秀司、栗山 修一、猿谷 享子、志村 博之、田中 友紀、谷田部 武晴、髙橋 良典 片岡地域活性課長、加藤地域振興係長、田邊地域振興係主事 西田図書館長、小川図書館主幹(兼)図書サービス係長 事務局 田部井政策室長、西村企画調整担当主事、佐々木企画調整担当主事 |
| 4 欠席者 |
委 員 尾花 尚弥 |
| 5 議事 |
(1)評価対象事業担当課へのヒアリング 【第1部】こまえ元気わくわく事業【地域活性課】 【第2部】子ども読書啓発事業(ブックスタート事業・セカンドブック事業・サードブック事業)【図書館】 (2)その他 |
| 6 会議概要 | |
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●こまえ元気わくわく事業【地域活性課】 【志村委員】 コンテストのテーマを「ヌードル」としている理由を教えてほしい。 【委員長】 毎回異なるテーマで実施しているはずである。 【加藤係長】 平成20年度は「スイーツ」、22年度は「ラーメン」、24年度は「ランチ」、26年度は「こま丼」、28年度は「ヌードル」をテーマとして実施した。 【志村委員】 お店同士が金額で競い合うのも面白いかもしれない。お店も新規メニューに挑戦することで、料理の味を工夫し、努力してもらいたい。 【田邊主事】 平成28年度は既存メニューでの参加も可能であったが、これまでは新規メニューが参加の条件だった。 【志村委員】 周知方法について、飲食店を16年近くやっていたが、当時自分でホームページを作ったがほとんど反応はなかった。飲食店の専門サイトに掲載したところ反響があったため、周知方法は工夫すると良いかもしれない。 【五十嵐委員】 良い取組みだと感じるため、参加者が少ないのはもったいない。コンテストを実施していることを知れば、もっと参加者は増えると思う。平成28年度の周知方法を教えてほしい。 【田邊主事】 市ホームページやツイッター、フェイスブックへの掲載のほか、7月1日にチラシの新聞折り込みを26,350枚行った。また、J:COMでの放送やJAマインズが発行している地域の情報誌への記事の掲載、小田急不動産が運営する小田急のくらしというホームページへの掲載、朝日新聞7月6日号、調布経済新聞にも掲載された。 【志村委員】 様々な周知を行って担当課は頑張っているが、コンテストを実施していることは良く知らなかった。調布市や川崎市等、市外からも客が訪れることが望ましいと思う。 【田中委員】 主婦層ではコンテストであの店に行ってみたとか話題になった。 【田邊主事】 近隣では調布市や川崎市、世田谷区の産業振興部門にはチラシを送付し周知に協力してもらっている。 【副委員長】 コンテスト実施後の参加店へのアンケート結果について、参加店の評価も比較的良く、一定の効果があることが推察でき、とても良い。広報について、そもそも誰に対する事業なのかを整理したい。オリンピックと連携した取組みの検討との記載があるので、市外から市内に客を呼び込み、地域を活性化させたいという狙いもあるのか。 【田邊主事】 今までそのお店を知る機会のなかった人、お店を知らなかった人に来てもらいたいという思いでやっているためターゲットは特に限定せず、幅広い方々を対象としている。 【副委員長】 経済の活性化が狙いなのか、地域のきずなやコミュニティの創出が狙いなのか。事業効果を検証するにあたって、例えば経済的な効果が出ていなくても、市民がお店を認識しているとか、地域の商店街を見直したことが分かれば事業として成功しているともいえる。 【片岡課長】 コンテストについては商店街ではなく、各個店が参加することになる。本事業が地域振興に位置付けられている中で、コンテストにエントリーしていただいたお店、頑張るお店を応援する事業になり、決して参加を強制するものではない。お店側も参加することで新規メニューの開発等の手間もかかるが、その分頑張ってくれるお店を応援しようという事業になる。 【副委員長】 コンテストの企画は地域活性課がやっているのか。 【加藤係長】 地域活性課が企画している。 【副委員長】 コンテストの企画にお店の人も参加してもらうと良いかもしれない。商工会に協力してもらっても良いと思う。また、コンテストのメニューに狛江産野菜を使用してもらうという仕掛けだが、商業の活性化だけでなく農業の活性化にも効果が期待できるため非常に良い誘導と感じる。コンテストは農業のPRにもなるため、野菜を安く提供していただくような協力をJA等に依頼するのはどうか。市の役割として、様々な相手を結びつける役割ができるとなお良い。 【委員長】 コンテスト実施後の参加店へのアンケート結果について、指定商品の価格設定を15%の参加店が「やや高い」と回答している。例えば、狛江産野菜の使用を条件としたからか、期間限定の商品だからか、理由を把握していれば教えてほしい。 【加藤係長】 狛江産野菜に限定しているため、普通の野菜よりも高くコストがかかったのかもしれない。野菜の主な仕入れ先については、JA以外にも農家との直接取引や直売所の利用もある。 【栗山委員】 市で直売所のマップを作成していると思う。コストを抑えるためにも、参加店に紹介しても良いのではないか。 【加藤係長】 次回以降、参加店に対しては直売所のマップを紹介させていただく。 【五十嵐委員】 チラシだけではコンテストのメニューに狛江産野菜が使用されているかが分からない。良い取組みであるため、市民にも狛江産野菜を使用していることをPRした方が良い。 【加藤係長】 昨年度のコンテスト実施後も同様の指摘があったため、来年度実施時に参考とする。 【副委員長】 狛江産野菜の「安心・安全さ」を強調すると良いと思う。 【田中委員】 周りの参加者からスタンプラリーが面倒だという声があった。一定期間によるスタンプラリー形式ではなく、いくつかのお店の料理が一つの会場で少しずつ食べられるようなお祭りやイベント形式による実施はできないだろうか。 【田邊主事】 実施形式についても今後検討していきたい。周辺自治体では東大和市が2日間のイベント形式で実施しているが、当日の設営等の費用が発生することにはなる。 【委員長】 例えば、市制施行45周年記念事業において狛江駅前三角地でお店を集めてイベントを行った。集まって実施するとそのお店が普段はどこで営業しているかが分かりにくいかもしれない。 【谷田部委員】 夏に狛江駅前三角地で狛江フェスティバルを実施しているが、おつまみのコンテストもやっている。お店を知らない人には知ってもらう良いきっかけになっていると思う。 【副委員長】 狛江フェスティバルと統合することはできないのか。 【谷田部委員】 狛江フェスティバルは市民主体の実行委員会形式で実施している。 【副委員長】 コンテストも市が全て担うのではなく、将来的には実行委員会形式で開催することが望ましい。 【五十嵐委員】 参加店の参加費はいくらか。 【加藤係長】 2,000円になる。 【藤井委員】 平成26年度から28年度にかけて、参加店が増え、参加者数が減っているという状況の中で、決算額が増えているのはなぜか。 【田邊主事】 チラシの作成費の増等によるものである。平成28年度は市内の生活情報誌である「わっこ」を作成し、市内商店に関して豊富な知識のある業者にチラシを作成していただいたが、参加店が増えたため前回と比較して取材量も増えた。 【五十嵐委員】 参加者数が減った理由をどう分析しているか。 【田邊主事】 一点目として、メニューの値段の問題が挙げられる。これまでは市で設定した値段でメニューを考えていただいていたが、平成28年度は広く参加店を募るため、メニューの値段はお店が自由に設定できることとした。その結果、平成26年度の平均約950円に対して、28年度は1,000円を超えてしまった。参加者からは1,000円を超える値段は高いという声があった。二点目として、コンテストを7月から8月までの2か月間実施したが、暑い時期にヌードルというテーマはどうなのかという声があった。 【五十嵐委員】 コンテストの時期は変えられないのか。 【加藤係長】 開催時期もテーマと同様、検討内容の一つであり、平成22年度のラーメンコンテストは冬に実施した。 【藤井委員】 コンテストのテーマは地域活性課で決めているのか。例えばテーマを市民から募集してみてはどうか。参加者数の増にもつながると思う。 【加藤係長】 コンテストのテーマは地域活性課で決めている。 【田邊主事】 コンテストの投票用紙であるスタンプカードに、参加者の感想を記入していただく欄を設けているため、その意見も参考としている。例えばエスニックやヘルシーをテーマとしてほしいといった意見があったが、近隣では調布市が辛いものをテーマとして実施している。他には飲食に限ったテーマではなく、企業の技術やものづくりコンテストといったことも考えられる。 【副委員長】 テーマの選定に市民にも協力してもらう、市民の声を聞くのはとても良いと思う。 【五十嵐委員】 本来は商工会が主催し、市がその事業に補助金を出すという形が望ましいと思う。参加店を募集した際の応募状況を教えてほしい。 【加藤係長】 自主的に応募いただいたお店もあるが、地域活性課で参加の呼びかけをしたような状況もある。 【五十嵐委員】 地域活性課は努力していただいているが、本来は自主的に集まる姿が望ましい。 【志村委員】 参加者の市内在住者、市外在住者の割合を把握していれば教えてほしい。 【田邊主事】 市内在住者が約9割、市外在住者が約1割となっている。 【猿谷委員】 農家からこの野菜を売りたい、PRしたいからコンテストで使用してほしいといった要望はないのか。または、農家からそういった意見を聴いたことはないか。野菜を安く提供していただけるといったような、コンテストへの協力のきっかけとなるかもしれない。 【副委員長】 「食材」をテーマにするのは面白いと思う。 【加藤係長】 テーマを決めるにあたって農家に意見を聴いたことはない。 【栗山委員】 コンテスト実施後の参加店へのアンケート結果について、新たな客層を獲得できたという回答が8店ある一方、期間後の店の売り上げについては3店が「やや増加」と回答したに留まっている。事業開始のきっかけとして商店街の衰退があり、努力する店を応援するという目的の中で、期間後の店の売り上げが伸び悩んでいる実態をどう捉えているか。 【片岡課長】 市としてはコンテストのチラシ等でお店について広報し、お店に行くきっかけ作りや知ってもらうためのきっかけ作りは行っている。期間中に訪れた客を引き続きつなぎとめておくこと、リピーターとなっていただくことはお店側の努力等もあり難しいことだとは思うが、地域活性課としても一緒に考えていきたい。 【栗山委員】 お店の考え方ややる気の問題もあるとは思う。商店街の衰退を例に考えると、衰退の原因の一つとして後継者不足の問題があり、その理由はお店が儲からないからだと考えられる。繁盛しているお店の良い事例、価格設定なのか、味なのか、量なのかを研究してもらえれば良い。コンテスト参加店の審査基準を引き上げても良いのかもしれない。 【五十嵐委員】 参加店が賞を受賞した際の周知はどうしているのか。参加店のやる気を高めるためにも、受賞後のフォローは大切だと思う。受賞が話題となれば、次回以降の参加店の増にもつながるかもしれない。 【加藤係長】 ポスターや冊子に受賞店を掲載している。 【片岡課長】 市民まつりのステージにてコンテストの表彰式を行っている。 【栗山委員】 垂れ幕等で受賞をPRするのも良いかもしれない。コンテスト自体のPRにもなり、次回以降の参加者の増にもつながると思う。 【委員長】 コンテストのテーマはこれまでと同じテーマでも良いのか。例えば、第2回スイーツコンテストはありなのか。 【加藤係長】 同じテーマで実施してはいけないということではない。
●子ども読書啓発事業(ブックスタート事業・セカンドブック事業・サードブック事業)【図書館】 【田中委員】 ブックスタート事業とセカンドブック事業は良い事業と感じるが、サードブック事業についてはどの程度効果があったのか、アンケート等を実施していれば教えてほしい。中学校1年生にもなると、与えられた本は読まないのではないだろうか。 【西田館長】 サードブック事業は平成28年度に開始した事業であり、今年の6月末日まで申請を受け付け、8月以降に本を贈呈するため最終的な配布数もまだ算出できないため、事業効果はまだ分からない。アンケート実施等による事業効果の把握についてはその方法も含めて今後検討する。 【田中委員】 サードブック事業は効果があると見込んで開始したのか。 【西田館長】 ブックスタート事業は、親子が本を介してゆったりと過ごす時間や絵本の読み聞かせを行うきっかけ作りを目的に実施している事業であり、セカンドブック事業は、読書の楽しさを知るきっかけ作りや自発的な読書活動につなげることを目的に実施している事業になる。サードブック事業については、中学生になると部活動等で読書の時間も限られ、未読率が高まると言われている中で、改めて本への親しみを持ってもらうために実施している事業になる。先ほども申し上げたが、昨年度から開始した事業のため、事業効果についてはその把握方法も含めて今後検討していきたい。 【副委員長】 ブックスタート事業とセカンドブック事業については、事業実施による効果がアンケート結果からも確認できる。せっかくアンケートで事業実施による効果が証明されているため、事業実施の指標を活動指標である配布数ではなく、配布後の影響等である成果指標として設定し、市民にPRした方が良い。サードブック事業については今後検証してもらえれば良い。 【藤井委員】 ブックスタート事業は幼児への読み聞かせといった事業目的が明確で分かりやすい。セカンドブック事業、サードブック事業については少し疑問に思う。市民に対しては事業の目的をどのように説明しているのか。 【西田館長】 対象となる子どもの保護者宛てに案内文を送付し、案内文の中で事業の目的を説明している。市民に対しては図書館事業全体の報告書の中で結果を報告している。 【藤井委員】 掲載スペースの問題もあるかとは思うが、広報こまえに事業内容を掲載していないのか。対象者だけに周知するのではなく、広く市民に事業内容を広報しても良いのではないか。 【西田館長】 市で実施している全ての事業を広報こまえに掲載しているわけではなく、対象者も限定される事業のため掲載はしていない。ブックスタート事業については今年度、対象者を限定していない講演会の実施を予定しているため、広報こまえへの掲載も予定している。 【猿谷委員】 本の選定基準についてだが、セカンドブック事業については小学校1年生が対象のため、推薦された本を試しに読んでみようと考えるかもしれないが、中学校1年生は自分の意思もあり、推薦された本を読むだろうか。選定された本と子どもが興味のある本や読みたい本にも乖離が生じていると思うが、本を選定するにあたって子どもの意見は聴いているか。また、事業を開始するにあたって子どもの意見を聴いた経緯はあるか。 【西田館長】 サードブック事業はまだ開始したばかりの事業であり、本の選定基準については今後も検討していく。子どもの意見を聴くのは良いと思うが、現状実施はしていない。 【田中委員】 子どもの意見を聴くことは重要だと思う。 【西田館長】 選定する本については、希望された冊数を購入可能かどうかも検討しなくてはならないため、販売元に大量に購入可能かどうか確認して調整している。 【委員長】 アンケートは本を受け取った子どもを対象にしていると思われるが、受け取りに来なかった子どもの意見は聴いていないのか。 【西田館長】 アンケートについては、平成25年度に第二次狛江市子ども読書活動推進計画を策定する資料の一つとして実施したものであり、子どもではなく保護者を対象にしている。また、アンケートは学校を通して実施しているため、本を受け取りに来なかった子どもの保護者も対象となっている。 【委員長】 アンケートの回収率が低いと感じるが、読書の興味が薄い、読書に対する意識が低いということだろうか。 【西田館長】 あくまでアンケートの回収率であり、そのようなことは考えていない。 【五十嵐委員】 本は一度市が購入して子どもに贈呈するという仕組みか。 【西田館長】 1月に案内文を送付し、指定された期日までに事前申し込みがあれば図書館で本を発注する。 【五十嵐委員】 サードブック事業について、現在は16冊の中から選んでもらうようになっているが、事前申し込みに基づいて発注するということであれば、もっと幅広い本から子どもに選んでもらってはどうか。昔と違って情報も多く、子どもの価値観も多様化しているため、極端な話かもしれないが100冊の中から気に入った本を選んでもらっても良いと思う。 【西田館長】 図書館で直接本を見て選ぶ子どもに対してもその場で本を渡しているため、事前申し込みのあった本とは別にある程度の冊数を用意しなくてはならない。事前申し込みの状況やこれまでの実績からある程度予測して発注することになる。100冊の中から選んでもらうということは現状の仕組みではできない。 【副委員長】 司書が選定したというだけで、市民や子どもの意見を取り入れて選定している様子が見えなければ、市民にはなかなか理解してもらえないと思う。 【猿谷委員】 例えば、その年代の子どもの図書館での貸出し数の1位から3位までを選定図書に含めると興味を持ってもらえるかもしれない。読書習慣がついていない子どもに対して、読書の楽しさを知るきっかけになると思う。 【栗山委員】 サードブック事業は、「中学校入学を機会に改めて本への親しみや興味を持ち、心豊かに成長できるような、今後の人生の宝となる本を贈る事業」と記載があるが、選定した16冊がその目的を達成する本という認識か。 【西田館長】 そう思って選定している。 【副委員長】 学校から最近の本の貸出しの傾向等、情報を共有しても良いかもしれない。 【田中委員】 子どもたちは、先生や親が選んだ本を並べられても読みたがらないが、友達が読んでいたとか、友達が面白いと言っていたとなれば読みたいという気持ちになる。小学校高学年や中学生になると、本を読む子どもは本当に良く読み、学校の新聞でも何冊読んだというような順位が掲載されたりもする。選定された本に、ここが面白い、ここが感動するというような一言で良いのでコメントがあると子どもたちが手に取るきっかけになるのではないか。 【谷田部委員】 本屋にも本の紹介やコメントが掲載してある。 【五十嵐委員】 Amazonのレビューといったイメージだと思う。 【副委員長】 市民参加として、読書が好きな子どもたちを集めて一緒に選定してみるのも面白いと思う。 【猿谷委員】 子どもでなくても司書の方のコメントでも良いと思う。言葉が添えてあるだけでその本を読んでみようというきっかけになる。サードブック事業の一人当たりの本の予算額はどれくらいか。 【西田館長】 約1,500円になる。 【五十嵐委員】 選定図書を増やすのが難しい理由は、贈呈会で直接本を手に取って選んでもらいその場で本を渡す仕組みにあると思うが、サードブック事業では直接選んでもらうのではなく、本のリストから選んでもらうような仕組みはどうか。またその場で渡すのではなく、後日渡すという仕組みは考えられないか。 【西田館長】 現在は直接本を手に取って、現物を見て選んでもらっているため、これ以上選定図書を増やすのは準備の関係上難しい。本についても、その場で渡してあげたいという気持ちで事業を実施している。 【谷田部委員】 図書館の考えは理解できる。一つの本を読もうと思うきっかけとして、実際に本を手に取って、その本の背表紙から興味を持つということもある。例えば、「アルジャーノンに花束を」という本があるが、背表紙がきれいな花束の絵になっていて本を手に取ってみると、実は内容はSF小説になっている。読む本を選ぶときにこういった意外性が面白かったりするが、こういった思いは直接本に触れないと分からない。 【猿谷委員】 贈呈会では図書館で貸し出している本を展示すれば良いのではないか。 【西田館長】 図書館として、選定した本は子どもたちが直接手に取って、現物を見て選んでもらえるように準備しておかなくてはいけない。一部の本は購入して新しい本を用意してある、一部の本は図書館の貸出し用の本を用意してある、一部の本は現物がなく本の紹介のリストが置いてあるといったようなことはできない。 【副委員長】 これまでの委員の発言からも、サードブック事業についてはブックスタート事業とセカンドブック事業とは少し区別して考えてもらうと良いと思う。昨年度から開始した事業ではあるが、選定基準や選定本の冊数等、改めて検討してほしい。また、サードブック事業の贈呈会は市民センター地下ホールで行っているが、本を受け取りに来た子どもたちに対して、図書館ツアーのような誘導や、図書貸出券の登録案内を併せて行ってはどうか。子どもたちに実際に図書館の中を見てもらうことで、また今度図書館に来てみようというきっかけにもなると思う。 【西田館長】 図書館内のスペースの問題で、地下ホールを借りて本を渡している。また、本を渡す際に図書館の利用案内や図書貸出券の登録案内も併せて行っている。 【副委員長】 当日に登録した人数を把握していれば教えてほしい。 【西田館長】 把握していない。 【副委員長】 贈呈会時に登録した人数を把握しておけば、図書館を利用してもらうきっかけにも寄与する事業としての効果の指標にもなる。 【田中委員】 アンケートは学校から子どもに渡したのか、それとも保護者会等を通じて保護者に渡したのか。方法によって回収率は変わってくると思う。 【西田館長】 アンケートは学校にお願いしているため把握していないが、おそらく子どもに渡している。
(担当部署職員退席) ●こまえ元気わくわく事業【地域活性課】 【志村委員】 個人事業主が市外に住んでいるが市内で営業している場合、市都民税の納付先は市外になるが、そういった事業者も応援するのか。 【猿谷委員】 市内の商業が活性化することで、良いお店を市民が利用できる、住民サービスが向上するということを考えれば、市内在住の事業者に限定する必要はないと思う。 【栗山委員】 事業目的は税収ということではなく、地域振興や地域活性化にある。 【委員長】 コンテストの効果が一過性で終わってしまってはもったいない。商店街で催しや福引を行うとその期間だけ客は増えるが、翌週になると客は一気に減るというような話がある。個々のお店がコンテストをきっかけとして来てくれた客に対し、どのようにしてまた来てもらうかを努力しないといけない。 【田中委員】 お店側の努力が足りないと感じるが、地域活性課に対応を求めるのは違うと思う。 【谷田部委員】 そういったアドバイスは商工会になるのではないか。 【五十嵐委員】 現状商売にそこまで困っていないため努力をしないと推察できる。 【猿谷委員】 市内の飲食店は閉店しているのか。 【委員長】 閉店したお店もいくつか思い浮かぶ。 【猿谷委員】 とても良い事業だが、市だけではなく、何らかの形で市民等の外部の人も交えて実施できると良いと思う。農家ともこれまで以上に連携することで商業だけでなく、農業の活性化にもつながる。また、受賞したお店へのフォロー、宣伝はぜひ行ってほしい。 【五十嵐委員】 狛江産野菜の「安心・安全さ」をPRできると良い。 【田中委員】 受賞店は独自に宣伝している。 【五十嵐委員】 受賞したら駅にポスターを貼るとか、市役所庁舎に大きな垂れ幕を掲げるとか、お店へのフォローを工夫してほしい。 【谷田部委員】 実行委員会形式の方が自由な発想で事業が実施できると思う。 【副委員長】 地域活性課が事業の全てを行うのではなく、周りを巻き込んで実施することが望ましい。市内のキーパーソンとなるような人を育てたり協力をお願いする中で、コンテストが実施できるととても良い。 【五十嵐委員】 将来的には狛江市は主催ではなく、商工会が主催で狛江市は後援という形で実施できると良いのかもしれない。 【藤井委員】 市内に学生が出入りしているような大学、または市と大学で包括協定を結んではいないだろうか。そういった学生も交えてテーマを検討してみるのはどうか。 【谷田部委員】 狛江駅前に明治大学の寮がある。また慈恵会医科大学が近くにある。 【五十嵐委員】 東京農業大学が近いので市内で一人暮らしをしている学生が多いかもしれない。 【猿谷委員】 専修大学も近くにある。 【藤井委員】 慈恵会医科大学と「健康」をテーマに取り組んでも面白いと思う。 【委員長】 狛江フェスティバルではないが、民間も巻き込んで実施できると良い。また、受賞したお店へのフォローはぜひ検討していただき、参加店のやる気の向上、参加店及び参加者の増につなげてほしい。
●子ども読書啓発事業(ブックスタート事業・セカンドブック事業・サードブック事業)【図書館】 【五十嵐委員】 サードブック事業について、直接本を手に取って選んでほしい気持ちは分かるが、現在の16冊からもう少し子どもたちが選ぶ幅を広げてあげてほしい。 【谷田部委員】 図書館が直接手に取って選んでもらうことを大切にする気持ちは理解できる。 【猿谷委員】 子どもたちに本を直接手に取って、自分が読みたい本を選んでほしい気持ちもあるが、16冊は少ない気もする。選定図書について、司書の推薦とは別に、子どもたちのアンケートや要望等からも選定されていると良いと思う。 【副委員長】 選定基準をはっきりさせる、または選定に子どもの意見を反映させる、冊数を増やす等の工夫をしてほしい。本を直接手に取って選んでもらう方法は良いとしても、冊数を増やせない理由が当日配布にあるのだとすれば、本を手渡すのは後日で良いのではないか。現状どうしても本を配布することが目的の事業に感じてしまう。贈呈会についても図書館の中を案内したり、もう一工夫加えることで、また図書館に来てもらう仕掛けがほしい。図書館の利用案内を渡すだけでなく、もう一歩踏み込まないと子どもたちには伝わらない。 【猿谷委員】 図書館の中に入ってもらうことで、一度来た場所だからまた来ようと思う子どももいると思う。 【田中委員】 サードブック事業は当日に渡すことにこだわらなくても良いと思う。それが理由で選定図書の冊数に制限があるということであればもったいない。 【五十嵐委員】 当日に渡せなくても、そこまで期間がかからずに渡せるのであれば仕組みとして問題ないと思う。Amazonでも翌日には届く。 【委員長】 事業効果は本の配布数ではなく、配布後の子どもたちに与えた読書への影響にある。きちんと調査し、把握してもらいたい。 【猿谷委員】 贈呈会を行う際、図書館での本の探し方を教えてあげるとか、何か仕掛けがあるとまた図書館に来たくなると思う。 【谷田部委員】 自発的な読書、図書館利用につなげるためにももう一歩踏み込んでほしい。 【副委員長】 贈呈会と併せて、子どもたちへの講習会をするだけでも違うと思う。 【田中委員】 講習会では子どもから子どもに好きな本を語ってもらうのも良いかもしれない。 【委員長】 サードブック事業に意見が集中しているが、ブックスタート事業とセカンドブック事業についてはどうか。 【田中委員】 ブックスタート事業は、本を介して親子が触れ合うきっかけにもなりとても良い。 【猿谷委員】 セカンドブック事業もサードブック事業と同様、選定を工夫してほしい。 【副委員長】 ブックスタート事業も本の配布数という活動指標だけではなく、成果指標をアンケート等できちんと把握し、市民にPRしてほしい。 【志村委員】 感想文コンテストを開催してはどうか。 【猿谷委員】 感想文を書かなければとなると子どもは本を読まないと思う。 【田中委員】 子どもたちも頭が良く、感想文に正直な気持ちを書くとは限らない。例えばつまらない本だと感じても、感動したとか素晴らしいと書いた方が先生の評価が高い。 【副委員長】 今はインターネットで検索すれば見本となる感想文がいくつも見つかる。 【谷田部委員】 感想文を書かせれば本を読むというのは昔の発想なのかもしれない。 【田中委員】 今の中学生は部活だけでなく、ゲームやスマートフォンもあるため読書の時間の確保は大変だと思う。 【委員長】 きちんと事業成果は把握してほしい。 【猿谷委員】 来年の2月の「提言に対する検討結果」の報告の際に、サードブック事業の効果を報告してもらいたい。 【事務局】 サードブック事業については、来年の2月には平成28年度配布対象の子どもへの最終的な本の配布数は決定しているため報告ができると思うが、事業効果については28年度に開始した事業であり、すぐに効果が出るものではなく、何年か継続して取り組んだ後に効果が出るものと担当課も考えていると思う。 【猿谷委員】 平成28年度に配布した子どもへのアンケートを実施し、事業初年度としての課題等を見つけ、今後参考にしてほしい。 【藤井委員】 図書館の取組みについて、市民へのPRをもっと充実させてほしい。 【副委員長】 従来の価値観にとらわれていると感じる。事業を広く周知することや、市民や子どもの意見を取り入れた本の選定は検討してもらいたい。毎年度同じ事業の繰り返しではまずい。 【五十嵐委員】 図書館から一冊、気に入った本や読みたい本を借りてきてもらうような授業があれば、読書や図書館利用のきっかけになるかもしれない。 【委員長】 他にないようなので、以上で第4回の外部評価委員会を終了する。 |
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その他
| 二次利用可否 | 不可 |
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